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若潮マラソンの新しい楽しみ方

2015年01月28日 | ランニング日記
1/25若潮マラソンが開催されました。

我、四ツ谷走Run会!!、および走援隊も参加しました。



私は、膝を痛めて治りかけの状態でしたので、無理はせず、完走を目指さず、
「Take it easy!」の精神、「道草」の精神
で独自のゴールを目指しました。

こんなことやったのは、おそらく歴史ある35年の若潮マラソン大会で俺が初めてではないでしょうか?


若潮マラソンのコースは工夫次第で、無理せずゆとりある楽しみ方ができるんです。

その理由と内容を説明します。
コースは大雑把にみて『の』の字の形をしています。




ですから、ユックリ10キロ走って、休暇村で温泉に入って、ビールでも飲んで33キロ関門の回収バスに乗って会場に戻ればいいわけです。なかなかの好条件がそろっています。

決して、不謹慎だなんて思わないでください。
(苦情があっても拒絶いたします。)

『頑張れ!』とか、『○○しなきゃならない!』とか言われると逆をしたくなる天邪鬼な俺なのであります。

走ることで人生哲学を学ぼうなんて気は全くなく、
誰にも迷惑かけなければ、他人は気にせず、どんな走り方をしようと楽しめばいいじゃねぇの、
と思っている自分なのです。
--------------

ということで、実行してみました。

まず、スタート前に無料の御汁粉と豚汁を頂きました。


御汁粉コーナー


豚汁コーナー

最初から完走なんて気がないので、ジックリ味わうことができました。
トイレに行きたくなるとか、塩分や栄養を気にしたりとか、全くなし!
もう、完全にお祭りの露天商での買い食い感覚!

うめぇえ!



スタートするポジションは最後尾にしました。


ガラガラな最後尾

前の方はこんな感じでビッシリ並んでます。

最後尾に並んだのは初めてなんですが、最後尾というのは大会を楽しもうと思っている方が多く、『楽しく走るぞ』的なハイテンションな雰囲気があります。
人はまばらなんですが、周りも笑い声が絶えません。
相当に走りに余裕のある人、変装パフォーマンスを観客に見せながら走る人、キャキャッいいながら友人と走りたい人、そんな人が多いように思います。
(消防士のかたも最後尾に並んでました。この方、消防服を着て重装備なのに多分4時間半ぐらいでゴールしてると思います。
私も消防団で消防服を着ることがあるので、その重さを十分熟知してます。
おそるべし、消防士!


もう、トロトロ走りました。
できるだけ、膝に負担かけないようにです。
8分/キロぐらいだと思います。

いつのまにか、俺の後ろには最終ランナーを確認する白バイが付いてきておりました。
まるで、トップランナーのようです。
(表題の写真、白バイが写ってないのが残念ですが、すぐ後ろにいます。この写真は偶然に会った大学の先輩が撮ってくれたものです。)

まあ、それでも私より遅くなる人はいるんですね。
トイレに行った人、遅刻してスタートした人、最初は力んで出たが、すぐへたばった人、等々

そうそう、「遅いから大変なんだろうなぁ」と思って道端の応援の人が俺に懸命に声をかけてくれました。
「水飲みますか」、なんて言ってくれる人もいました。



海上自衛隊館山基地前の折り返し地点ではこんな感じ。

ほとんど人がおりません。



そのうち、自転車に乗りAEDを背負った救急ボランティアの人が心配して声をかけてくれます。
『大丈夫ですか? 頑張ってください!』

こちらも手を挙げて余裕で答えました。



そうこうするうちに、あっという間に休暇村に到着
いつもは、ここまでシンドイのですが、気楽に来たせいか、早く来てしまったという感じです。


でも、膝の具合を考えると丁度良い距離であったと思います。
これ以上走ったら、治りかけの膝を痛めてしまうでしょう。



休暇村の温泉は12時半からでした。
まだ、1時間ほどあります。
そこで、予定変更して先にビール、と持参したナッツ類で軽く一人打ち上げを…。
 

外の景色はこんな感じ

景色を眺めながらボーっとしてました。
無我の境地です。

2本ほどユックリ飲みました。
いつのペースならあっと言う間ですが、ユックリ、ユックリ

時間となり、風呂にはいりました。




まずは、足を冷やしてアイシングをし、それから露天の湯船へドップリと。
風呂に入りながら思いました。
これは俺の旧東海道ランニング「東海道膝痛シ」と同じ走り方だと。

風呂出てからはレモンサワーを軽く飲み、33キロ関門の回収バスで会場に戻ったのでありました。




如何でしょうか、こんな若潮マラソンの新しい楽しみ方。
フルマラソン直前で体調がいまいちだったり、別の大会に照準をあわせているために調整ランとしたいと思ったりしている人結構いると思うのですが、そんな人をうまく呼び込んだら休暇村面白いこと出来るんじゃないですかね。
コース上で立地がとてもいいところにあるから、そこそこ儲けられるとおもうんだけど…。

気に入ったら、来年どうぞ。



当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
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