前回、書きました通りヨード制限食も無事にこなし、
予定通り4/8に入院 4/14に無事退院してきました。
退院後、既に早1週間が経ってしまいましたが、痛くもかゆくもなく「本当にアイソトープ治療をしてきたのかな」と思えるほど変化の感じられない現状でして、いまところ「こんなもん」というのが正直な感想です。
アイソトープ治療後、3~4ヶ月後に一時低下症症状が出るそうですが、すぐに元に戻り効果は概ね半年~1年かかるので、今はまだ何の変化もない状態です。
治療と言ってもただカプセルを飲んだだけで、1週間にしては高い料金を支払ってきました。
まっ、ほとんどがアイソトープカプセルとその管理費用が大半かと思いますけどね。
最初、ネットで調べてもリウマチ+バセドウ病+アイソトープ治療で検索してみても全くヒットせず、症例数が少ないのかな?とちょっとした緊張感もありましたが、今回治療を受けてみて何かが違うということもなかったと思います。
入院前からバセドウのお薬を切って甲状腺ホルモン値が上昇してしまうのもみなさんと同じですし、入院当日に検査がいっぱいあって、検査・治療スケジュールも他のバセドウ病のアイソトープ治療の患者さんと全く同じでしたから。
まぁ、アイソトープカプセルの濃度?容量?はそれぞれ病態や吸収率などで異なるとは思いますが、基本的にすることは同じでした。
あえて違うとすれば、普段リウマチ関連で多くの薬を使用していることや他の合併症を持つことで、注意人物になるかも知れませんが、それは医師や看護師側のお仕事であってなっち自身に体調の変化はありません゛した。
この変化の無さは、同部屋のみなさんも同様で、バセドウ病のアイソトープ治療の患者さんばかりで、みなさんも体調に大きな変化もなく、お蔭様で和気あいあいの入院生活を送れたことは有り難いことです。
リウマチ患者としては困ったことは、治療ではなく物理的問題だったかも。
例えば、アイソトープ管理病棟なので、病棟ドアがレントゲン室のドアのようにぶ厚くて重いあの手のドアなんです しかも、二重ドアで(/≧◇≦\)あちゃ~
それを減圧しているのかな 引っ付いているかのようでめっちゃ重いドアだったんです。
また、院内は病院指定の普通のスリッパで、管理病棟内は使い捨てスリッパとそれぞれ履き替えなければならないことです。
こればっかりは、アイソトープ管理病棟なので仕方のないことですけど、リウマチ患者としてはつらい重いドア&スリッパでした。あせヾ(^^;)ノヾ(;^^)ノあせ
スリッパって、リウマチ患者には痛いし歩き難いし、また履き替えのたびに腰を折らなければならないってのも腰の悪いなっちにはツラいことで、これは他の患者さんにも上げ下げをお手伝いしていただきました。(謝々)
なっち的に気がついたことでは、リウマチだから…というよりは身体障害など身体状況によっは不自由なところも結構あるかも…と感じました。(リウマチでも身体状況は全く異なりますから。)
甲状腺専門の病院で、甲状腺疾患は基本的に身体障害はないですから、病院スタッフもその辺に不慣れなようで、どう不自由なのかひとつひとつ具体的に説明&申し出ないと伝わらない、その覚悟は必要かもしれないですね。
最初に、「シャワー室に介護用の椅子を用意してほしい。」とだけお願いしました。
脱衣所の着替えのときも椅子は必要なので。
しゃがめないから、ちっちゃいお風呂用の椅子ではなく、高さのある介護用のお風呂椅子をね。
シャワー室に関しては、椅子も用意してもらえたので問題はなかったのですが、他のことで細々となっちには不自由なことがあるんだなと、入院してみて気がつきました。
なっちの病室では、キャスター付きのサイドテーブルではなく、ベッドフェンス(柵ともいう)を立ててそこにテーブル板を渡してサイドテーブルにして、食事もそこでいただくというシステムでした。
床頭台には、引き出すテーブルもあるけれど、ストッパーがないためお膳を置くと危ないからとの理由だそうです。
しかし、このベッドにお座りして食事をする体勢がなっちには困難なことなのでした。
足が折りたためないため足を投げ出して座ることになるのですが、近年のなっちは常時腰にコルセットをしているので、足を投げ出して座ると反っくり返りそうで、この体勢がキツかったのです。
これは看護師に相談して、なっちだけ椅子に腰かけ床頭台の引き出すテーブルで食事したのでした。
食事くらい、リラックスしていただきたいですもんね。
就寝時には、このテーブル板もベッドフェンスから外すので、毎日テーブル板を上げ下げしなければならないっていうのも、本音も言えばこれもリウマチ患者には嬉しくない作業よね…。
もしかすると、リウマチ+バセドウの入院患者って今までほとんど居なかったかも知れないですね。
余談ですが、ベッドフェンス関連で他に気がついたことが幾つか…。
両サイドのベッドフェンスを立てた状態のまま横になってしまうと、なっちは起きれないことを発見
家のベッドにはベッドフェンスなんてないし、起きるときもヘッドから足を降ろすことで起きることが出来ていたので、ビックリでした。
また、ベッドの乗り降りも足が折りたためないため、ベッドフェンスに足が引っ掛かり乗り降りが非常に不便ということも発見(ベッドフェンスの幅が長いように思えますが。)
今回、入院してみて自分の身体ながらビックリでした。
驚く発見をしつつも、体調に変化もなく、総じて楽しい入院生活でした。
今後は、依然と高かった抗体(TRAb)がどう下がっていくか、期待&注目していきたいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます