先日、オークションで格安リフト券を探していた時、妙高杉ノ原のゴンドラとリフトの1回券が出ていた。
通常ゴンドラ1000円(シニア500円)+高速リフト500円(シニア400円)であるが、合わせて500円。
以前から三田原山のバックカントリーを一度やりたいと思っていたので、落札して準備をしていた。
基本的に休日はあまり動かないようにしているが、昨日の降雪直後の上、絶好の好天気の予報。
一昨昨日、赤倉観光へゲレンデスキーに行ったばかりだが、ほぼ同じ道を再び行くことに。
ゴンドラは8時から稼働しているが、第3高速リフトが9時30分からなので、ゆっくり出発。
7時10分自宅出発、現地9時着。約80km。 何と休日は駐車料金が有料で300円。
以前は全日無料だったはずだが、定年退職の翌年の3年前から変わったとのこと。
準備を済ませ、好天気の休日で10分程度の乗車待ちの列から、お一人様用の列で9時20分ゴンドラ乗車。
ゴンドラ降場付近にはガスが掛かり、天気予報が外れたかと少し心配しながら、第3リフトへ乗り継ぐ。
ゲレンデトップに上がる頃には青空が見え始め、バックカントリーへ出掛ける人も大勢準備をしている。
レギュラースキーにハードブーツ、シール+クランポンをセットし、10時05分ハイクアップ開始。
歩きだして10分もすると、もう既に暑くてアウターと防寒手袋を脱ぎ捨てる。
最初の斜面をトラバース気味に稜線へ上がり、2300mのピークを目指す。
結構な急斜面であるが、補強改造クランポンのお陰で、何の問題もなく登坂出来る。
しかしその分、多少重量が増えており、脚の上げ下げが重く、心臓がバクバクする。
すっかり天気が回復。雲海もあり素晴らしい眺望に何枚も同じような写真を撮ってしまった。
登り始めて1時間30分、2300mピーク。突然に目の前に妙高山が現れ、感激。
セルフで記念撮影をし、三田原山の頂上へ向かう。フラットな外輪山歩きなので歩き易いが、風が強い。
ゲレンデトップから2時間20分ほど、三田原山頂上。 表示も何もないので、見過ごしそう。
雪庇に気を付けながら写真撮影。 あれだけ大勢が登っていたのに、ここには誰もいない。
風が強いので木陰に入って昼食。 10分ほどで早々に済ませ、2300mピークへ戻る。
シールとクランポンを外し、ブーツを締め直して滑降下山へ。
どのルートを取るか迷いながらも、ゲレンデへ戻ってリフト1本分を滑ることに。
滑り始めて、新雪のフカフカにレギュラースキーが30~40cm沈み、上手くコントロール出来ない。
何度か転倒、起き上がるにもストックが沈み込み、力が入らず往生する。
春の腐れ雪なら何とか滑れるが、新雪フカフカは今の技量ではとても無理。 ファットスキーも欲しいなぁ。
どうにかゲレンデトップまで戻り一休み。その後ゲレンデを滑降、もう1回リフトで上がり駐車場まで戻る。
片付けをしながらお湯を沸かし、コーヒーで一服。 帰りに小布施を通るので、お土産用に予約の電話をする。
しかし通話途中で電池切れ。充電して掛け直すのも面倒なので、16時ぐらいならまだ大丈夫だろうと帰ることに。
15時10分現地発。16時小布施「香味庵」に寄り「福栗」をゲット。前に何回も品切れになっていたことがある。
菅平を越え17時05分無事帰宅。 バックカントリーという訳に行かなかったが、充分冬山歩きが楽しめた。
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