なわて仮説サークル

 仮説実験授業の話題を中心にいろいろなことが毎回話題に上がっています。ぜひ,参加してください。

2008年10月号

2008-10-24 21:36:33 | ノンジャンル
 〈10月18日(土)13:30~17:00 たかつガーデン〉

[参加者]
渡辺慶二、音田輝元、水口民夫、笠井亮、岡部智子、山本良則、
藪木智子、永岡修、中岡俊晃、森下貴夫、畑中真一、坂尻由美子、
岡田和成  13名

□畑中真一「スライム時計開発物語」
 スライム時計の資料を持ってきました。ホースをジョイントに使い、中に入れるスライムも普通のとは割合が違います。教室では、インテリアに使っています。


□笠井亮「《三態変化》を終えて」「わくわく理科」
 《三態変化》が終わりました。授業書をやるのは心地よい。評価もよかったです。しかし、普通の授業では5クラス中4クラスはなんとかできるのですが、1クラスはかなりしんどい状態にあります。

□岡田和成「《世界の国旗》授業記録」
 運動会が終わってすぐに始めました。次の時間には前の授業記録が出来上がるように心がけています。「十字の国旗」や「三日月の国旗」「同じ国旗」探しで盛り上がりました。理由などを発表する子は少ないけれども、淡々とすすめています。

□坂尻由美子「《トルクと重心》のすすめ方」
 今回は1部、5部、2部、6部とすすめました。以前は2部の数字がはっきりと出る授業書どおりのやり方をしていたのですが、今回は斉藤裕子の↑のついた選択肢でやりました。なかなかよかったです。

□岡部智子「モルQモルカにはまっています」
「先生のことみんなすきやで!」
 事務の人に言われサッカーの試合を見学にいきました。すると、なつかしい子どもたちの出会いました。それもとてもたくさん。「今までで先生の担任の時が一番楽しかった」と言われ、とてもとてもうれしかったです。

□渡辺慶二「学力テストに関して」「あなたはどう考える」
 新聞の切り抜きを持ってきました。秋田県教育長も大阪大教授も「学力テストは税金を使ってやったのだから公表すべき」など、いいことを言っている。全面的には賛成できないが。老人ホームの職員に、教育に関して質問されることも多いです。答えるのに困るときもあります。

□水口民夫「ネオジム磁石の実験」「Xへの手紙」
 「容疑者Xの献身」でネオジム磁石の実験をしていました。鉄球3こをならべ、他の1つを転がすと外側の球だけがはじかれます。しかし、ぶつかる球をネオジム磁石に変えると、はじかれるスピードが増します。また、アクリルの筒では、ネオジム磁石は普通のスピードで落ちるのに、アルミの筒では、ゆっくりと落ちます。これは、渦電流が関係しているようです。
 「Xへの手紙」という道徳のミニプランも開発中です。辻仁成の本からつくりました。

□音田輝元「《いろいろな世界地図》」「こころの天気図」
 10月の参観で3年生と《いろいろな世界地図》をしました。大人も最初のスウェーデンとナイジェリアの面積の問題は知らないので、参観向きだと思います。

報告
今月は井上直之さんの教え子である山本良則君が初参加でした。彼は高校の数学の先生。井上さんに2年間ばっちり仮説をしてもらったようです。その中で彼が一番印象に残っているのは《宇宙への道》だそうです。エベレストの問題に感動したようです。現在は商業高校で、仮説をやれそうな雰囲気であるので、ぜひ実践してほしいですね。

                          記録 岡田 和成
今後の予定
  11月はお休み。(高槻の会のため)
  12月20日(土)  上本町 たかつガーデン 13:30~