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●定例会=2019年12月21日(土) 午後2時~6時
●会 場=四條畷学園小学校科学準備室
●参加者(16名)
渡辺慶二(豊年福祉会相談役)
西村寿雄(科学読み物・地学研究)
音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
岡部智子(高槻市小学校3年)
宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
畑中真一 (枚方市小学校・教務・図工)
岡田和成(大阪市小学校・6年)+息子さん(小3)
永岡 修(四條畷学園小学校3年)
中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)
雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
雁金美佐枝(自称「家政婦」)
笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校非常勤講師)
北村 修(枚方市小学校2年)
水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
<資料発表内容>
★渡辺慶二(豊年福祉会相談役)
相談役として毎日ホーム(高齢者介護施設)に行っています。たくさんのお年寄りに楽しんできてもらうことが一番の喜びです。「例会に来るのが一番楽しい」という言葉に勇気づけられました。ぼくも同じです。
★西村寿雄(科学読み物・地学研究)
〈カルシウムと石灰石〉という授業プランの体験をしました。カルシウムは金属ですが,空気中の窒素や酸素と結びついて金属のキラキラがなくなってしまいます。カルシウムを水の中に入れると反応して気体(水素)を出して水酸化カルシウムに変化します。そこにフェノールフタレインを入れると見事に赤紫に色が変わります。つまりアルカリ性になったのです。科学読み物「石灰岩と鍾乳洞」の紹介もしていただきました。沖縄は半分は石灰岩の島だそうです。近々沖縄の石灰岩の観察に行かれるそうです。報告が楽しみです。「もしも地球の中が見えたなら」という西村先生が作られたプランの実験授業(愛知・高校・岸勇司さん)の報告もありました。
★音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
高大で板倉学の楽しさを少しでも多く人に伝えるためにさまざまな活動を続けています。「教室日記<こころの天気図>」には,「勉強が好きな子を育てるには〈勉強が面白い〉という体験をたくさんさせることです。〈こういう勉強をすると楽しくやる気がする〉という体験をさせることで」という板倉先生のことばが引用されています。来年度は「堺・子ども科学実験教室(通称「堺・プラザ」)」(全14回)が新しく始まります。ぼく(水口)も4回授業させてもらえることになりました。 音田さんは, 次から次へと「たのしく科学を学ぶ場」を広げていっています。
★畑中真一 (枚方市小学校・教務・図工)
「浮世絵砂絵」をやりました。『たのしい授業プラン 図工・美術』を読んでいてやりたくなったそうです。6年は2学期の最初から中西康さんのプラン通りにスタートしました。「細かい所をやるのは難しかったけど,無事に出来てよかったです! 砂と他の色の砂を合わせるととてもキレイな色になってうれしかったです。5・ 5」という感想がありました。「浮世絵砂絵」のあと, 黒田康夫さんの「木彫木箱」のプランを始めました。授業時間確保のために始業式の次の日から6時間授業を行ったり水曜日はほとんど6時間授業になったりして12月の段階で高学年でも標準時数を70時間近く上回る状態になっています。そのため5年の理科専科の先生にお願いしてあまりの時間に≪もしも原子が見えたなら≫を代わりにやらせてもらいました。子どもたちの評価もよくて校長からも「子どもたちは普段の授業では寝ていたり,面白くなさそうですが, この原子の授業だけは目が生き生きとしていて,とても盛り上がっています。いい授業をありがとうございます。授業改善の一環として他の先生にも伝えてください」と褒められたそうです。
★北村 修(枚方市小学校2年)
≪空気と水≫を同じサークルの中嶋先生とやりました。「とてもたのしかった」27人,「たのしかった」2人,「どちらともいえない」1人。「とてもよくわかった」28人,「わかった」1人,「どちらともいえない」1人という評価でした。「空気や水は,どういう関係なのか,しらなかったけど,このじっけんでよくわかった。先生のせつめいもとてもわかりやすかった」という感想がありました。いまは≪足は何本?≫をしています。算数では「九九マッキーノ」。体育は「公式ドッヂボール」をしています。初めての低学年の担任ですが,子どもたちと楽しくやっています。
★外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
「朝日新聞」の12月21日付の投書欄に「終戦後も疎開が続きはらぺこ」という外山さんの投書がのりました。戦争が終わっても疎開生活は続き食料事情はますます逼迫していたそうです。外山さんは地元の小学校や出身小学校で戦争体験の語り部もされています。自費出版された『学童集団疎開日記』を使って子どもたちに戦争当時のことを話されているそうです。日記にはその日の気温も書かれています。8月15日の終戦の日の気温は29度でした。
★室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)
「放射性同位体の年代測定」という資料には提案として「福島原発事故でなぜ主に幼児,小学生程度までの子どもを中心にヨウ素剤を配布されたのか調べてみよう」という研究テーマが書かれていました。さらにもっと知りたいあなたのためにという研究テーマとして「地球温暖化」について取り上げています。理科教師として幅広く生徒さんにさまざまな問題提起をしています。
★中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
上村典生さんの「あなたの夢はなんですか?」の授業を枚方市の給食指導部会で発表しました。1時間でこの授業をしたいという要望があったのでパワーポイント版を作りました。中嶋さんの思いは「子どもたちにこのプランに出てくる子どもがいる世界の状況の背景や政治について考えてもらいたい」ということです。
★笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校 非常勤講師)
資料〈楽しさが伝われば〉には,ルネサンス大阪高校の通学コースの仮説実験授業の様子が書かれています。今回は中さんのプラン「火をあやつる」をやりました。ぼく(水口)もこのプランを体験するのは初めてです。まずはマッチで火をつけることから授業は始まりました。怖いのかどうかわかりませんが,マッチで火をつけようとしない男子の生徒さんもいました。新聞に載っていたある中学校の理科の実験で水素が爆発してけが人が出たことをきっかけに安全な水素の実験の方法を参加者で考えました。授業書≪いろいろな気体≫には水素の燃焼のことが取り上げられていますが,安全な化学実験について考えるきっかけになりました。
★岡部智子(高槻市小学校3年)
校内の研修で「子どもと先生の笑顔のために」というテーマで仮説実験授業のことをレポートしました。岡部学級で取り組んでいる「朝の連続小説」「マッキーノ」「カルタ」「リトミック」「ものづくり」についても紹介をしました。たのしい授業をしているとけんかがなくなり,教室に笑顔が増え,意欲的に学ぶ姿を見ることができつつあるとレポートには書かれています。「キラキラ輝く子どもたちがかわいい!!」という言葉でしめくくられています。
★宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
3年前まで毎年夏休みに訪れていたオーストラリアのアデレードに10月の10日間滞在していました。そこで感じたことは世界は常に流動的に変化しているということです。宮本さんはたのしい英語教育の方法を模索していますが,学校の英語教育についていけるだけの英語環境を作るにはどうしてもお金が必要で子どもの努力だけでなんとかなることはほとんどないというのが宮本さんの意見です。宮本さんの資料を読んでそもそも英語教育はなんのためにやるのか?を考えてしまいました。宮本さんの結論は「小学校での楽しい英語授業プラン」作って実践するしかないということです。
★岡田和成(大阪市小学校・6年)
社会の時間に《世界の国ぐに》をやりました。岡田さんは「問題1」のスウェーデンとナイジェリアの面積比べの問題が好きだということですが,ぼくもそうです。この授業書は高学年の社会の時間にやるといいですね。クラスの子どもたちは「人口ベスト〇」「GDPベスト〇」「使用言語ベスト〇」を予想する問題も楽しんでくれました。子どもたちは初めて知ったことが多くて,びっくりしていたようでした。図工では「江戸いろはかるた」の切り絵の製作をしました。いままでやったなかで一番の出来だったようです。学期末はクリスマスのホップアップカード作りやべっこうアメ作りなどを楽しむそうです。
★雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
「カリーの4年科学通信」には≪花と実≫の授業の様子が書かれています。キュウリやカボチャの「おばな」と「めばな」の問題には〈チャレンジクイズ〉ものっていて興味をそそられます。キンモクセイの花は雄花で雄の木に咲いていますが,日本には雌の木はないそうです。ではどうやって増やしているのでしょうか?
★雁金美佐枝(元・四條畷学園小学校 現・自称「家政婦」)
渡辺先生が例会に来られるときはいつも美佐枝さんの車でいっしょに来てもらっています。来年の1月25日(土)に学園の「授業を見る会6」で≪電池と回路≫を2年の教室でします。ぼくも毎年参観に行かせてもらっています。
★永岡 修(四條畷学園小学校3年)
学級通信「笑顔で元気」には≪溶解≫の授業の様子が紹介されています。9月から3か月間,30時間かけてやりました。これだけの時間をかけてじっくり仮説実験授業に取り組めるのも学園のすばらしいところです。永岡さんが中心になって来年1月25日に仮説実験授業を見る会が行われます。永岡さんは≪磁石≫,雁金隆さんは≪三態変化≫(4年)を
します。1日に3時間も仮説の授業が見学できるのはうれしいことです。
★水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
「日本の青年の意識をさぐる」という問題集を作りました。「あなたは自分を大人だと思うか」「将来の夢をもっているか」などの質問を日本の18歳の若者にしたところ世界のほかの国に比べて「はい」と答えた割合がたいへん低いかったことに驚きました。その理由についてみなさんで議論しました。板倉さんの次の言葉がその理由を物語っていると思います。「多くの若者を見ていると「妥協したくない」ことが先行して、少し困難にでくわすとすぐに理想を捨ててしまうことが多いようです。理想を捨ててしまえば妥協もなにもなくなってしまいます。問題は妥協しても理想を捨てない
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●定例会=2019年12月21日(土) 午後2時~6時
●会 場=四條畷学園小学校科学準備室
●参加者(16名)
渡辺慶二(豊年福祉会相談役)
西村寿雄(科学読み物・地学研究)
音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
岡部智子(高槻市小学校3年)
宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
畑中真一 (枚方市小学校・教務・図工)
岡田和成(大阪市小学校・6年)+息子さん(小3)
永岡 修(四條畷学園小学校3年)
中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)
雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
雁金美佐枝(自称「家政婦」)
笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校非常勤講師)
北村 修(枚方市小学校2年)
水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
<資料発表内容>
★渡辺慶二(豊年福祉会相談役)
相談役として毎日ホーム(高齢者介護施設)に行っています。たくさんのお年寄りに楽しんできてもらうことが一番の喜びです。「例会に来るのが一番楽しい」という言葉に勇気づけられました。ぼくも同じです。
★西村寿雄(科学読み物・地学研究)
〈カルシウムと石灰石〉という授業プランの体験をしました。カルシウムは金属ですが,空気中の窒素や酸素と結びついて金属のキラキラがなくなってしまいます。カルシウムを水の中に入れると反応して気体(水素)を出して水酸化カルシウムに変化します。そこにフェノールフタレインを入れると見事に赤紫に色が変わります。つまりアルカリ性になったのです。科学読み物「石灰岩と鍾乳洞」の紹介もしていただきました。沖縄は半分は石灰岩の島だそうです。近々沖縄の石灰岩の観察に行かれるそうです。報告が楽しみです。「もしも地球の中が見えたなら」という西村先生が作られたプランの実験授業(愛知・高校・岸勇司さん)の報告もありました。
★音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
高大で板倉学の楽しさを少しでも多く人に伝えるためにさまざまな活動を続けています。「教室日記<こころの天気図>」には,「勉強が好きな子を育てるには〈勉強が面白い〉という体験をたくさんさせることです。〈こういう勉強をすると楽しくやる気がする〉という体験をさせることで」という板倉先生のことばが引用されています。来年度は「堺・子ども科学実験教室(通称「堺・プラザ」)」(全14回)が新しく始まります。ぼく(水口)も4回授業させてもらえることになりました。 音田さんは, 次から次へと「たのしく科学を学ぶ場」を広げていっています。
★畑中真一 (枚方市小学校・教務・図工)
「浮世絵砂絵」をやりました。『たのしい授業プラン 図工・美術』を読んでいてやりたくなったそうです。6年は2学期の最初から中西康さんのプラン通りにスタートしました。「細かい所をやるのは難しかったけど,無事に出来てよかったです! 砂と他の色の砂を合わせるととてもキレイな色になってうれしかったです。5・ 5」という感想がありました。「浮世絵砂絵」のあと, 黒田康夫さんの「木彫木箱」のプランを始めました。授業時間確保のために始業式の次の日から6時間授業を行ったり水曜日はほとんど6時間授業になったりして12月の段階で高学年でも標準時数を70時間近く上回る状態になっています。そのため5年の理科専科の先生にお願いしてあまりの時間に≪もしも原子が見えたなら≫を代わりにやらせてもらいました。子どもたちの評価もよくて校長からも「子どもたちは普段の授業では寝ていたり,面白くなさそうですが, この原子の授業だけは目が生き生きとしていて,とても盛り上がっています。いい授業をありがとうございます。授業改善の一環として他の先生にも伝えてください」と褒められたそうです。
★北村 修(枚方市小学校2年)
≪空気と水≫を同じサークルの中嶋先生とやりました。「とてもたのしかった」27人,「たのしかった」2人,「どちらともいえない」1人。「とてもよくわかった」28人,「わかった」1人,「どちらともいえない」1人という評価でした。「空気や水は,どういう関係なのか,しらなかったけど,このじっけんでよくわかった。先生のせつめいもとてもわかりやすかった」という感想がありました。いまは≪足は何本?≫をしています。算数では「九九マッキーノ」。体育は「公式ドッヂボール」をしています。初めての低学年の担任ですが,子どもたちと楽しくやっています。
★外山禎彦(河内長野市・科学教育研究家)
「朝日新聞」の12月21日付の投書欄に「終戦後も疎開が続きはらぺこ」という外山さんの投書がのりました。戦争が終わっても疎開生活は続き食料事情はますます逼迫していたそうです。外山さんは地元の小学校や出身小学校で戦争体験の語り部もされています。自費出版された『学童集団疎開日記』を使って子どもたちに戦争当時のことを話されているそうです。日記にはその日の気温も書かれています。8月15日の終戦の日の気温は29度でした。
★室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)
「放射性同位体の年代測定」という資料には提案として「福島原発事故でなぜ主に幼児,小学生程度までの子どもを中心にヨウ素剤を配布されたのか調べてみよう」という研究テーマが書かれていました。さらにもっと知りたいあなたのためにという研究テーマとして「地球温暖化」について取り上げています。理科教師として幅広く生徒さんにさまざまな問題提起をしています。
★中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
上村典生さんの「あなたの夢はなんですか?」の授業を枚方市の給食指導部会で発表しました。1時間でこの授業をしたいという要望があったのでパワーポイント版を作りました。中嶋さんの思いは「子どもたちにこのプランに出てくる子どもがいる世界の状況の背景や政治について考えてもらいたい」ということです。
★笠井 亮(大阪電気通信大学・ルネサンス大阪高校 非常勤講師)
資料〈楽しさが伝われば〉には,ルネサンス大阪高校の通学コースの仮説実験授業の様子が書かれています。今回は中さんのプラン「火をあやつる」をやりました。ぼく(水口)もこのプランを体験するのは初めてです。まずはマッチで火をつけることから授業は始まりました。怖いのかどうかわかりませんが,マッチで火をつけようとしない男子の生徒さんもいました。新聞に載っていたある中学校の理科の実験で水素が爆発してけが人が出たことをきっかけに安全な水素の実験の方法を参加者で考えました。授業書≪いろいろな気体≫には水素の燃焼のことが取り上げられていますが,安全な化学実験について考えるきっかけになりました。
★岡部智子(高槻市小学校3年)
校内の研修で「子どもと先生の笑顔のために」というテーマで仮説実験授業のことをレポートしました。岡部学級で取り組んでいる「朝の連続小説」「マッキーノ」「カルタ」「リトミック」「ものづくり」についても紹介をしました。たのしい授業をしているとけんかがなくなり,教室に笑顔が増え,意欲的に学ぶ姿を見ることができつつあるとレポートには書かれています。「キラキラ輝く子どもたちがかわいい!!」という言葉でしめくくられています。
★宮本なつ江(八幡市・「英語で科学教室」主宰)
3年前まで毎年夏休みに訪れていたオーストラリアのアデレードに10月の10日間滞在していました。そこで感じたことは世界は常に流動的に変化しているということです。宮本さんはたのしい英語教育の方法を模索していますが,学校の英語教育についていけるだけの英語環境を作るにはどうしてもお金が必要で子どもの努力だけでなんとかなることはほとんどないというのが宮本さんの意見です。宮本さんの資料を読んでそもそも英語教育はなんのためにやるのか?を考えてしまいました。宮本さんの結論は「小学校での楽しい英語授業プラン」作って実践するしかないということです。
★岡田和成(大阪市小学校・6年)
社会の時間に《世界の国ぐに》をやりました。岡田さんは「問題1」のスウェーデンとナイジェリアの面積比べの問題が好きだということですが,ぼくもそうです。この授業書は高学年の社会の時間にやるといいですね。クラスの子どもたちは「人口ベスト〇」「GDPベスト〇」「使用言語ベスト〇」を予想する問題も楽しんでくれました。子どもたちは初めて知ったことが多くて,びっくりしていたようでした。図工では「江戸いろはかるた」の切り絵の製作をしました。いままでやったなかで一番の出来だったようです。学期末はクリスマスのホップアップカード作りやべっこうアメ作りなどを楽しむそうです。
★雁金 隆(四條畷学園小学校科学専科)
「カリーの4年科学通信」には≪花と実≫の授業の様子が書かれています。キュウリやカボチャの「おばな」と「めばな」の問題には〈チャレンジクイズ〉ものっていて興味をそそられます。キンモクセイの花は雄花で雄の木に咲いていますが,日本には雌の木はないそうです。ではどうやって増やしているのでしょうか?
★雁金美佐枝(元・四條畷学園小学校 現・自称「家政婦」)
渡辺先生が例会に来られるときはいつも美佐枝さんの車でいっしょに来てもらっています。来年の1月25日(土)に学園の「授業を見る会6」で≪電池と回路≫を2年の教室でします。ぼくも毎年参観に行かせてもらっています。
★永岡 修(四條畷学園小学校3年)
学級通信「笑顔で元気」には≪溶解≫の授業の様子が紹介されています。9月から3か月間,30時間かけてやりました。これだけの時間をかけてじっくり仮説実験授業に取り組めるのも学園のすばらしいところです。永岡さんが中心になって来年1月25日に仮説実験授業を見る会が行われます。永岡さんは≪磁石≫,雁金隆さんは≪三態変化≫(4年)を
します。1日に3時間も仮説の授業が見学できるのはうれしいことです。
★水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
「日本の青年の意識をさぐる」という問題集を作りました。「あなたは自分を大人だと思うか」「将来の夢をもっているか」などの質問を日本の18歳の若者にしたところ世界のほかの国に比べて「はい」と答えた割合がたいへん低いかったことに驚きました。その理由についてみなさんで議論しました。板倉さんの次の言葉がその理由を物語っていると思います。「多くの若者を見ていると「妥協したくない」ことが先行して、少し困難にでくわすとすぐに理想を捨ててしまうことが多いようです。理想を捨ててしまえば妥協もなにもなくなってしまいます。問題は妥協しても理想を捨てない
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