なわて仮説サークル

 仮説実験授業の話題を中心にいろいろなことが毎回話題に上がっています。ぜひ,参加してください。

7月例会

2015-07-19 10:01:00 | ノンジャンル
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≪参加者 10名≫
西村 寿雄/音田 輝元/笠井 亮/永岡 修/雁金 美佐枝/木村 直子
爲清 昭雄/吉田 侑樹/北村 修/石本 裕樹

音田 輝元 『教室日記<こころの天気図>(No.10~13)』
『赤パンツがやってきた』など
7月11日に行われた<法円坂子どもプラザ>の報告を中心に発表をしてくださいました。
内容は、西村先生を講師に迎えての『石ころ学とたのしい石の標本作り』でした。参加した子ども達の評価はとてもよくて、特に<キラキラ黄鉄鉱探し>では、夢中になって探し続ける子がたくさんいたそうです。
そして、7月26日は毎年たくさんの親子が参加する<法円坂子どもフェスティバル>です。7つの講座に合計で253名もの申し込みがあり、お断りをしなければならないほどだそうで…。
高大の皆さんと、なわて仮説サークルの皆さんで、今年もフェスティバルを成功させましょう!(今から、ワクワク・ドキドキしています。)

西村 寿雄 『発想法カルタ マッキーノ(コミケマッキーノ)』
『発想法カルタとその解説』
牧野 英一さんが提案された「コミケマッキーノ」を紹介してくださいました。
私も漢字マッキーノを毎日クラスで実践していて、大変お世話になっています(笑)。そのマッキーノと発想法カルタを合わせた、コミュニケーションを自然に、そしてたのしくとれるように作られた、とてもおもしろい内容のものでした。
実際に、サークルの皆さんでもやってみました。くじであたった人の<お気に入りの発想法カルタ>はどれか?そして、<その理由>は?と進めていきます。皆さんそれぞれが、たのしいエピソードをもっていて話はとても盛り上がりました!

笠井 亮 『理科教育法1 講義通信 第10~12号』
『大学生と仮説実験授業』
大阪電気通信大学の講義で、授業書≪力と運動≫の第2部前半の<慣性の法則>の続きをされたそうです。
「電車が急に加速したとき、人はどちらに倒れるか?」や「電車がまだ止まらないうちにホームに降りたら、人はどちらに倒れるか?」などの問題は、大学生も興味をもって、たくさんの意見を出し、予想が分かれたとてもおもしろい授業になったそうです。
私自身も身近な問題(電車の話)だったので、興味をもって考えることができ、<学ぶに値する問題>とはこういうことだなと感じました。
事実、学生さんの評価も5と4しかありませんでした。中には、高校時代に仮説実験授業を受けたことがあり「当時の私は、この授業を受けている中で、物理の基本原理を実験や思考により再発見することができ、感動しました!」と書かれたものもあったそうです。(嬉しいですね!)

木村 直子 『<もしも原子が見えたなら>の感想』
『簡単べっこう飴作り』など
この夏の「全国大会」への参加は、日程が合わずに断念されたそうですが、「刈谷の会」には参加ができそうだと、笑顔で語っていた木村さん。子育て中のお母さんであるため、子どもと一緒に参加ができる「刈谷の会」は、とてもありがたいとのことです。
また、銅線・ネオジウム磁石・単4電池で作ることができる「簡単リニアモーターカー」の実演をしてもらいました。一見、動かないように思えるものが、生きているかのように動くのを見ると、子どものように自然と興奮してしまいます!
ネット上では、もっと長い銅線を輪にして、ずっとグルグルと回り続ける動画が、アップされているそうですよ。

吉田 侑樹 (口頭での発表)
先日、研究会に入会された吉田さん。今日は、台風
の影響で大学が急遽休みになったため、サークルに参
加してくれました。(その意欲、素晴らしいっ!)

永岡 修 (口頭での報告)
先月のサークルで、「学園の科学教室の天井に飾られている<1億倍した時の空気中1㎥に存在する分子のイメージ模型>をリニューアルします!」と宣言された永岡さん。今日は、その模型を披露してくださいました。
その完成度の高さには、サークルの皆さんも感動していました!

雁金 美佐枝 『学級通信「いいもり」』
急な高熱が続いたクラスの子が、入院することになったそうです。そんな友達にお手紙を書こうと、一致団結する姿を見せてくれたクラスの子ども達のことを、通信にまとめていらっしゃいます。
子ども達の優しく、素直な気持ちがストレートに通信に表現されているし、何より美佐枝さんの感動した気持ち、嬉しかったという気持ちがたくさん書かれていることに、私は温かいものを感じました。(こんなクラスって嬉しいですよね~。)

北村 修 『日本の歴史 オリジナル問題集』
今担任している6年生の子ども達のために、オリジナルの歴史問題集を作った北村さん。子ども達のために、いつも本当に意欲的な取り組みを実践されています。
昨日の1学期最終日には、北村さんの代名詞とも言える<公式ルールのドッジボール>を、たっぷりとされたそうです。(そうでなくっちゃ、北村さんらしくないっ!)

爲清 昭雄 『クレーム対応を受けて』
『台風11号についての考察』
先日の台風11号は、大阪環状線を中心とした大阪圏交通網を麻痺させました。そこで、その台風11号について考察してみたとのこと。
台風の経路が、伊勢湾台風(1959年)と同じような経路だったことやスーパー台風との違いなどを、資料を用いながら説明してくださいました。

石本 裕樹 『特別な技術ではないけれど、私のパソコン活用術』
『残暑お見舞い申しあげます』など
 今回は、仮説実験授業とは少し離れるような内容だとは思いましたが、学校でのパソコン活用術について、報告しました。
 ちょっとしたメモ、教室の掲示物など何をするにしてもパソコンで作成する私。そんな普段使いしているものの中から、現職の皆さんに便利と思ってもらえそうなものをいくつか紹介しました。
 思ったより皆さんの反応はよく、「あれは、どうやって作っているのか?」とか「その入手方法を教えて!」と依頼があったので、正直ホッとしました(笑)。
 学校関係のかわいいイラストデータが無料で入手できるサイト「いらすとや」は、是非皆さんも一度検索して、イラストを活用してみてください。イラストの背景が透過されていて、とても使いやすいですよ!





≪日 時≫ 8月15日(土) 14時 ~ 17時
≪場 所≫ 四条畷学園 科学室


 今回のサークルが行われた日は、台風11号の爪痕の影響で、JR学研都市線が始発より<運転見合わせ>になっていました。そのため、JR四条畷駅すぐそばの会場の四条畷学園にたどり着けずに、残念ながら欠席というメンバーの方が多数いらっしゃいました。
まぁ、でもこればかりは仕方のないことです。そんな時でも、「どちらに転んでもシメタ」の発想法で、参加できた一人ひとりのメンバーがたっぷりと余裕をもって発表ができました。
こういう時だからこそ、議論がいつも以上に活発にされて、とても刺激が多いサークルになったように思います。