質問者:ハイル禅師 「天の命数」と言う言葉を禅師は使われます
がどういう意味なのでしょうか?
私:「天の命数」とは赤子が母親から生まれ落ちた瞬間に
自分の身に備わっている徳と劫の持ち点を言うのです
要するに赤子が母親の胎内にいる時が「先天」であり
生まれ落ちた瞬間から「後天」になりますが
大多数の人達は先天運でほぼ命式が確定しています
その「天の命数」とは何かといえば
①前世の徳と劫の数値
②現世での寿命と幸福度 に関係しており 若年死して非業な
運命になるのも劫の数値が重かったからである
例えば正月に実家に帰省した日に地震で家が潰れて
十代で死亡した少年などの例があります
人間の寿命に関わる部分に於いて決して偶然はなく見ず知らずの
通り魔に刺されて亡くなるのも天の命数の範疇なのであります
特に観音様系宗教では信者の霊障を祓ったり劫を弭化したりする
など主宰神様の面倒見がよく信者の劫が小難化されるので
天の命数が変更されて寿命が延びる訳です
最後に宗教に入信されていない人でも
地震の際に多額の献金をされたとか
神社仏閣に定期的に献金参拝されている場合
天の命数が良いように変更される事もあります
継続的に善徳を積む生き方が命数を変え得るのであります