愛をこめてって？

まだ小学生の頃、まずい紅茶を入れてしまったら、親に、「愛を込めて入れてないからよ」と言われて傷ついた覚えがあります。決して愛が足りないわけではなく、熟練していなかっただけなのに。そんなふうに、「愛情子育て」とか言って、子供との関わりに「愛を込めてしましょう」と簡単に言うけれど、愛を込める仕方とはどうすればいいかと悩む人もたくさんいるような気がします。
そんな時は、愛の言葉の代わりに、次のような言葉を入れてみればいいかもしれません。

丁寧にする 大事にする 大切にする
心を込めて集中してする 気をつけてする

「愛がない」と言われて傷ついている人はたくさんいると思います。決して愛がないわけではないと思います。そんな言葉よりも、「もう少し気をつけましょう」「練習しましょうね」 という言葉をかけてあげたいと思います。

子供を愛せない、母性愛なんてない、と思っている人も、丁寧に気をつけて子供を大事にする練習をしていけば、それがいつしか愛情ある子育てとなっていると思います。

私はというと、子供や夫を愛していないわけではないけれど、元来ずぼらなものだから、毎日「丁寧な子育て」「子供、夫を大事にする」と念じながら（！）でないと、ぐうたらの方に流れていってしまうのです・・・まだまだ愛の練習中です。

「心の一新によって自分を変えなさい。」