中古住宅を リノベしよう handy man 現場レポート

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大谷石モルタルコーティングの効果的な方法

2024年02月12日 22時42分00秒 | 工事レポート


茨城県龍ケ崎市

最近は少なかなりましたが、大谷石の土留めブロックが劣化?風化?してしまい、表面が崩れています。

このままでは外回りが倒壊してしまうのでは⁉️と心配されているようです。






積み直しが最善策ですが、コストが嵩むので、この大谷石ブロックを活かし、表面にモルタルを塗って固めます。

あなたは、大谷石🪨の表面が剥がれる原因が何なのか知っていますか?大谷石の表面には無数の穴🕳️や模様の様な色が違う部分があると思います。




その隙間に水分(雨など☂️)が入り込み、その水分が凍結と溶解を繰り返し、更に奥へ浸透する事で外側からジワジワ剥離。

石そのものが柔らかく(加工し易い)多分、風当たりも影響すると考えられます。

と、言う事は、表面をモルタルでコーティングしても、崩れ易い石の表面がモルタル部分と剥離する可能性が高いと言う事。
その為、モルタルと大谷石の密着度を高める為に、濃度の違う樹脂系接着剤を2度塗りしました。

凹凸が多い部分は最初に厚付けして硬化させ、翌日全体的になります。

表面の凸凹をフラットにする厚付けの翌日は、土留め全体の下塗りとコーナー定規の埋め込み。

これで数日モルタルの硬化&乾燥を待ちを経て仕上げ塗りを施します。
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