気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。
諸般の事情で絶賛引きこもり中。

プラモデルを作ろうかと思っている方々へ

2024-08-22 21:00:08 | 模型

これからプラモデルを作ってみようかと思っている人たちへ、必要な工具とあった方が良いもの、あとちょっとした助言

先ず必要な物はニッパー
ランナーからパーツを切り離すのに使う

写真の物はタミヤの先細薄刃ニッパーなんだけど、とりあえず安いものでOK
続けるかどうかも判らないのに、最初から高価なニッパーを買う必要は無い
何なら爪切りでも大丈夫
家族に怒られなければねw

高い物を買ってもいずれ切れが悪くなってきて買い換えなければならなくなるので、その時にちょっと良い物に買い換えれば良いだけの話




次はデザインナイフ
俺は何となくタミヤの物を使っているが、OEM元のオルファの物の方が安い
何に使うかというとゲート処理が主
パーツをランナーから切り離す時に、繋ぎ目 (ゲート) を少し残して切って、デザインナイフであらかた削ってヤスリで仕上げれば、白化も最小限に抑えられるので、素組み派には必需品




これがオルファのデザインナイフ
アルミ製のちょっと良いやつ
刃は同じ物なので、切れ味は変わらないけどね




これが替え刃
左のがタミヤで右がオルファの物




ひっくり返すと全く同じで、タミヤのシールが有るか無いかの差しか無い
値段はオルファの方が安いww




後は接着剤
これはタミヤの流し込みタイプ
これ一本で大概の状況に対応出来る




これが通称 "白蓋" と呼ばれているタミヤの接着剤
流し込みタイプとの違いは含まれている樹脂の量で、こちらの方が樹脂分が多く粘度が高い
流し込みの方が継ぎ目消しがやりやすいし、流し込みだけで大概の状況に対応出来るのでこちらは殆ど使って無い
後は瞬間接着剤と硬化剤が有れば完璧かな




後はこれ、やすりの親父
各番手があるけど、見ての通りあまり高価では無いので、とりあえず400番、600番、800番、1000番位を持っておけばOK
2つ入りでこの値段だし、歯ブラシかなんかで削りかすを掃除すれば結構長持ちするので、使ってみて自分のやり方にあった番手を補充すればOK
俺の場合600番で荒研ぎをして、1000番で仕上げてる
これ1つでゲート処理から面出しまで行える優れもの



後はカッターマットは必需品かな
机を傷だらけにするのを防ぐための物


で、ここからは有った方が良い物

先ずはハサミ
これも100均の物でOK
ただ、ちょっと小さい物の方が使いやすいかも
何に使う買って言うと、塗装時のマステを切るのに使う
なので、塗装をしないのなら必要ないかな
ああ、袋を開ける時にも使うか、俺はデザインナイフで開けてるけどww




次はゴッドハンドさんの神ヤス
有ると曲面を仕上げるのに重宝する




ご覧の通り、スポンジの厚みが違う物が有る
2mm、3mm、5mm、10mmのがあったかな
厚手の物の方が平面の研磨向き
ただ、平面はやすりの親父の方が使い勝手が良いので、薄めの物で凹部のヤスリがけをするのに重宝する




次はピンセット
これに関しては買うならそこそこの物をお勧めする
出来が悪い安物では作業効率が全然違うからね




水転写デカールを貼るなら、マークセッターは持っていて損は無い
これをデカールを貼るところに先に縫って、その上にデカールを乗せる、と言った使い方をする
後は少しだけ湿らせた綿棒で、中心から外側に押し出すように転がしながら水を抜くと、しっかり密着させることが出来る
綿棒は乾いたまま使うと、デカールが綿棒に張り付くので注意




後はトップコートをスプレー缶で吹いてやれば出来上がり


ここからはちょっとした助言
先ずは組んでみたいプラモデルを選ぶんだけど、パーツ精度が一番良いのはバンダイで、その次はタミヤ、ハセガワと続く
初心者はこの3社から選ぶことをお勧めする
ハセガワ辺りまではちょっとした加工できちんと組める

フジミとかアオシマ辺りになると、パーツの表面から加工してやらないとまともに組めない
綺麗に組むにはハードルが高い
相当な加工と綿密なパーツ合わせが必要になるので、手間が掛かり過ぎるし、腕もいるのでお勧めはしない

ガンプラならHGシリーズ辺りをお勧めする
MGやRGになるとパーツ数が格段に増えるので、ゲート処理にめっちゃ手間が掛かる
組み上げるのも複雑になるので、初心者にはお勧めしない

戦闘機などの飛行機ならタミヤかハセガワ、造形はハセガワの方が良いけど、組みやすさはタミヤが上かな
飛行機以外のミリタリー物ならタミヤ一択

マニアックな物ならKOTOBUKIYAかグッドスマイルカンパニーのMODEROIDシリーズかな
ただ、両者とも綺麗に作るにはある程度の腕が必要

で、先ずは作り上げること
多少のアラは気にせずに組み上げることを優先
出来上げれば満足感が得られて、次の作成意欲が湧く
出来上がった物を見ながら "次はここをもうちょっとこうしたい" と言う所があれば、次の作製時にやってみれば良いし、それが上手くいったら、また次への意欲が湧く

但し、挑戦するのは1つずつにする事
いっぺんに欲張りすぎると上手くいかなくて放り出す羽目になるからね
すぐに腕は上がらないし、一発で全て出来る人なんて居ない
少しずつ進歩していけば良いのだ
1つずつやっていくと、気が付けば最初の頃より上手くなっているものだ

俺だって完璧って物は未だに出来ない
それでも出来上がれば嬉しいし、改善点も見つかる
それを次に生かせば良いのだ

で、大概の物はトップコートに半つやかつや消しを、スプレー缶で吹けばアラは結構隠せるし、プラスティック感も無くなって格好良く見える
スミ入れをすれば、それだけでぐっと締まって見える
ちょっとだけでも部分塗装をすれば、また仕上がりが上がって見える
一歩一歩積み重ねていけば良いんだよ

俺みたいに不器用でも、失敗して泣きながらやり直しや補修を繰り返して行けば、ちゃんと出来上がって満足感を得られる物だよ
ネットを探せば作例や工夫のやり方はいくらでも出てくる
参考に出来る物は参考にして、格好いい作例があれば、それを目標にするのも良い

先ずは楽しむこと、これが一番大事だよ


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