霧ヶ峰自然教室の日々

霧ヶ峰自然教室の活動案内と記録、霧ヶ峰の今をお伝えします。

落とし物観察

2018-03-30 23:10:37 | 日記

3月30日 最近にしては気温が低め、でも快晴の穏やかな日
八島湿原をゆっくり一周してみました。
一周することが目的にせず、じっと周りを見ること、心が動く方向に素直に向かうことを大切に歩いてみたら…


今回はいろんな「落とし物」が気になってしまいました。
次から次へと気になるものが…

「落とし物」と表現される代表格はこれでしょう。


動物のフン
木道の上にありました。

なんだかやたら赤い…

何かの実が消化されず(潰れず)にそのまま出てきてしまったみたいです。
なんで実がつぶれなかったかはよくわかりません。
同じような実が潰れた状態で動物のフンにたくさん入っているのを見たことがあるので、一応潰れはするようですが…?
なんでしょう。理由はわかりません。


実を一個つぶしてみました。
フンはあまり新しくなさそうなのに、この実はまだジューシーです。

私はこの実に見覚えが…これはツルコケモモの実なのでは…?
ツルコケモモは八島湿原にたくさん生えていて、場所さえ知っていれば双眼鏡で簡単に見つかります。

その実にそっくり。まあ、本物のツルコケの実を触る機会がないのでなんともですが…。
ツルコケモモ…クランベリーです。

この実がもしツルコケモモなら、国産の天然物のクランベリーですね^^



そしてコレ

フンのようにも見えますが、私はペリットではないかと思っています(どうでしょうか…)
消化されずに吐き出されたものですね。フクロウでしょうか?
いや、フン…?うーん?

白く見えているのはネズミ類の頭の骨でしょう。
小さな体の骨もあります。


下あごでしょうか。


前歯は黄色くなっていますね。


道のわきに隠れるように落ちていました。
急いでいたら絶対に見落としていました。



骨といえばもうひとつ



ゴミかと思って近づいたらシカの頭骨でした。





まだもう少しありますが、長くなりすぎるのでつづきはまた…


興味の向くままに歩くのは本当にたのしいです^^



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