霧ヶ峰自然教室の日々

霧ヶ峰自然教室の活動案内と記録、霧ヶ峰の今をお伝えします。

雪の前の八島湿原

2018-01-22 22:09:09 | 日記


今日の八島湿原です。先日の雨のおかげで湿原の表面は茶色がかなり目立っています。広場の雪は凍り付き、表面は固くなっています(油断していると踏み抜きます)

そんな雪が降る前の今日、八島湿原を一周歩いてきました。



広場から鎌ヶ池の木道は雪や氷がすくなく、比較的歩きやすい状況でした。上の写真、よく見ると左の木道に動物の足跡がついています。足跡の様子からタヌキ…と思ったのですが、果たして…。足跡の主は木道をしっかり利用したようでした。動物にとっても木道は歩きやすいのですね。ただ木道上に用がなければもちろん下ります。この動物は木道を歩いたり下りたりしていました。


(鎌ヶ池の様子)
水面は雪の下です。


鎌ヶ池を過ぎ、砂利道に入ったところで悲鳴のような鳴き声を聞きました。
オスジカ?まだ鳴いていたのか… でもなんか違うような…

遠くの山から響くオスジカの声を短くしたような声、と最初に私は思いました。
そのあとは大型犬が騒ぐ声だったり、女性の叫び声に似ていたり…
なんだろうと思ったら少し離れた牧草地を歩くキツネの姿が…

キツネの声は意外と怖いといろんなところで耳にします。
実際に鳴いたところを今まで見たことがないので合っているかどうかわかりませんが、

おそらく鳴いていたのはこのキツネ。

双眼鏡を持っていないことを悔やみました。鳴くところをゆっくり観察できなかったのです。
ゆっくり観察できれば鳴くところだけではなく、キツネの行動がいろいろ見られたはずです…。

ゆっくりゆっくり砂利道を進んでいきましたが、牧草地が見えるところまで来た時には
もうキツネの姿はありませんでした。

残念…と思ったら

道の先にキツネを発見!


追いかけることはせず、見送りました。
キツネが離れた後で付いたばかりの足跡観察…



中央にあります。
野生動物の足跡は難しですね。これは確かに先ほどのキツネです。しかし最初にタヌキと思った足跡もなんかキツネに似ている…いやいやさっきの足跡はもうちょっと丸っこかった…などと考えてしまいました。
観察不足。これに尽きるかもしれません。


旧御射山神社



観音沢
水が流れていました。凍り付いていませんでした!


御射山から広場への木道はほんとーに歩きづらかったです。
雪が凍っています。私も何度か木道から落ちそうになりました。

通られる方お気をつけて!




以上、今日の八島湿原でした。
また雪がやんで、天気が回復した当たりに様子をお伝えします。
どんな風に変わっているでしょうか…。






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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雪の前の八島湿原 (平松清子)
2018-01-25 10:55:30
目を閉じると状況が目に浮かんで来ます。
八島湿原の冬は、色々な経験が出来て何か楽しそうです。行きたくなりました。
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