ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

ある、キスの話

2007-05-16 22:18:37 | どうでもいい話
プロポーズ大作戦・・
面白いね。
設定がうまいねえ。
山ピーも演技がうまいっちゅうか自然体でいいねえ
もちろん長澤まさみちゃんは最高ですね
このキャスティングはいいねえ
誰がプロデュースしてんだろ

そんなことはどうでもいいんです。
毎週おんなじこと言ってます
馬鹿です



キスの話でしたよね

山ピーまさみちゃんとキスしたんだよな・・
いいなあ・・・

そんなことはどうでもいいんです


前にも書いたかも知れませんが

むかしむかしの話・・

某お嬢様学校にかようお嬢様、かりにTさんとします
どのくらいの規模の会社か知りませんが
とりあえず社長の娘・・・




その日はクラブの会合の日でした
各関西の学校から男も女も集まってきてました


会合の後、飲み会がはじまり
まあ学生にありがちの悪ふざけが始まるわけですよ

誰が言い出したのか

いつのまにかわたしの体がみんなに押さえつけられ
身動きの出来ない状態に・・

すると誰かが
私の顔に何かを塗っています・・

漸く開放されたら
私の顔は、右半分は青、左半分が赤
に塗られていて
誰かが
「あしゅら男爵~」とか言ってるんです

そんなことはどうでもいい

誰かの化粧道具でそんなことをした様子
だれの化粧道具?
と聞くと・・
それがTさんの化粧道具でした

Tさんの化粧道具、口紅が根元からぽっきり折れてました

そのとき、なぜか私は
「ごめんね、僕のせいで・・口紅弁償するね・・」
といいました

「気にしなくていいよ」
といったTさん

そのときから、お互い意識する間になっていきました


そのときの私は長年付き合ってた彼女と別れたばかりで
自暴自棄のような状態のなか、Tさんと会うことに

会ったその日、2人して口紅を買いに行き
なぜか、Tさんはわたしのことが気に入った様子
お嬢様大学なんかで純粋培養されたお嬢様にとって
ばい菌の塊のような私がものめずらしかったのか・・



彼女は社長の娘、こっちはしがないブルーカラーの息子
身分の違いは明らか
最初からうまくいくはずはなかった

でもなぜか
付き合うことに・・

Tさんはすべてにおいて小さく、可憐でした
手のつめは桜貝のようなピンク色
触れればおれてしまいそうな細い腕・・


何回デートをしたでしょうか
映画をみたり食事をしたり・・
子供のようなデートを・・


私は
身分の違いってあるのかどうか
前の女が忘れられないのか
本当にTさんのことがすきなのか
本当にTさんも俺のことが好きなのか
お嬢様の気まぐれで雰囲気に流されてるだけじゃないのか
なにか霧の晴れない気分でつきあっていました


何回目かのデートで
どこかの公園でした

話題も尽き
会話も途切れがち

目と目が合います
無言の2人・・

見つめるTさん・・


薄く紅がかかっている唇


唇を見つめます

なぜか?
目を閉じるTさん・・





ほんの一瞬。

小学生のようなキスでした


前の彼女だったら・・・

ふと頭をよぎります


Tさんははにかんでます

もう2人は20歳を越えてる大人です
なのに
Tさんはそんな小学生のようなキスで満足・・


そのとき

漠然とした疑問が・・


それからも何回かデートをしました


しかし、愛情がわくことも無く
さめた気分のまま時が過ぎ去っていきます


そんな状況が長続きするわけも無く

疑問が確信に変わります

結局、別れることにしました



何故?

Tさんは聞きます


身分が違うから・・・

そういいました


そういった瞬間


平手打ちが飛んできました


芝居じみたことをします



そう、この恋愛は、芝居だったんです

お互い本当に好きじゃなかった・・

感じた疑問・・


ただそれだけのこと・・
コメント (2)
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