ぶろぐ猫の目

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中国でスモッグ発生ですって?日本でも光化学スモッグってあったよね・・から「農協月へ行く」の話

2013-02-02 09:24:53 | どうでもいい話

中国でなにやら猛烈なスモッグが発生しているとの話。

こないだ書いたけど、日本も40年位前
高度成長期の公害、大気汚染ってやつで
光化学スモッグってのが発生してね、
目がちかちかしたり
喉や気管支がいがいが炎症をおこしました。

なもんで、光化学スモッグ注意報がでたら
小学生は外で遊べなかったんですよねw

まさに今の中国と同じ状況だったんです。

それでふと思い出したのですが
わしの会社のとなりが、中華料理屋なんですけど
たまに中国人旅行者の団体が押し寄せてくるのですw

こいつらが、また路上でタバコ吸うわ
騒ぐわ、唾吐くわ、チンコだすわ
でほんとうるさいw
(ちんこは出さないですよ)

ほんと、もうちょっとマナーを学んでから来いよって思うんですけど

それでふと思い出したのですが
って思い出してばっかりなんですけど

筒井康隆氏の短編小説で「農協月へ行く」ってのがあるんですよ
それを思い出しました

時は40年ほど前でしょうか
まさに時は高度成長、田中角栄が日本列島改造を叫んでたころでしょうか
先祖からの田畑を道路拡張で売り払って
金だけは持ってる百姓連中が、金にものを言わせ傍若無人を決め込んでいた時代です
金があるので世界中に旅行に出かけ、顰蹙を撒き散らしたんです。

まさに今の中国と似てない?

その成金百姓を束ねてるのが「農協」
いまではJAっていうのか?
当時は、農業協同組合略して農協っていったのだ。

筒井の小説に戻ります
小説ではその悪名高き農協の一団が
隣村の連中が世界1周旅行にいったのを聞きつけ
負けるわけには行かないと
月旅行を思いつくのです

当時アメリカがアポロ計画でちょうど月へ到着した時代だったんです。

当然上品なセレブしかいけない月旅行に、金にものを言わせて
乗り込む農協の連中。

添乗員が止めるのも聞かずに
手鼻はかむは、酒はのむわ、チンコだして大きくするわ
景色が見たいと窓を開けようとするわ

あまりの傍若無人さに、添乗員が切れる様子は必読ですぞ!!

そうこうしてるうちに月に着く連中

ロケットを操るNASAの操縦士が叫びます

月になにやら、未確認飛行物体がいるぞ!
そうです、UFOです。未知との遭遇ですw

地球のアメリカ大統領以下があせります

あんなわけのわからん無知蒙昧な農協の連中が
人間として宇宙人とのファーストコンタクトを行うとは!
断じて回避せねば、下手をすると宇宙戦争になるぞ!!

ところが、なんにも気にしない農協の連中は
平気に宇宙人たちと接触しちゃうんですw

はたしてどうなるのか!?

気になるでしょうw
絶対読んでみてw
筒井は天才ですよ。マジで


そんなことはどうでもいいんです

まさに、今の中国と40年前の日本って似てるぞ
ようやく、ましになってきた日本。
公害だって防ぐノウハウは持ってるはずだし
マナーだって、それなりにもってるもんね

中国にはその姿をみて、学んでほしいんだけどねー

無理かなあ





このブログ読んで面白いなって思う人は
絶対読むべし

農協月へ行く (1979年) (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店
コメント
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