相撲界が荒れてますね
日馬富士が、引責引退との報道ですが
思うにですね
相撲界なんて特殊な世界ですからね
一般的な感覚で判断していいものかどうか・・・
むかし、仕事で相撲協会とかかわったことがありますが
彼らは、変わってますよ
だいたい、中学出て(たまに高卒大卒はいますが)
部屋に入って
勉強もせず社会の常識なんかに触れることなく
おとなになった人ばかりですよ
現役はそれでいいけど
協会の事務局もそんな人ばかり
国技ですからね、プライドは山より高いし
たにまちのごっちゃん体質は抜けきらないので
言いたいことは偉そうに主張して
自分たちのチョンボは
なんでも「ごっちゃんです」で済むと思ってますからね
もう二度と一緒にやりたくない
けど、金払いは悪くないw
そんなことどうでもいいんですけど
そんな生半可な知識でいうのもなんですけど
相撲漫画の白眉
「のたり松太郎」なんか読んでるとよくわかります
九州の炭鉱の荒くれ者、腕力だけが自慢の松太郎が
東京の下町で親方に弟子入りするのですが
おそろしい腕力に親方も期待するのですが
いかんせん、おつむが弱く
問題ばかり起こすという話
物語の中では
弟子をかわいがるなんて日常茶飯事ですやん
一回読んでみるとよろしいかも
あと、筒井康隆の短編
「走る取的」なんか読んでみると
すもうとりなんか、普通の人間じゃないことが
よくわかりますよ
怪我をしても怪我に砂をすりこんで治すという相撲取り
皮膚なんかカバのようになってる
そんな相撲取りの下っ端「取的」
ある飲み屋で、怖いもの知らずの素人が
空手の達人と飲んでいて
取的とトラブルになる
素人は、空手の達人がいるのでいい気になって挑発すると
達人がやめとけと
すもうとりは普通の人間じゃないと
空手なんて手先の御遊戯に過ぎない、勝てるわけがない
急に怖くなって、店を出る2人ですが
それを追いかけてくる取的
そのシーンの怖いこと
あれは、怖い小説です
一回読んでみるとよろしいかも
そんなかんなで
まあ、角界っていう特殊な世界をわしら常人の感覚で
推し量るってのは、ちょっと違う気がしますね
泣こうがわめこうが怪我をしようが
星を買おうが売ろうが
自分たちで解決すべきなんでしょうけどね
むりか~
懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉 (新潮文庫) | |
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のたり松太郎 (1) (ビッグコミックス) | |
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