こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

マエキカギバ

2017年01月03日 |  ●カギバガ科

マエキカギバ Agnidra scabiosa scabiosa
2015年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-5月・7-9月] 開張[25-34㎜]
ホスト[ブナ科:クヌギ・コナラ・クリなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたマエキカギバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[カギバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数は普通。
♂の触角は両櫛歯状で、♀の触角は糸状。春と夏の年2化で蛹で越冬する。
前・後翅共に暗灰色で、共に中央付近には明るい灰色の複数の紋が見られる。


   
左:2015年9月 北海道 マエキカギバ Agnidra scabiosa scabiosa
右:2016年8月 北海道 マエキカギバ Agnidra scabiosa scabiosa


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タケウチトガリバ

2017年01月02日 |  ●カギバガ科

タケウチトガリバ Betapsestis umbrosa
2015年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[28-30㎜]
ホスト[ミズキ科:ミズキなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたタケウチトガリバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数は少ない。
カギバガ科の中では中型の部類で、上翅全体は金色で翅頂付近には灰白色の三角紋が目立ちます。
上翅基部には数個の白色紋があるのも特徴です。



2015年6月 北海道 タケウチトガリバ Betapsestis umbrosa


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ギンモントガリバ

2016年12月29日 |  ●カギバガ科

ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-7月] 開張[39-47㎜]
ホスト[不明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたギンモントガリバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数は多い。
このグループの中では大型種となり、斑紋の強弱や明暗には個体差があります。
寒地の個体はやや小型で白っぽい傾向にあるようです。
上翅は銀色で、外横線から外縁に向かって黒と白のまだら縦状線が走る。
頭部付近の毛は濃い灰色で、腹部第三節背面に黒色の毛塊がある。


  
左:2015年6月 北海道 ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta
中:2014年6月 北海道 ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta
右:2014年6月 北海道 ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta


  
左:2011年6月 北海道 ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta
中:2011年6月 北海道 ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta
右:2010年6月 北海道 ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta


[ギンモントガリバの標本]


2014年6月 北海道産 ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta 


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オビカギバ

2016年12月28日 |  ●カギバガ科

オビカギバ Drepana curvatula acuta
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[4-9月] 開張[30-45㎜]
ホスト[カバノキ科:シラカンバ・ダケカンバ・ウダイカンバ・ヤマハンノキ/カシワなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたオビカギバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[カギバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数は多い。
色彩変異があり、♂は茶褐色で♀は黄褐色または茶色だが地味な傾向が強い。
触覚は雌雄共に両櫛歯状だが枝の長さで区別する事が出来る(下記参照)。
前翅中央付近に黒点がある、2つに見える場合や3つに見える場合、全く消失している事など様々。


  
左:2011年6月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta
中:2016年8月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta
右:2014年8月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta


  
左:2015年6月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta
中:2015年5月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta
右:2015年5月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta


 
左:2015年6月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta
右:2011年8月 北海道 オビカギバ Drepana curvatula acuta


[オビカギガの♂と♀の触角]

 
左:♂の触角・・・両櫛歯状で枝は長い
右:♀の触角・・・両櫛歯状で♂よりも枝は短い


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マエジロトガリバ

2016年12月27日 |  ●カギバガ科

マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia
2015年7月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[6-7月] 開張[40-45㎜]
ホスト[不明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたマエジロトガリバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~低山地まで広く分布し個体数はやや少ない。
上翅は全体的に茶灰色で前縁部分は薄いピンク色だが中央部は広く白色となる。
近似種のオオマエベニトガリバ・マエベニトガリバに似るが区別は下記参照。
内横線は大きく外方に湾曲する。
宮城県ではレッドデータブックに記載されている


 
左:2015年6月 北海道 マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia
右:2014年6月 北海道 マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia


 
左:2011年7月 北海道 マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia
右:2012年7月 北海道 マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia


[マエベニトガリバ・オオマエベニトガリバ・マエジロトガリバの比較写真]

  
左:マエベニトガリバ Tethea trifolium・・・前翅基部はよりピンク色、腎状紋・環状紋は極めて大きい
中:オオマエベニトガリバ Tethea consimilis・・・前翅前縁は薄いピンク色、環状紋は小さいか消失する
右:マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia・・・前翅前縁中央部は白色が目立つ、内横線はマエベニより曲がりが強い


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マエベニトガリバ

2016年12月26日 |  ●カギバガ科

マエベニトガリバ Tethea trifolium
2015年7月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[6-7月] 開張[37-39㎜]
ホスト[リンゴ・サクラなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたマエベニトガリバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数はやや少ない。
ピンク色の美しい模様の蛾、前翅基部はピンク色で前縁は薄いピンク色。
環状紋・腎状紋は大きくハッキリとしており2つは接する場合が多い。


 
左:2015年6月 北海道 マエベニトガリバ Tethea trifolium
右:2013年7月 北海道 マエベニトガリバ Tethea trifolium


[マエベニトガリバ・オオマエベニトガリバ・マエジロトガリバの比較写真]

  
左:マエベニトガリバ Tethea trifolium・・・前翅基部はよりピンク色、腎状紋・環状紋は極めて大きい
中:オオマエベニトガリバ Tethea consimilis・・・前翅前縁は薄いピンク色、環状紋は小さいか消失する
右:マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia・・・前翅前縁中央部は白色が目立つ、内横線はマエベニより曲がりが強い


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オオマエベニトガリバ

2016年12月25日 |  ●カギバガ科

オオマエベニトガリバ Tethea consimilis
2012年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[37-54㎜]
ホスト[バラ科:ナナカマド・ソメイヨシノ・ウワミズザクラなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたオオマエベニトガリバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数はやや多い。
北海道では6月下旬~7月下旬まで良く見かけます。
上翅の前縁は薄いピンク色で肩の部分は濃いピンク色の非常に美しい蛾です。
上翅中央には白く大きな紋があり黒い縁取りがあります、その白紋の下側は波型の白い模様が見られます。
近似種にマエジロトガリバ・マエベニトガリバがいるが、マエベニトガリバは上翅基部はよりピンク色で、腎状紋・環状紋は極めて大きい。


  
左:2015年6月 北海道 オオマエベニトガリバ Tethea consimilis
中:2016年7月 北海道 オオマエベニトガリバ Tethea consimilis
右:2011年7月 北海道 オオマエベニトガリバ Tethea consimilis


  
左:2014年7月 [採 集]北海道産 オオマエベニトガリバ Tethea consimilis
中:2015年7月 北海道 オオマエベニトガリバ Tethea consimilis
右:2014年7月 北海道 オオマエベニトガリバ Tethea consimilis


[マエベニトガリバ・オオマエベニトガリバ・マエジロトガリバの比較写真]

  
左:マエベニトガリバ Tethea trifolium・・・前翅基部はよりピンク色、腎状紋・環状紋は極めて大きい
中:オオマエベニトガリバ Tethea consimilis・・・前翅前縁は薄いピンク色、環状紋は小さいか消失する
右:マエジロトガリバ Tethea albicostata japonibia・・・前翅前縁中央部は白色が目立つ、内横線はマエベニより曲がりが強い


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エゾカギバ

2016年12月23日 |  ●カギバガ科

エゾカギバ Nordstromia grisearia
2016年7月 北海道

分布[北海道・本州・四国] 時期[5-8月] 開張[34-35㎜]
ホスト[ブナ科:ブナ・ミズナラ・コナラ/カバノキ科:ツノハシバミ・ダケカンバなど]
写真の個体は夜間外灯下にいたエゾカギバを撮影。

北海道・本州・九州に生息するカギバガ科[カギバガ亜科]に属する蛾の仲間。
♂の触角は両櫛歯状、♀の触角は糸状。各地で普通に得られる。
上翅全体的は灰色で、中央には2本のハッキリとした茶色の線が走る。またその外側は黄色く縁取られている。
前縁中央部に茶色の紋が見られる、頭部はオレンジ色をしている。


  
左:2010年8月 北海道 エゾカギバ Nordstromia grisearia
中:2014年8月 北海道 エゾカギバ Nordstromia grisearia
右:2014年8月 北海道 エゾカギバ Nordstromia grisearia


  
左:2015年8月 北海道 エゾカギバ Nordstromia grisearia
中:2015年5月 北海道 エゾカギバ Nordstromia grisearia
右:2015年6月 北海道 エゾカギバ Nordstromia grisearia


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ウスベニアヤトガリバ

2016年12月22日 |  ●カギバガ科

ウスベニアヤトガリバ Habrosyne dieckmanni roseola
2016年7月 北海道

分布[北海道・本州・四国] 時期[6-8月] 開張[34-35㎜]
ホスト[キイチゴなど]
写真の個体は夜間鉄柵にいたウスベニアヤトガリバを撮影。

北海道・本州・九州に生息するカギバガ科[トガリバガ亜科]に属する蛾の仲間。
北海道では7月に良く見かける種で、薄いピンク色の美しい蛾です。


 
左:2015年7月 北海道 ウスベニアヤトガリバ Habrosyne dieckmanni roseola
右:2016年7月 北海道 ウスベニアヤトガリバ Habrosyne dieckmanni roseola


  
左:2015年7月 北海道 ウスベニアヤトガリバ Habrosyne dieckmanni roseola
中:2012年7月 北海道 ウスベニアヤトガリバ Habrosyne dieckmanni roseola
右:2011年6月 北海道 ウスベニアヤトガリバ Habrosyne dieckmanni roseola


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ウスイロカギバ

2016年11月22日 |  ●カギバガ科

ウスイロカギバ Callidrepana palleola
2016年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-9月] 開張[22-40㎜]
ホスト[ウルシ科:ウルシ・ヤマウルシ・ツタウルシなど]
写真の個体は夜間壁に静止していたウスイロカギバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[カギバガ亜科]に属する蛾の仲間。
触角は雌雄共に両櫛歯状だが雌の櫛歯の方が短い。
ウスイロカギバには前翅中央付近の褐色紋が現れる有紋型と、この褐色紋が現れない無紋型がある。
有紋型はギンモンカギバに似ているので注意が必要です。
蛹で越冬、翌春成虫が羽化する。地色は綺麗なクリーム色で前翅両端はブーメラン型で茶褐色。
外横線は茶褐色で太い。


 
左:2010年8月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
中:2011年8月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
右:2015年5月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola


  
左:2010年8月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
中:2011年5月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
右:2014年6月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola


  
2016年9月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
札幌市内のツタウルシの葉についていたウスイロカギバと思われる幼虫。
幼虫もギンモンカギバに似ており、ギンモンカギバの幼虫は尾状突起が長く、ウスイロカギバの約2.5倍でヌルデを食べる。
ウスイロカギバの幼虫は尾状突起が短く、ウルシ類を食べて育つ。写真の個体は約20㎜前後だったので終令幼虫の様です。



2016年9月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
上記幼虫が飼育下で蛹になりました。 蛹の回りには黒い[X型]の模様が見えます。
この模様をつくるは、本種ウスイロカギバとギンモンカギガの2種だそうです。
胸の中央部に黄褐色紋が現れているのでウスイロカギバだと思います、ギンモンカギバはこの部分が不明瞭な暗色になります。
蛹は繭を作らず腹端で葉上に付着し、黒褐色に白斑を有し鳥糞に擬態していると思われます。

飼育日記はこちら 『ウスイロカバ飼育日記
 

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