こんちゅう探偵団

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ミヤマカラスシジミ

2022年06月29日 |  ●シジミチョウ科


ミヤマカラスシジミ Strymonidia mera (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] クロウメモドキ・エゾノクロウメモドキ・キビノクロウメモドキ・クロツバラなど
[時 期] 7月~8月
※ 開張は約27㎜~32㎜前後のシジミチョウ科シジミチョウ亜科に属する蝶の仲間。

日本各地に分布しており、低山地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は日中に丘陵地~山地帯の落葉広葉林の林縁や渓谷沿いなどで見られる。
北海道では黒松内以南の渡島半島に局地的に分布する。
成虫は年1回発生し、7月~8月頃に見られる。越冬形態は卵。
翅の表面は黒褐色で、オスの前翅には丸い性標が見られる。
また裏面の模様は地域などによって若干の変異があるようです。
※ 近似種のカラスシジミに似ている。



自宅で飼育したミヤマカラスシジミ


[ミヤマカラスシジミとカラスシジミの比較写真]

 
左:ミヤマカラスシジミ・・・翅に見られる白い線は点々と途切れる
右:カラスシジミ・・・翅に見られる白い線はつながっていて、後翅裏の白い線がW字型になっている(黄色矢印)


[ミヤマカラスシジミの飼育記録]

 
左:ミヤマカラスシジミの卵
右:孵化して間もない幼虫(2㎜)

 
左:体長5㎜のミヤマカラスシジミの幼虫
右:体長7㎜のミヤマカラスシジミの幼虫

 
左:最後の脱皮を終えて終齢幼虫となる
右:前蛹

 
左:蛹化(正面)
右:蛹化(側面)


ミヤマカラスシジミ 羽化


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ミヤマカラスシジミ (屋根裏人のワイコマです)
2022-06-29 20:02:49
昨日の、エゾミドリシジミともよく似てるし
カラスシジミとも 超よく似ているし・・
ホント区別がつかないくらいですが・・
飼育するだんちょうさまだけは・・わかるんですね
こうして飼育すると自然に放すのが愛おしくなる
のではないですか?? (#^.^#)
返信する
Unknown (necydalis_major)
2022-06-30 06:15:40
ワイコマさんへ

こんにちは!
コメントありがとうございます!!

ミヤマカラスシジミは
カラスシジミとよく似ており
パッと見ると区別がなかなか付きませんが
慣れるとすぐにわかるようになるのでしょうね😊
返信する
この子は (fukurou)
2022-06-30 08:57:04
だんちょう様
こんばんは。
この子は飼育したことがあります。
スジボソヤマキチョウの卵と一緒にミヤマカラスシジミの卵がついていて、そのまま成虫まで飼育しました。
綺麗な蝶でした。
返信する
Unknown (necydalis_major)
2022-06-30 19:22:23
fukurouさんへ

こんばんは!
コメントありがとうございます!!

ミヤマカラスシジミは
fukurouさんも飼育したことがあるのですね。
綺麗な蝶ですね😊
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