上信越自動車道・信濃町ICから山道を行く。
その方向からだと奥社に先にたどりつく。
しかし、もう少しだけ進むと中社がある。先にそちらから参拝。
戸隠神社・中社は天照大神が岩戸に隠れたときに、神楽などを執り行いお出ましいただく算段を考案された知恵の神様・天八意思兼命(あまのやごころおもいかねのみこと)という御祭神。
こちらの中社は賑わってはいるが、道のり等、苦にならずに参拝できる。
シックな御朱印帳をゲット。
中社から県道36号線を信濃町IC方面へ少し戻ると、広大な駐車場がある。
日曜日というのもあって、駐車スペースがなかなか空いていない。
ほんとうに隅っこの、観光バスの脇にわずかな地面を見つけ、なんとか停める。
この夥しい数の車数からは想像できないくらい、その奥社への入口周辺は閑散としていた。
そこから延々と急勾配ではないが直線で登りが続く。
しかも行列を作るように参拝者が歩く。
約30分ほどしたところに随神門があり、そこからさらに上には、また直線の巨杉並木が延びる。
やがて石段になり、それが幅の狭い石階段になると、やっと奥社の建造物が見られるようになる。
駐車場のある鳥居から、ゆうに1時間以上はあった。
御祭神は天照大神がお隠れになっていた天の岩戸の扉をこじ開けた天手力雄命。
その岩戸の扉が飛んで着いたのが、この地であるという神話的なものもあるらしい。
戸隠山全体が信仰の対象としてみれば、諏訪大社の例もあるように、
長野県中部から北部にかけて、日本国古来の住民が、それぞれ旧住地からここいらへ移ってきたと考えられる。
決して平坦ではない境内は、こちらも参拝者で溢れるようになっている。
世辞にも気の利いた拝殿・本殿とは言えないが、列を作って参拝する。
授与所も当たり前のように列が出来ている。
よく見ていると、そこに並ぶほとんどの人のお目当ては御神籤。
生年月日を申し出て、それに該当する御神籤を受ける。だから手間がよけいにかかる。
中社・奥社の御朱印帳は同じものという確認をしてから、御朱印を依頼する。
整理札をもらってから20分ほどかかった。
本殿わきに座する九頭龍社の御朱印もいただいた。
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