(1)ラグビー・プレーヤーの元木由記雄(38)さん。日本代表、トップリーグ、大学、
高校とラグビーフットボール(rugby football)のメインステージで常に主力(main force)
としてプレーした。「元木スタイル」というのがある。
日本代表として、国別の対抗試合、テストマッチ(test match)の出場メンバーとして
キャップ「79」(出場試合)と歴代最多記録を持ち、今年、引退をする。
日本代表、トップリーグでは、フォワード(FW)の密集サイドから離れたクォーターバッ
ク(CTB)のポジションで、俊足と当たりの強い突破力、守備力のスキル、得点源として
プレーした。
ラグビー・プレーヤーとしては小柄(身長177cm)ながら、優れて強靭な身体能力をい
かした名プレーヤー。
元木さんというと、むしろ大学、高校でのポジショニング・プレーでの印象がインパクト
(impact)として強く残っている。
フォワード(FW)のすぐ後方、密集サイドに近いスタンド・オフ(SO)で、自ら密集サイド
に切り込んで、突破する強靭なプレースタイルの、高い「キャプテンシー(captaincy:
率先してチームを牽引する主導力)」でチームを引っ張り、すばらしいスキル、パフォー
マンスを見せた。元木さんには、密集サイドが似合っていた。
ラグビーでスタンド・オフ(SO)というと、戦況を読んでフォーワード、バックスを自由
自在に動かしてゲームをコントロールする司令塔のポジショニング。
「元木スタイル」のスタンド・オフは、むしろ自らボールを支配して密集を突破する強い
攻撃力スキルにあり、率先してチームを鼓舞する高い「キャプテンシー」に絶大の信頼
が置かれて、元木さんがボールを持つと、フィールドに緊張感が走り、それだけでチー
ムが勢いづいたものだ。
日本代表、トップリーグでは、突破力、守備力の高い適応能力と大型化のチーム
事情もあって、密集サイドから離れたクォーターバック(CTB)のポジションとなって、ス
タンド・オフ(SO)のスキル・ポジショニングが見れなかったのは残念だった。
冷静な、先を遠く射抜く眼差しで悠然と佇むかと思えば、ひとたびボールを支配すると
ヒョウのように猛然とフィールドを疾走して突破する攻撃力がパラドックス(paradox)と
してもすばらしいスキル、パフォーマンスだった。
願わくば、38才、トップリーグでなくてもいいから、ラグビーを愛する若いラガーメン
のチームで、元木由記雄さんのスタンド・オフ(SO)のスキル、キャプテンシー(captaincy)
を、まだ見てみたい気がする。
(2)こちらのは、質(たち)の悪いスキルの悪用。09年の弁護士の懲戒処分が76件
(前年比+16件)と過去最多を記録した。
09年は、08年末の世界的大不況を引きづり、日本の輸出産業を直撃して、派遣切り、
操業短縮、リストラ、ボーナスカットにデフレ、円高、消費低迷と経済不況が続いた。
5月には裁判員制度の導入で一般社会の裁判に対する関心も高まった混迷の中での、
弁護士による案件処理と報酬に対するスキル悪用による不正の増加。
そもそも、従来の司法試験の合格率の低下に、受験資格となる法科大学院の過剰な入
学定員の設定で、法曹人(裁判官、弁護士)の増員を目指したが、高度で専門性の高い
法科大学院教育に当初の成果も見られずに、質の低下に対して定員見直しへと当初の
方針を変更と、焦点の定まらない政府の方針の中で、弁護士ほか専門性の高いスペシャ
リストの「人格」の欠如による、不正事件が目立つようになった。
高度で、高い専門性を持つスペシャリストには、正義、公平、公正への突破力(break over)
、キャプテンシー(captaincy)こそが求められる。
(3)観光庁が、国内を5ブロックに分けて、それぞれ重複しないように各週に土、日曜日
を含めて平日3日間と合わせた5日間の連休制度の試案をまとめた。
従来の5月の連休や1日だけの祝日は、もとの日に戻して平日とする。
高速道路無料化による遠出志向、それによる渋滞緩和を見込んでの施策のようだが、
言われのある祝日、土、日曜日は別にして、国民の「休み」まで、国にコントロールされる
のは、どうか。
高速道路網、新幹線の整備により、日本全国がコングロマリット(conglomerate)、一体
化している状況の中での競合する種々の問題点は「時間」が解決するだろうが、国民の
「生活時計」まではコントロールできない。
高校とラグビーフットボール(rugby football)のメインステージで常に主力(main force)
としてプレーした。「元木スタイル」というのがある。
日本代表として、国別の対抗試合、テストマッチ(test match)の出場メンバーとして
キャップ「79」(出場試合)と歴代最多記録を持ち、今年、引退をする。
日本代表、トップリーグでは、フォワード(FW)の密集サイドから離れたクォーターバッ
ク(CTB)のポジションで、俊足と当たりの強い突破力、守備力のスキル、得点源として
プレーした。
ラグビー・プレーヤーとしては小柄(身長177cm)ながら、優れて強靭な身体能力をい
かした名プレーヤー。
元木さんというと、むしろ大学、高校でのポジショニング・プレーでの印象がインパクト
(impact)として強く残っている。
フォワード(FW)のすぐ後方、密集サイドに近いスタンド・オフ(SO)で、自ら密集サイド
に切り込んで、突破する強靭なプレースタイルの、高い「キャプテンシー(captaincy:
率先してチームを牽引する主導力)」でチームを引っ張り、すばらしいスキル、パフォー
マンスを見せた。元木さんには、密集サイドが似合っていた。
ラグビーでスタンド・オフ(SO)というと、戦況を読んでフォーワード、バックスを自由
自在に動かしてゲームをコントロールする司令塔のポジショニング。
「元木スタイル」のスタンド・オフは、むしろ自らボールを支配して密集を突破する強い
攻撃力スキルにあり、率先してチームを鼓舞する高い「キャプテンシー」に絶大の信頼
が置かれて、元木さんがボールを持つと、フィールドに緊張感が走り、それだけでチー
ムが勢いづいたものだ。
日本代表、トップリーグでは、突破力、守備力の高い適応能力と大型化のチーム
事情もあって、密集サイドから離れたクォーターバック(CTB)のポジションとなって、ス
タンド・オフ(SO)のスキル・ポジショニングが見れなかったのは残念だった。
冷静な、先を遠く射抜く眼差しで悠然と佇むかと思えば、ひとたびボールを支配すると
ヒョウのように猛然とフィールドを疾走して突破する攻撃力がパラドックス(paradox)と
してもすばらしいスキル、パフォーマンスだった。
願わくば、38才、トップリーグでなくてもいいから、ラグビーを愛する若いラガーメン
のチームで、元木由記雄さんのスタンド・オフ(SO)のスキル、キャプテンシー(captaincy)
を、まだ見てみたい気がする。
(2)こちらのは、質(たち)の悪いスキルの悪用。09年の弁護士の懲戒処分が76件
(前年比+16件)と過去最多を記録した。
09年は、08年末の世界的大不況を引きづり、日本の輸出産業を直撃して、派遣切り、
操業短縮、リストラ、ボーナスカットにデフレ、円高、消費低迷と経済不況が続いた。
5月には裁判員制度の導入で一般社会の裁判に対する関心も高まった混迷の中での、
弁護士による案件処理と報酬に対するスキル悪用による不正の増加。
そもそも、従来の司法試験の合格率の低下に、受験資格となる法科大学院の過剰な入
学定員の設定で、法曹人(裁判官、弁護士)の増員を目指したが、高度で専門性の高い
法科大学院教育に当初の成果も見られずに、質の低下に対して定員見直しへと当初の
方針を変更と、焦点の定まらない政府の方針の中で、弁護士ほか専門性の高いスペシャ
リストの「人格」の欠如による、不正事件が目立つようになった。
高度で、高い専門性を持つスペシャリストには、正義、公平、公正への突破力(break over)
、キャプテンシー(captaincy)こそが求められる。
(3)観光庁が、国内を5ブロックに分けて、それぞれ重複しないように各週に土、日曜日
を含めて平日3日間と合わせた5日間の連休制度の試案をまとめた。
従来の5月の連休や1日だけの祝日は、もとの日に戻して平日とする。
高速道路無料化による遠出志向、それによる渋滞緩和を見込んでの施策のようだが、
言われのある祝日、土、日曜日は別にして、国民の「休み」まで、国にコントロールされる
のは、どうか。
高速道路網、新幹線の整備により、日本全国がコングロマリット(conglomerate)、一体
化している状況の中での競合する種々の問題点は「時間」が解決するだろうが、国民の
「生活時計」まではコントロールできない。