(1)まさしく「スパイダーマン」映画のシーンを見るような幼児救出(rescue child by spiderman)劇だった。パリ北部の共同住宅の5階のバルコニーからぶら下がっている幼児が上からひとりの大人に支えられているが引き上げられない。
そこに長身細身の黒人男性(22)が1階からスルスルと各階ベランダを上に向かって手で体を引き寄せ足をかけて5階まで登り、5階バルコニーに到着して見事ぶら下がっている幼児を引き上げ救出した。
(2)一部始終が動画で追跡されて世界に発信された。パリの住宅事情はわからないが、日本から見ればそこの住人でなくても住宅内の階段、エレベーターを使って5階に行きバルコニーに出て幼児を助ける安全な手立てもあったのかとも思うが、多分その男性にしては長身細身をいかしてボルダリング(bouldering)競技ばりの外部からの建物壁をつたっての一直線に目標に登ることが得意で早いと感じての救出劇だったのだろう。
勝手に住宅内に入れない場合もあるし、行ったはいいが5階のバルコニーに出る手はずもない場合も考えられるから、この男性の特技があればなにより目標に向かって確実に一直線で早い。
(3)スパイダーマンばりのこの男性は「思わず体が動いた」(報道)と言っているので、これが自然だったのだろう。昨年9月にマリからフランスに移り住んだこの救出した男性はさっそくマクロン仏大統領に招かれて面会し、市民権を授与されることになり同大統領から消防隊への入隊をスカウト(報道)されたとある。
ちなみに今回の救出劇で消防隊が現場にかけつけたのは、男性が幼児を救出した後だったと報じている。消防隊としてはぜひスカウトしたいスパイダーマンだ。
(4)ただし報道によると本人は「子どもを助けてから恐ろしくなって、体が震えて立っていられないほどだった」となによりとっさの行動による人命救助精神だったことがうかがえる。
EUはアフリカ大陸からの難民、移民が急増して、EU内の自由往来、難民、移民受け入れ政策への不満、反発、反感も強く、英国のEU離脱の要因ともなっている。
(5)今回のマリからの移民男性ひとりの正義感、特技、人命尊重精神性、幼児救助だけを見せられてもアフリカ大陸からの移民、難民受け入れに理解が進むものではないが、長年の民族紛争、テロで荒廃の続くアフリカ諸国の内戦で住む場所を奪われて追われてのEU自由往来主義を目指しての移民、難民の大量の流入であり、国際政治の責任は大きい。
(6)今回のマリからの移民男性の勇敢な幼児救出精神性は、EUの政治、経済、平和の実験場としての共同体構想、理念、主義が間違っていないことをはからずも証明した。
この男性が2020年東京五輪のボルダリング競技(壁登り)で強敵になりそうだ。
そこに長身細身の黒人男性(22)が1階からスルスルと各階ベランダを上に向かって手で体を引き寄せ足をかけて5階まで登り、5階バルコニーに到着して見事ぶら下がっている幼児を引き上げ救出した。
(2)一部始終が動画で追跡されて世界に発信された。パリの住宅事情はわからないが、日本から見ればそこの住人でなくても住宅内の階段、エレベーターを使って5階に行きバルコニーに出て幼児を助ける安全な手立てもあったのかとも思うが、多分その男性にしては長身細身をいかしてボルダリング(bouldering)競技ばりの外部からの建物壁をつたっての一直線に目標に登ることが得意で早いと感じての救出劇だったのだろう。
勝手に住宅内に入れない場合もあるし、行ったはいいが5階のバルコニーに出る手はずもない場合も考えられるから、この男性の特技があればなにより目標に向かって確実に一直線で早い。
(3)スパイダーマンばりのこの男性は「思わず体が動いた」(報道)と言っているので、これが自然だったのだろう。昨年9月にマリからフランスに移り住んだこの救出した男性はさっそくマクロン仏大統領に招かれて面会し、市民権を授与されることになり同大統領から消防隊への入隊をスカウト(報道)されたとある。
ちなみに今回の救出劇で消防隊が現場にかけつけたのは、男性が幼児を救出した後だったと報じている。消防隊としてはぜひスカウトしたいスパイダーマンだ。
(4)ただし報道によると本人は「子どもを助けてから恐ろしくなって、体が震えて立っていられないほどだった」となによりとっさの行動による人命救助精神だったことがうかがえる。
EUはアフリカ大陸からの難民、移民が急増して、EU内の自由往来、難民、移民受け入れ政策への不満、反発、反感も強く、英国のEU離脱の要因ともなっている。
(5)今回のマリからの移民男性ひとりの正義感、特技、人命尊重精神性、幼児救助だけを見せられてもアフリカ大陸からの移民、難民受け入れに理解が進むものではないが、長年の民族紛争、テロで荒廃の続くアフリカ諸国の内戦で住む場所を奪われて追われてのEU自由往来主義を目指しての移民、難民の大量の流入であり、国際政治の責任は大きい。
(6)今回のマリからの移民男性の勇敢な幼児救出精神性は、EUの政治、経済、平和の実験場としての共同体構想、理念、主義が間違っていないことをはからずも証明した。
この男性が2020年東京五輪のボルダリング競技(壁登り)で強敵になりそうだ。