いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

2011年1月1日。 new year

2011-01-01 14:23:27 | 日記
 (1)年末の大寒波に年始も大荒れの天候予想で、所によっては車が大量に雪の中で立ち往
生で自衛隊も出動したというところもある中、こちらは予報に反して日本晴れの穏やかな正
月元日を迎えた。こちらの各地では初日の出も拝めたようだ。

 昨年の正月元日は見事な雪化粧で、それはそれで何かを消して、隠してきれいではあった
(雪害地域には失礼でありますが)。今年の正月元日のこんな「予想外れ」は、それで結構な
ことだ。
 1年の計は元旦にあるという最近は耳もしないことわざどおり、昨年は「何かを消して、隠し
て」表層(surface layer)だけきれいに装う社会、経済、政治の閉そく感の1年だった。
 それで行くと、今年の正月元日早々の「予想外れ」は、すべてを白日のもとにさらけ出して
の間正直な社会、経済、政治の1年ということになる。
 もちろん、それだけ真正面からの対立軸ということになるので、「予想外れ」の激動、変化の
1年ということにはなるのか。

 (2)NHK紅白がらみで、①オープニングを飾った浜崎あゆみさん。ホール客席中央通路から
純白のウエディングドレスに身を包んで登場で、長い長いベール(veil)を二人で支えて歌い
ながらステージに進んだのが印象的であった。今朝の新聞でオーストリアの男優と1月中に
正式結婚されることが発表されていた。正月早々のおめでたい話。

 今年、新成人を迎える若者が124万人で、総人口(1億2700万人)の1%以下と過去最
少を記録した。男性が63万人、女性が61万人で、ベビーブーマー世代のほぼ半数だ。
 人口減少も前年比較12万3千人と戦後最大の減少幅だ。日本人男性には、結婚、就活の
ハードルも高くて、そうだから浜崎さんも日本人男性に縁もなくて(もちろん深層心理の話では
ないが)国際結婚ということになったのかな。世界は確実にグローバル化に向けて深化して
いる。

 ②もうひとつ、昨年の大病を克服して桑田佳祐さんがゲストとしてスタジオから出演した。
しばらく映像でお目にかかっていないこともあり、少し老けたかなの表情ではあったが、病気
療養前のサービス精神旺盛なパフォーマンス(performance)は健在で、紋付き袴に扇子と
桑田メロディ、そして紅白の幕にバニーガールズまで登場させての「ミスマッチ」を堂々と披露
して見せて、完全復活してみせた。正月早々のおめでたい話。

 (3)正月元日朝は、親代々の伝統のうすい醤油味にゴボウに厚揚げと餅のはいった雑煮を
食べて、財津和夫さんの「人生ゲーム21」を聞いています。
 ①あけましておめでとうございます、言葉は大事です。元旦の「旦」は、地平線(horizontal、
ちなみにステージのバックスクリーンエリアもホリゾンタルと言う)から日が昇る「頃」を指す象
形文字と、まずは財津さんからの新年のあいさつです。
 ②昨年末に会った人にも年賀状で新年のあいさつ、お元気ですかはムダでしょう。でもムダ
も必要なんじゃないですか。
 ③夫婦の会話がない時は、財津さんはネコ、犬に話かける。そうすると、ネコ、犬に困ったこ
とがあったりするカミさんが話かけてきたりして、会話も弾むそうです。
 ④天候に左右される農業の話題に対して財津さん、楽屋に入って本番ステージまで外の様
子がわからないままステージに立つので、天候とは無縁の仕事です、と。
 ⑤62年間、今年こそはこうしようああしようとか考えても、ひとつたりとも実現した予定通りい
ったものがないから、願い事はやめにした。
 今年はめずらしく何も考えない。いままであまりなかったことなので、40年近くの仕事依存
症のなかで、やっと自分らしい1年が過ごせるのかな。でも、今年はライヴ&トークは力入れて
やります。

 と財津さん言いつつも、リクエスト曲は、「give me a chance」(チューリップ)です。

 (4)今年は、正月元日からみれば「予想外れ」の1年ということになるのですが。

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