車もないし、お金もないので家でダラダラです。そんなわけでタイトルと同名の映画は私見た事無いですけど、ルガーの名で親しまれておりますパラベラム・ピストル(ドイツ語だとピストーレらしいですが)です。
私も最近までこいつの名はルガーだと思ってましたが、そう呼んでいるのはアメリカと日本くらい?(定かではないですけど)ガンマニアには説明不要でしょうが、私を含めここを見ているであろう、そこまでディープじゃなかった人のために軽く説明すると、当時アメリカに輸入販売していた会社が、開発した技術者ゲオルグ・ルガー氏から取って付けた名前が定着したらしいですね。
ま、ルガーの方がお馴染みなのでそのまま行きますが、私がエアーガンで遊んでいた当時特別好きな銃というわけでは正直ありませんでした。基本的にはリボルバー好きだったし、自動拳銃で好きだったのはM1911A1(通称ガバメント)やFN-HP(ブローニングハイパワー)辺りだったわけです。ルガーのエアーガンといえば東京マルイ製くらいしか無かったと思いますが、こいつが何かずんぐりむっくりした形に見えて特別かっこよいとは思わなかったのです。でも、ルガー最大の特徴であるトグルアクションはメカ好きな少年としては魅力的ではありました。
結局値段が安かったとはいえ、この東京マルイ製のルガーP08は買う事がなかったのですけど、銃趣味が完全に下火になっていたころ、確か’90年代初頭だったと思いますが、タナカ・ワークスから突如ブローバックタイプのルガーP08が登場!しかも記憶によると最初にモデル化したのがなんと砲兵タイプの8インチ!!東京マルイ製と比べて明らかにスリム。当時GUNマガジンを立ち読みしてその姿に惚れました・・・。が、価格がものすごく高かった!たしか2万円越えでした。当時所有した(去年解体した)JAC製のM16A1が2万4千円位でしたから、拳銃でこの値段は・・・。当然あきらめましたよ。そして完全に銃から離れてしまいました。
時は流れ21世紀・・・。気が付けば手にしておりました。(笑)写真の銃はP08ではなくて、その前のモデルである、P06の8インチタイプ。実は一番ほしかったのはドイツ海軍正式採用モデルである6インチだったのですが、すでに売ってなかったのです。ま、いいや。これにスネイルマガジンと銃床付ければかっちょいいなぁ、なんて思いますけど、スネイルマガジンは確か1万5千円くらいでしたっけ?専用銃床はどっかで出してましたっけ??8インチモデルはこういったアクセサリーがあると素敵なのですがそこまで金かけてられませんでしたし、そのころすでにスネイルマガジンは店頭になかったし。
ちなみにP06とP08の違いは、グリップセイフティーが前者には付いていた位の差でしょうかね。このタナカ製のルガーシリーズはP06は普通のABS樹脂製、P08の方はヘビーウェイト樹脂だかになっているらしいです。そんな材質しらねぇぞ。時代は変わった・・・。確かにこのP06はものすごく軽い。一方、購入したとき店頭にあったP08の4インチモデルはちょっとずっしりしてました。と、言っても実銃ほどは重くはないでしょうけど。どちらのタイプも今やホップアップ機構付きです。よって、非常によく飛びます。命中精度もなかなか素敵です。8インチは伊達ではなかった。
そして何よりも最大の特徴であるトグルジョイントがぴょこぴょこ(実際はもっと軽快にですけど)動く様がとにかく素敵。弾切れになると写真のようにトグルがホールド状態になります。
これ以降の銃でトグルアクションを採用している銃は存在しません。構造も複雑で軍用銃としては不向きです。そしてワルサーP38の登場でドイツ軍正式拳銃の座から降りたのですね。でもこの独特のフォルムは、やっぱり美しいです。
これを手にしてから、今や絶販になってしまった東京マルイ製のルガーP08がほしくなりましたね。ちょっと不格好ではありますけどエアコッキング・ガンなのでガスの出費を気にすることなく扱えます。どこかに転がってないかしら?!生誕100周年(初期型から数えると完全に過ぎ去ってますが)を記念してマルイさん、新設計でエアコッキング・ガンとして(ガスじゃなくてね)出してくれないかなぁ~
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