みどりまちの住人に一世帯一人乗らなければ採算が取れないといわれていた路線
失敗といわれればそれまでだけど、住宅団地の交通システムとしては意欲的な手段であるし、先進的であった
団地内でも駅近くの人と遠くの人でも差があるので一概には言えないが、スカイレール沿線に沿うように団地が開発されているので極力不公平感がでないように配慮されて開発されている印象
入り口は瀬野駅と接続されていて、乗り換えや接続時間も考慮されている
みどり口駅
更新時画期的であった専用ICカード(鉄道系ICカードは記名式のみ手続きを行えば利用可能)と購入した乗車券にあるQRコードを読み取り入場する
そのため窓口業務はトラブル対応他は無人
ロープウェイと同じようにケーブルをつかんで駆動するため車内は静かである。
車体ホールドはモノレールと同じように懸垂式で桁に固定されている。
ゆえに、ロープウェイのように風の影響はなくモノレールのように安定している
乗り心地はロープウェイでもなければモノレールでもない独特な乗り心地である
スカイレールからみどり口付近のながめ
交通機関でありながらアトラクションのような面白さがある
終点のみどり中央駅
構想当時はまだ先に延伸計画があったのではないかと思う用地形状で目測400m前後
終点、始点ではゴンドラが回転して待機するため運用は4ゴンドラ。2ゴンドラが運航中は残りのゴンドラは駅で待機している。
ゴンドラが付くと乗降のためしばらく開いているが、ある程度時間がたつと扉が閉まり、次運用へ移動する
(始点駅発→駅着→時間が来たら扉閉まる→自動で下り乗り口へ移動→先発のゴンドラが発車するまで後方待機→発車後乗降口へ移動下り運用へ。の繰り返し)
中央駅の下から
運行中はワイヤが駆動する音が響いて独特である。
車両について
車両は200系と呼ばれ1999年にローレル賞を受賞している
製造は三菱重工だが、おそらく三原の新交通システム製造部門が製造したか?
昔は工場名も書かれていることが多かったが、最近は記載がなかったりする
スカイレールは運行開始前に工事用ゴンドラが事故を起こして作業員二名が殉職されている。
地元では、アストラムラインの橋げた落下事故にならび結構大きいニュースになった。
(落下事故から期間がそれほど空いていなかったため)
スカイレールの運行自体は23年12月までの予定であったが手続きの関係上、24年3月末まで運行する
3月23~27日は運航休止となるようなので、乗ろうと予定を立てている人は注意
アクセスは広島空港からなら白市駅までのバス便に乗り、白市から瀬野駅まで一本で行けるが帰りは八本松どまりが居るため注意。
三原行の車両に乗ること
車なら山陽道志和インターを降りて広島方面へ。誤ってバイパスに乗った場合すぐの出口八本松にて降り2号線へ迂回する。上瀬野で乗った場合瀬野東にて降り広島方面へ下る。