いやさかめでたし

運良き日常偏愛雑文記

奇跡をおこす猫

2016年03月16日 | 前世・音楽・動物
猫の口の中の上あごのピンクの部分に
黒い腫瘍っぽいものができていたので

病院へつれて行く事にしたけど、行くまで4-5日かかるので
その間にWEBと本で口の中にできるのはどんな病気か
調べてみると、怖そうな病気ばかり載っててビビる。

猫にも口の中にガンができるとか知らなかったわ。

もしやアレが・・・とか考えそうになったけど・・・
いやいや、そんな事は無い。猫は元気に
雄叫びをあげながら家の中ダッシュしてるし
食欲モリモリだし、と気をとりなおしていた。

そして、ついでに
「私の寿命1年あげるから元気に治ったらいいのに。
黒腫瘍が消えてピンク色の綺麗な粘膜が見えてるイメージしよう。
家の中を元気よく猛ダッシュしてるイメージも。」
と毎日数回だけ願い、やっと病院へ。

猫箱に入れて鍵かけて車に乗せて連れて行く時に
岩合さんみたいに愛をこめて
「いいこだねえ~」と暴れないよう願いつつ
話しかけておくと、不思議と暴れ度が低くて助かった。
ニャーニャー鳴くだけだったのでヨシヨシと返事しておいた。
前は箱の扉ひっかきまくって暴れたのにそれほど暴れなかった。

病院へ行くと小型犬ばかりで10分ぐらいまって診察してもらう。
(今日は病院で飼われてる猫の姿は見えないw)
口の中に黒い物ができてると先生に伝えて
先生がガッと口を開けると、腫瘍っぽいものが
くっついてた所が無くなってる!!全面綺麗なピンク色。

治って欲しいという願いが叶った?!
それは嬉しいけど仮病言う嘘つき飼い主と思われたら気まずい!
と思ってたら先生が「この黒いのですか?」と指摘。

私はそんなのあったっけ?と思いつつ見ると
歯に黒いのがついてて先生は「歯石あたりが膿んでるようですね」
と言う。すぐ治るんですか?と聞くと
「完全にとるには全身麻酔しないといけないけど
今から麻酔無しでとれる分だけとります」と言うので任せた。

数分待って呼ばれて行くと、金魚の水槽の底石みたいな
小さな石(歯石)が4つぐらい取れてて血が出てた。
化膿止めの注射1本打たれてる間の猫が
「ウググ~痛い~」という顔でこっち見てたのが辛かった。

家に帰る車中での猫は箱の中で黙って座ってた。
痛い+怒ってたのかな?!

家で猫箱を開放したら、元気に猫が歩いたのが嬉しかった。
帰宅後10分もしないうちに猫が餌を食べようとしてたので
私は自分の部屋に走りこんで、となりのトトロの映画みたいに
「『夢だけど夢じゃなかった』元気に治った!」
と叫んでしまった。

良かった良かった安心したよ。

これからも元気で一緒に暮らそうね。

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