３月２２日、山桜を見に行く?と話してた日。
朝ネコが猫トイレに何度も出入りを
繰り返してるのにトイレは使わないので
不思議に思ってたら、突然吐く。
どうした？！と汚した床を拭き取りながら
猫の様子を見ると、玄関に降りていき
そこはダメと言っても動かない
謎アピールをしたので異常を感じ即病院へ。
血液検査をすると、血液尿素窒素と
血清クレアニンが前回検査の３倍に上がり
「人間なら透析レベルで猫の腎臓も
人間と同じで治りませんので点滴通院して
薬飲ませて」という宣告。
薬を市販餌に混ぜ食べさせるのに成功したのは
最初の５回ぐらいで、後はシリンジに入れて
口に注入しても嫌がり暴れるので断念。
この時の嫌な思い出があるせいか
市販餌は一切食べなくなった。
困ってググると、新米獣医さんの
飼い猫の腎臓が悪くなったので、獣医学会で
最新情報を調べるが特効薬がなく
５０日ほど毎日点滴しても良くならず死んだ話。
別の獣医さんは、人間死最後に無理な治療すべてやめ
枯れるように逝く方法があるので
それを猫にしてあげると言う話、が見つかった。
ここで、私は、プロの猫でもそうなるなら
もうしかたがないと諦めた。
「猫が一番楽になるように導いてください」と
氏神さまとその隣の寺へ祈りに行き
猫には新鮮な刺身か鶏肉を1-2切れ食べさせる事にした。
猫点滴は最低週１回で通ったが
体重はどんどん減り
1日で1切れも無理になりつつある。
４月３０日の点滴の後にはグッタリし
あまり動かず、今までの点滴で
一番しんどそうにしていたので
これ以上苦しめたくなくて点滴も諦め、
人間と同じく枯れるように逝かせる方法を選んだ。
もう、ほぼ食べなくなっていた。
一度だけ夜中に血を薄めたような物を吐いた。
夕方、30分だけスーパーに行き帰ってきたら
猫がトイレの外に漏らし猫トイレの中で寝てた。
最速でトイレに入れるように猫トイレの外にある
猫砂落とし箱を取り外した。
その後は数時間おきに猫をトイレに移動させ
尿の出を待ったら、出た。
翌日午前中、ヨロヨロ歩きで時々小さな一声を
出しなら家の中うろうろする。
人間トイレ横、洗濯場、と寝ているので
そちら方面に移動できないようにする。
尿は出ているが水飲まなくなった。
その夜、吐いて液便をポタポタ出す。
寝かせて肛門にオムツがわりの
トイレットペーパーを丸めて置き、
4時間ほど、出たらすぐ拭いてやる。
肛門拭く刺激が嫌なのか、尻がモゾモゾ動く。
夜中1時すぎ寝るので猫は猫トイレ横に寝かせる。
トイレと寝床の段差が減るよう猫クッション敷き、
頭が高くなるようにして枕して、
肛門にオムツがわりペーパー置きウエスで固定して寝る。
5時間後の翌朝、目覚めると同時に
猫がガタガタ音をさせている事に気づき
急いで見に行くと、猫が猫トイレの中で寝ていた。
中で少し液便もしている。
猫を起こしてトイレ横に移動させた。
家事しながら時々液便を拭き取る。
遠くから猫に声をかけると
尻尾ゆらして、聞いてるよのサインにホッとする。
家事が終わり液便を拭き取ると、なんだか変。
目を開けたまま死んでいた!!2021/5/8の9時前。
体揺すったら首がガクンガクンしてた。
ライトで眼をピカピカさせるも無反応。
お別れの言葉言えなかったよ。今までありがとね。
画像は最後の数日。グッタリ感が悲壮感アップさせてた。
猫の一生の5秒は人間では30分ぐらいに相当するらしい。
辛いグッタリ感が少しですんで良かったのかも。
