振り返ってみれば、去年は新しくメンバーに加わったノラがいなかった。
(後日訂正:3月にやって来たココがいました。)
家裏ではタヌキくんを別として新しいノラの気配すらなかったし、
店に現れた何匹かの子ニャンも、ココレオやモドキに追われて居着けなかった。
今のやり方では、まず居着いてもらってお近づきにならないと保護できない。
里親さん探しという出口の停滞が、新しいノラを迎えられないというジレンマに。
里親さん候補の条件を緩和しない限りこの状況が続く。
わかってはいるのですが、今は新参ノラに頑張ってくれと願うばかり。
新参のノラは、外で暮らす現有勢力と折り合わない限り居着けないのです。
今年の新猫来訪第1号は・・・ダイフク??
てなことを自己分析していた1週間ほど前、店に新顔のノラくんが現れました。
通称"ダイフク"通りからやって来て、モドキの残したご飯を食べていたらしい。
夜遅くその子を見たときは思わず「ダイちゃん?」と声をかけてしまった。
2年半ぶりの再会かと胸をときめかせたのですが、相手はさっと逃げてしまった。
懐かしいダイフクの雄姿
しかしやはりご飯に未練があるようで、今度は別の方角からやって来た。
後ろ姿がダイフクに似てはいるが、よく見ると若いしスマートだ。
警戒心が強く人からは逃げても、結局おかわりして缶詰1缶とにぼしを食べた。
その後もその子はやって来る。
暗くなると現れて、うまい具合にモドキを避けて食べていた。
しかしそのうち昼間にも来るように。
当然ココレオとバッティング。
一昨日はココを何とかかわして食べることができた。
昨日はココレオに追われて近づけなかったが、夜に来て食べたのか。
モドキの残したご飯が空になっていた。(モドキの再来かもしれないが。)
ピンボケで失礼! でも後ろ姿はダイフクそのもの
今日は冷たい風雨の中、ココレオが交代で外に出てその方面を見張っていた。
ココレオには新顔くんを迎える気はないようだ。
モドキだって、前例からみて気付けばまず追い払うに違いない。
今日は夕方からモドキが寝床に入ったので、新顔くんのご飯は別に用意。
果たしてうまく食べれるかどうか、新顔くんの試練は続きます。
でも可能性がないわけじゃない。
昼はだめだけど、夜間のココレオは屋内だ。
モドキだってずっと店にいるわけじゃないし、空いてる時間は十分ある。
今は警戒心が強くても早く懐けば、手術して情が移る前に里親さん探しだ。
家猫暮らしだって夢じゃない。
だから、頑張れ新顔くん。
拡大で撮ったので写りが悪いけど、多分1才強くらいの女の子