今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ニャン好きニャンコ

2017年07月31日 | (故)チビ 
妻はニャン歴半世紀以上になる大ベテランです。
何匹ものニャンコを看取った経験から、世話好きなのに放任主義者になりました。ニャンコの一生は短い。だから少しでも多くのことを心置きなく経験して人生(猫生)を楽しんでもらう、それが彼女の育て方です。

その妻によると、ニャンコには3つのタイプがあるらしい。
A 人にもニャンコにも寄り付かない孤高のニャンコ
B ニャンコと群れるのは嫌いだけど人に興味を示すニャンコ
C 人は怖いけどニャンコ大好きなニャンコ
どのタイプになるかは、生まれてもの心がつくまでの環境(育ち方)によるところが大きいけど、成猫になってからでも環境が変われば少しづつ変わっていくそうだ。

自分としては、この分類でいくならもうひとつほしいな。猫島や猫寺、そしてあの世界的に有名なマルタ島のニャンコたちのタイプだ。
D ニャンコ好きで人にも興味を示すニャンコ

ニャーやテンちゃんはBで、みうはCかな。モドキはAとBの中間? いや、Bかも。ダイフクは少しBがかったAか。かつてのわが家の3匹、くも・ハナ・テツはもちろんD。

Cタイプと言えば真っ先に思い出すのがチビ。昨年の3月にひょっこり店に現れて、9月に事故で虹の橋を渡りました。短い期間だったけどいつもビービー鳴いて存在感があって、人が怖いのに愛嬌たっぷりで、徐々にスタッフと心が通じ合って、2度の落下からの生還をはじめ数え切れないほどの感動と思い出をくれた子ニャンだった。 

そのチビが現れたとき、もちろん食べたい一心で来たわけですが、それと同じくらい関心を示したのがニャーだった。とにかくニャーにくっついて回る。ニャーはすぐに辟易状態になって、チビが来ると逃げて回る。ニャーはもともと穏やかなニャンコで当時は♀だと思っていたから、まだ幼いチビは母性を求めているのだと。

ニャーに逃げられても怒られてもくっついていったチビ。そのうちシャッポが現れて、シャッポと大の仲良しに。そうなるとニャーもそこそこだったら付き合えるってわけで、チビを接着剤とした仲良し3匹が誕生したのです。

今にして思えば、チビが求めていたのは母性ではなかった。大家族に育ったのか寂しがり屋なのか、とにかくそういうニャンコがいるんだな。

今日はお蔵入りした写真の中から、チビがニャーにくっついて回った軌跡を引っ張り出してみました。ちょっと映りの悪いのはご容赦を。

その1.こちらはこのブログがスタートした昨年9月、ニャーの初記事で使った写真です
(撮影は4月)

うるさいチビから逃げて高みの見物のニャー。
バックヤードのラックとラティスを垂直に登っていきます
チビはまだ登れず、下からビービー鳴くばかり

でも、それから2週間ほど猛練習したチビの成果は・・


その2.暑くなってきた頃、花台の下で休むニャー(右端)。ちょっと離れてチビが・・

ニャーに近づくと怒られるので、近くの台下で真似してます

でも少しづつ近づいて、やがて同じ台の下
(台の左下にニャー、右下にチビ)


その3.日除け霜よけに使うシートの上で寝るのが日課になったニャー。チビは・・
一緒に寝たいけど怒られるので少しづつ近づいて、やっと近くの場所に納まった

でもチビは何とか一緒に寝たい
怒られては離れ、また怒られては離れて・・

やっと特等席をゲットした瞬間


さらにニャーに迎えられて・・(チビの初記事で使った写真です)
まさに「愛しき子ニャン」のチビでした



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