正式にはそんな呼称らしいですが、要はストレスハゲのことです。
ちび太は2度通院して、結局原因はストレスということになった。
精神安定剤も試したが効果なく、ストレスの元を改善するしかないという状況です。
そうは言っても、その要因を突き止めるのはたやすいことじゃない。
・ケンを追い始めたのはどうやら転化行動のようだ。
・オジンに怒られ続けたことは直接の要因じゃなさそう。
・”空腹ストレス”なんてのもあるらしいが、都度与えてみても改善しなかった。
・過度のグルーミングは一向に治まらず、ハゲはますます広がっている。
・診察した先生が言うように、やはり多頭化と関係がありそうだ。
今回は、ある「心当たり」について書き留めておこうと思います。
ちび太のケン追いは気分次第だが、最近は執拗になってきた
(左からケン、チキン、ちび太、シロキ;まだちび太のケン追いが始まる前)
昔、ハナテツくもの3匹時代、ハナは後から来た子猫たちの面倒をよく見た。
ハナはオジン部屋が大好きで、そこからベランダに出て日光浴するのが日課だった。
しかしくもが大人になるとオジン部屋を根城にし、ハナの出入りを拒むようになった。
結果、ハナはオジン部屋もベランダでの日光浴も諦めることとなり、
夜はオバンベッドでテツと一緒にオバンの両腕の中で寝ることになった。
でもくもは、オジン部屋以外ではいつもハナを慕っていた。
ちび太は超甘えん坊。だけどはにかみ屋で、他の猫がいると甘えてこない。
オジン部屋はもともとニャーの領域だったけど、いつしかちび太と共有するようになった。
ちび太がテリトリー意識に目覚め、ニャーを追い出すようになったのは昨年の夏頃から。
今では、ニャーはかつてのハナのようにオジン部屋を諦めました。
しかしその頃はもう1匹オジン部屋を共有する子がいて、それが滅法諦めが悪い。
チキンです。
かつてのオジンベッドは和気藹々の大混雑だったけど・・
(1年前の3月:手前からチキン、シロキ、ちび太、奥にニャー)
猫たちが保護者に甘えるには一応のルールがあって、他の猫が甘えているときは邪魔しない。
ちび太はもちろん他の子もしかり。かつて頂点に君臨していたニャーでさえそうだった。
しかし、チキンは他の猫が甘えている最中でも関係なし。
平気で重なるようにくっついてくるし、気が向けばオジン部屋にも居座る。
猫社会暗黙のルール無用の、新人類ならぬ新猫類なのです。
オジン部屋でちび太がイラついてもチキンは素知らぬ顔。
結局ちび太が自分で出ていくようになってしまった。
当時のちび太の記事で、何故(ちび太が)自分の部屋と決別したのか訝しがった。
最近、ちび太が意識しているのはチキンなのではないかと思うようになったのです。
チキンは存在感をどんどん増している。
ケンが誰かに脅かされると、兄貴分として労わる行動を見せたりする。
今やオジンの一番近くにいる存在。
ニャーはべったりタイプではないのでさほどでもないが、ちび太は面白くないのではないか。
そして、ケンへの八つ当たりが始まった。
ちび太が居場所を変えた理由のひとつ
ベット下のケンを見張るためだった(オバンベットにて)
当時オジンに怒られ続けたことが拍車をかけたかもしれない。
しかし今のちび太は、前のようにオジン部屋にいることも一緒に寝ることも増えてきた。
ただしチキンがオジンベットに来ると、イラついた声をあげて出て行ってしまう。
一方チキンはあくまでもくったくがない。そして人懐っこく猫懐っこい。
遊びたいときは誰かれなく追うけど、誰とでも平気でくっついて寝る。
物心つく前から当家で育ち、保護者を親と慕いまくる。
ちび太の代名詞だった「天真爛漫」は、今やチキンの枕詞になった。
今のところ、以上は自分の仮説にすぎません。
しかしちび太の状態を見ればのんびりしてはいられない。
落ち着いてはいるけど、身体のハゲは着実に広がっている。
このままだと顔と首以外はスフィンクスという無毛の猫さながらになりそうだ。
でも保護者としては、ひとつひとつ仮説を立ててつぶしていくしかないのです。
当面は、ちび太が本来の根城(オジンベッド)で安息できるように協力してあげようと思います。
リビングでは一緒にくつろぐチキンとちび太(手前はポニー)
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