昨日の午後、その幼猫は突然店にやって来た。
連れて来たのは小学4年生と2年生の姉妹。SCの当店側の通路にベンダーが並んでいる、その下に幼猫はいたそうです。抱き上げてどうしようかと途方に暮れていると、通りかかった当店常連のおかあさん(姉妹とは無関係)が店に連れて来た。「この店なら何とかしてくれるかも」と。困ったスタッフが自分を呼びに来たわけです。
齢1ヶ月強? こんな感じの幼猫です
妹の方は「飼いたい飼いたい。」 でもお姉さんは「一度連れて帰ったら保護責任が生じちゃう」と、誰に言われたのか例の知恵をつけていた。店では一時的に預かったが、やがて戻って来た姉妹は「やっぱりダメだって」と困り顔。当店がなければ、この姉妹はまた捨てに行くのだろうか。この小さな命のためにも、この姉妹のためにも、預かる以外の選択はなかった。
その前に、ベンダーの付近をくまなく探しチェックを続けました。しかし兄弟の気配もなく、母猫が戻ってくる様子もなかった。齢まだ1ヶ月ほど。高台になっているSCに独りで来ることはまず考えられない。母猫が連れて来てはぐれたにしても、こんなに人通りの多いところに連れて来るだろうか。そうなるとやはり・・・捨てられた?
こうして突然始まった幼猫育て。こんな小さいのは自分も初体験だ。まずテンちゃん用のスープをあげてみると、飲んだ。しかし幼猫用の食事じゃないとお腹を壊すと思ってミルクその他の買出しに。それから家に戻って夜用にとケージを運び込んだ。テンちゃんやちび太にも使ったあのケージです。日曜の午後で病院もやってないので、一晩事務所で過ごしてもらい、翌日病院に行くことにしました。
わからないままに一応猫生活一式セットも
それにしても小さい
こんなのがよくもまあ独りで・・
しかし今朝になって一番のスタッフから連絡が。「ぐったりして様子がおかしい。」 K君は「風邪を引いたんじゃないか。」 大慌てで店に着くと同時に病院に連れていきました。とりあえずの診断は極度の低体温と脱水症状。通常37、8度の体温が30度もなかった。360gの体重も少なすぎる。応急処置としてドライヤーで暖め、風邪薬抗生剤入りの点滴をしてもらいました。
ところが診察が終わって薬を待っているうちに、チビちゃんはまったく力が抜けて動かない状態に。薬も後回しにして大急ぎで店に戻り、ホッカイロと空調でとにかく暖めたのです。昨夜の処置がまずかったのは明白だった。昨夜はよりによってこの界隈の気温は15℃以下。それまでの暑さからみべればとんでもなく寒い夜だったのです。その寒さの中に、幼い猫をケージに入れてポツンと置いてしまった。室内だから安全だし大丈夫だと。
病院から帰ったチビちゃんはまったく元気がなかった
いやあ焦りました。とにかく暖めて暖めて、低温やけどしないように気をつけながら暖めまくった。そのうちチビちゃんは白目を剥き、仰向けにひっくり返ってまったく力の抜けた状態に。おいおい、まさかそんなあ。病院で若い先生が「ことによるとダメかも」と言っていたのを思い出した。そのときは何の冗談を、と思っていたのですが・・・。
寝てるのか、まさか・・・
それからのチビちゃんは、首を上げる力すら尽きたのか動くことがなかった。どよーんとした雰囲気の中で時間だけが徒に過ぎる。大雨の中夕方になった頃、事務所にやって来たOさんが「あっ、チビちゃん動いてる。」 よもやと先生に教えられたお湯でふやかした幼猫用のカリカリをあげた。するとチビちゃん、俄かに活発に動いてそのカリカリを完食したのです。続いて幼猫用のレトルトをあげるとそれもかなり食べた。試しにトイレ砂の上に置くとすかさずオシッコにウンチも。それからのチビちゃんは、見違えるように活発になったのです。
突如として食べだしたチビちゃん
もちろんまだまだ予断は許さない。今夜はチビちゃんを家に持ち帰り、今も横に置いたキャリーケースの中で寝ています。とにかく冷やさないように。感染症も心配だし細かいことを言えばまだいろいろあるけど、まずはとにかく食べて体力をつけること。チビちゃんは、ようやく回復への1歩を踏み出しました。
活発になって好奇心も旺盛になってきた
連れて来たのは小学4年生と2年生の姉妹。SCの当店側の通路にベンダーが並んでいる、その下に幼猫はいたそうです。抱き上げてどうしようかと途方に暮れていると、通りかかった当店常連のおかあさん(姉妹とは無関係)が店に連れて来た。「この店なら何とかしてくれるかも」と。困ったスタッフが自分を呼びに来たわけです。
齢1ヶ月強? こんな感じの幼猫です
妹の方は「飼いたい飼いたい。」 でもお姉さんは「一度連れて帰ったら保護責任が生じちゃう」と、誰に言われたのか例の知恵をつけていた。店では一時的に預かったが、やがて戻って来た姉妹は「やっぱりダメだって」と困り顔。当店がなければ、この姉妹はまた捨てに行くのだろうか。この小さな命のためにも、この姉妹のためにも、預かる以外の選択はなかった。
その前に、ベンダーの付近をくまなく探しチェックを続けました。しかし兄弟の気配もなく、母猫が戻ってくる様子もなかった。齢まだ1ヶ月ほど。高台になっているSCに独りで来ることはまず考えられない。母猫が連れて来てはぐれたにしても、こんなに人通りの多いところに連れて来るだろうか。そうなるとやはり・・・捨てられた?
こうして突然始まった幼猫育て。こんな小さいのは自分も初体験だ。まずテンちゃん用のスープをあげてみると、飲んだ。しかし幼猫用の食事じゃないとお腹を壊すと思ってミルクその他の買出しに。それから家に戻って夜用にとケージを運び込んだ。テンちゃんやちび太にも使ったあのケージです。日曜の午後で病院もやってないので、一晩事務所で過ごしてもらい、翌日病院に行くことにしました。
わからないままに一応猫生活一式セットも
それにしても小さい
こんなのがよくもまあ独りで・・
しかし今朝になって一番のスタッフから連絡が。「ぐったりして様子がおかしい。」 K君は「風邪を引いたんじゃないか。」 大慌てで店に着くと同時に病院に連れていきました。とりあえずの診断は極度の低体温と脱水症状。通常37、8度の体温が30度もなかった。360gの体重も少なすぎる。応急処置としてドライヤーで暖め、風邪薬抗生剤入りの点滴をしてもらいました。
ところが診察が終わって薬を待っているうちに、チビちゃんはまったく力が抜けて動かない状態に。薬も後回しにして大急ぎで店に戻り、ホッカイロと空調でとにかく暖めたのです。昨夜の処置がまずかったのは明白だった。昨夜はよりによってこの界隈の気温は15℃以下。それまでの暑さからみべればとんでもなく寒い夜だったのです。その寒さの中に、幼い猫をケージに入れてポツンと置いてしまった。室内だから安全だし大丈夫だと。
病院から帰ったチビちゃんはまったく元気がなかった
いやあ焦りました。とにかく暖めて暖めて、低温やけどしないように気をつけながら暖めまくった。そのうちチビちゃんは白目を剥き、仰向けにひっくり返ってまったく力の抜けた状態に。おいおい、まさかそんなあ。病院で若い先生が「ことによるとダメかも」と言っていたのを思い出した。そのときは何の冗談を、と思っていたのですが・・・。
寝てるのか、まさか・・・
それからのチビちゃんは、首を上げる力すら尽きたのか動くことがなかった。どよーんとした雰囲気の中で時間だけが徒に過ぎる。大雨の中夕方になった頃、事務所にやって来たOさんが「あっ、チビちゃん動いてる。」 よもやと先生に教えられたお湯でふやかした幼猫用のカリカリをあげた。するとチビちゃん、俄かに活発に動いてそのカリカリを完食したのです。続いて幼猫用のレトルトをあげるとそれもかなり食べた。試しにトイレ砂の上に置くとすかさずオシッコにウンチも。それからのチビちゃんは、見違えるように活発になったのです。
突如として食べだしたチビちゃん
もちろんまだまだ予断は許さない。今夜はチビちゃんを家に持ち帰り、今も横に置いたキャリーケースの中で寝ています。とにかく冷やさないように。感染症も心配だし細かいことを言えばまだいろいろあるけど、まずはとにかく食べて体力をつけること。チビちゃんは、ようやく回復への1歩を踏み出しました。
活発になって好奇心も旺盛になってきた
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