当ブログでは最初の記事「はじめまして」以来、ことあるごとに猫の賛歌を書いてきました。その真っ直ぐで純な心根だけでなく、悔まない恨まない、飾らない諦めない、それに悲観しないといった人から見ればまるで聖人君子のような彼らの行動規範にすっかり惚れ込んでしまったのです。
実際、余生を猫の社会で暮らしたいなんて書いたこともありますが、猫たちの過酷な暮らしにはとても耐えられないに違いない。まあ読んだ人からみれば「この人すっかりかぶれちゃってるね」となる。正直自分でも「虜になっちゃった」と自覚するときがあるくらいです。
ところが、最近強い味方に出会いました。高木佐保さんという猫心理学者が書いた記事で、あの天下のPHP研究所の監修です。これはかなり信頼できそう。記事のタイトルは「猫の生き方を真似すると何故ラクになれるのか?」 まずはそのサブタイトルを列記してみます。これだけ猫に学べることがある。記事に興味のある方は下に貼ったリンクから見ることが可能です。
"相思相愛"のニャーはいろいろなことを教えてくれます
猫の生き様から学べること;
思考編1:自立心を旺盛に(過度に甘えたり頼らない)
思考編2:未来を悲観しない(後悔もしない)
行動編1:限界までがんばらない
行動編2:他猫(人)の顔色はうかがわない(自分がしたいことを優先)
行動編3:柔軟な発想で物事を楽しむ(身近なもので楽しめる)
人間関係編1:他者と適度な距離感を保つ
人間関係編2:新しいものに好奇心旺盛(新しい価値観に興味)
人間関係編3:マイペースを貫く(他者からの期待に過度なプレッシャーを感じない)
いやあ驚いた。こりゃあ自分のニャンコ賛歌とまったく同じ、いやそれ以上だ。高木さんという方は京大の心理学博士で、猫の心の動きを研究するチーム「京大CAMP」のメンバーとのこと。なかなか楽しそうなグループで参加も自由らしいけど、ちょっと恐れ多いかな。
尚、ここに書かれていないことで自分が感服している猫の特性に「現実をありのままに受け入れる(自分を誤魔化さない)」や「他者のせいにしない」などがあると思います。これは自分に降りかかった問題の根本解決や次策への転換のために必要なことで、本来なら真っ先に見習うべきことでしょう。ただこれ、見習っても人にとっては「ラクになる」どころか苦痛が増すことの方が多いので、きっと敢えて割愛されたのではないかと推察しています。
いじられキャラでも卑屈にならないシロキから学ぶことも多い
※参考過去記事
「猫の倫理、そして愛情」(2020.11月)
「PURE HEART<汚れなき心>」(2021.6月)
「人の心を癒す力」(2021.8月)など
※PHPの記事
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