書きたいこと、書くべきことが溜まりにたまり、手が付けられなくなってきました。
話が前後しますが一番気にしていることから書きます。
ヒョウを保護しました。10日ほど前、ダイフクを保護した翌日のことです。
使い方を体得した妻が、昼間ココ目当てに仕掛けていた捕獲機。
夕刻以降に現れたダイフクやヒョウに仕掛けてみると、一発で入ったそうな。
保護部屋には3つの大型ケージを購入。モドキ、ダイフク、それにココレオ用です。
ヒョウは従前の、コミケやケンが一時使用した中型のケージに入ってもらいました。
保護した時のヒョウ
今回保護した3匹に共通しているのは、なかなか人に馴れない。
お互いの親和性もよくなさそう。
捕獲機で保護したノラは、これまでのお友達になって家に迎えたノラとは違います。
それでも保護した以上は手が傷だらけになりながらお世話中。
ヒョウはシャーシャー言いながら、相変わらずの爆食でトイレもしっかり。
ただ、とにかくよく鳴く。いや鳴き叫ぶというか、叫び続け。
思い出すのは破壊神とまで書いたハリーや数日間鳴き続けたみう。
ヒョウは何か怒っているような鳴き方で、余計に凄まじく感じる。
保護して6日目くらいのこと。
少しは落ち着いたのか、ヒョウがリラックスモードで寝そべっていた。
そのお腹を見て愕然としたのです。
ようやくリラックス体勢になったヒョウ・・やや、あのおっぱいは?
ヒョウのおっぱいは、明らかに授乳中か授乳後間もないものでした。
確かにヒョウにはお腹の膨れた時期があった。(9/5記事「ヒョウのにんしん騒動」参照)
観察記録によると、膨れたお腹に騒ぎ始めたのが8月初め、元に戻ったのは8月末頃。
ヒョウが産んでいたとすれば、ヒョウを保護した時は生後40日を過ぎた頃になる。
かつて保護した幼猫と言えばチキン30日、キリン40日、ちび太にキーとクウが60日弱。
活発に歩き回ることは可能だけどまだまだ母猫が必要な時期。
いやはや、とんでもないことをしてしまった?
ヒョウの鳴き方は、ネットで調べた母猫が子を求める声とはだいぶ違った。
そんなこんだで、ヒョウが子育て中だと気付くまで保護してから6日もかかってしまったのです。
ヒョウを元に放つかということも考えたけど、さすがに6日も経てば・・、
ヒョウが子供を探す可能性も、子供がその場にいる可能性も、限りなく低そうだ。
そして今度こそヒョウを保護することはもうできないだろう。
悩みに悩んだ末、現状を貫くことにしました。
どう見ても、授乳中か授乳後間もないおっぱいでした
ヒョウは保護された時、子供たちをこの店に連れて来たかったのかもしれない。
ヒョウの幼い子猫たちは運よく人に保護されない限り生きてはいけないだろう。
当店に現れるか、SCの奥には猫を保護したりする優しい人もいる。
自分が病み上がりでなければ、「子を呼ぶ母猫の声」を使って探し回るのだけど。
ヒョウが棲息していたらしい店裏の資材置き場は、すっかり片付けられて今はない。
今できることは、子供たちが何とか生き抜いてくれと祈るしかないのです。
一番右のおっぱいはまだ少し張ってます