今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

閉店

2023年10月28日 | ご挨拶・解説・お知らせ
今年いっぱいでお店を閉じることになりました。
あと2ヶ月です。
実は、店でお世話していた外猫たちの収納(保護)を急いだのもそのためでした。
本来ならココレオから始める予定だったけど、例によってココが捕まらない。
抱っこできるレオはいつでも可能だけど、今はココの引き留め役です。
そんなこんなで順序が逆になって、他の3匹から保護してしまいました。

こんな光景ももうすぐ見納めです

レオもココも元気ですが、最近夜更かし?がひどくて困ってます。
閉店時刻に近い18時になっても戻って来ないことが多い。
レオは閉店までには戻るけど、ココは19時過ぎても戻らなかったり。
しかも最近はMさん宅にしきりに現れてはサビ(過去記事参照)と唸り合いしてるという。
捕獲機はもう役に立たず、中のものを食べてバックで出て来る始末。
今はココ確保の他の方策を思案中です。

2匹揃って事務所におねだり

沢山思い出のあるこのお店。
でも今は、思い出に浸る余裕もないほどバタバタと忙しいです。
というのも、実は自分がこのお店の経営者だから。(現役引退してますが社長です。)
株式会社なので、閉じる手続きは山ほどあります。
猫のことばかり書いてますが、スタッフの行く末には最大限の尽力しつつ。
ココレオも無事に収納するまでは気が休めません。
心不全やヘルニアの腰痛と相談しながら、日々の仕事をこなしてます。

商品のなくなった園芸用土販売の棚上で

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ダイフクの保護

2023年10月24日 | ダイフク
ヒョウが子育て中だと気付いた時から1週間が経過しました。
どこかにいるであろうヒョウの子供たちのことが頭から離れず、その間2度の出勤日には心臓の状態を伺いつつSCの裏手を探し回ったが、子猫の気配すらなかった。
こんな状態が、しばらくは続くのだろうと思います。

話は変わって、今回はダイフクのことです。
夏前に5年ぶりに再会したが、真夏になった頃から2ヶ月ほど姿を確認できなかった。
ココレオに追われヒョウに追われ、モドキを警戒しながらの来訪だったダイフク。
ボロボロに変わり果てた姿同様、かつての強者のイメージはすっかり変わっていた。
ポン、ニャーに続いてダイフクが店に現れたのは8年前の晩秋だ。
最強の悪役として、チビ、ニャー、シャッポの3匹組を追い回したのが7年前。
やがて時代がテンの時代に変わっても、ダイフクは新参のモドキとともに顔を出した。

その頃のダイフクは、コンやミセミケなど子猫を連れて来てはご飯を譲った。
その優しさにヒールキャラのイメージは一変し、店には応援団までできた。
しかし5年前の正月、両後足を引きずるという痛々しい姿で現れた。
何とか保護しようとしたが前足だけのダイフクは意外と素早く、結局見失ってしまった。
それから4ヶ月経って1度、さらに4ヶ月経って1度、無事を報せるように後足をかばいながらやって来たけど、それが最後となったのです。

今月になって再び姿を見せたダイフク

なので今年ダイフクと再会したときは本当に感激しました。
そして今回、ココレオの他にモドキ、ヒョウ、そしてダイフクを保護して店の保護活動に終止符を打つことにしたのです。
幸いモドキとヒョウは店に入りびたりになってチャンス到来、でもダイフクが所在不明に。
やがて10月になって2ヶ月振りに顔を出したダイフクが、妻が試しに仕掛けた捕獲機に見事に御用となりました。
こっちも慌てたが、ココレオ用に準備したケージに入居してもらいました。
モドキ保護のひと月後、ヒョウを保護した前日のことでした。

ダイフクはモドキ(奥)の隣のケージに入居しました

保護したダイフクは騒ぐことなく慌てることなく、何だかほっとしたような様子。
もうビクビク周囲を警戒しなくていいという安心感か。
実に静かで、よく食べトイレも順調。
至近距離まで近づくと、サイレントに近い小声で「シャーッ」。
推定でニャーより少し年上の10才になったかならないか。
でも10才をはるかに越えたおじいさん猫に見える。
人馴れするかどうか、人馴れしても里親さんが見つかるかどうか。
ダイフクは自分(オジン)と思い出を語り合いながら、残りの生涯を共に過ごすことになりそうです。

すっかりおじいちゃんの顔つきになったダイフク

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ヒョウの保護、そしてショッキングな事実が

2023年10月19日 | ヒョウ
書きたいこと、書くべきことが溜まりにたまり、手が付けられなくなってきました。
話が前後しますが一番気にしていることから書きます。

ヒョウを保護しました。10日ほど前、ダイフクを保護した翌日のことです。
使い方を体得した妻が、昼間ココ目当てに仕掛けていた捕獲機。
夕刻以降に現れたダイフクやヒョウに仕掛けてみると、一発で入ったそうな。
保護部屋には3つの大型ケージを購入。モドキ、ダイフク、それにココレオ用です。
ヒョウは従前の、コミケやケンが一時使用した中型のケージに入ってもらいました。

保護した時のヒョウ

今回保護した3匹に共通しているのは、なかなか人に馴れない。
お互いの親和性もよくなさそう。
捕獲機で保護したノラは、これまでのお友達になって家に迎えたノラとは違います。
それでも保護した以上は手が傷だらけになりながらお世話中。
ヒョウはシャーシャー言いながら、相変わらずの爆食でトイレもしっかり。
ただ、とにかくよく鳴く。いや鳴き叫ぶというか、叫び続け。

思い出すのは破壊神とまで書いたハリーや数日間鳴き続けたみう。
ヒョウは何か怒っているような鳴き方で、余計に凄まじく感じる。
保護して6日目くらいのこと。
少しは落ち着いたのか、ヒョウがリラックスモードで寝そべっていた。
そのお腹を見て愕然としたのです。

ようやくリラックス体勢になったヒョウ・・やや、あのおっぱいは?

ヒョウのおっぱいは、明らかに授乳中か授乳後間もないものでした。
確かにヒョウにはお腹の膨れた時期があった。(9/5記事「ヒョウのにんしん騒動」参照)
観察記録によると、膨れたお腹に騒ぎ始めたのが8月初め、元に戻ったのは8月末頃。
ヒョウが産んでいたとすれば、ヒョウを保護した時は生後40日を過ぎた頃になる。
かつて保護した幼猫と言えばチキン30日、キリン40日、ちび太にキーとクウが60日弱。
活発に歩き回ることは可能だけどまだまだ母猫が必要な時期。
いやはや、とんでもないことをしてしまった?

ヒョウの鳴き方は、ネットで調べた母猫が子を求める声とはだいぶ違った。
そんなこんだで、ヒョウが子育て中だと気付くまで保護してから6日もかかってしまったのです。
ヒョウを元に放つかということも考えたけど、さすがに6日も経てば・・、
ヒョウが子供を探す可能性も、子供がその場にいる可能性も、限りなく低そうだ。
そして今度こそヒョウを保護することはもうできないだろう。
悩みに悩んだ末、現状を貫くことにしました。

どう見ても、授乳中か授乳後間もないおっぱいでした

ヒョウは保護された時、子供たちをこの店に連れて来たかったのかもしれない。
ヒョウの幼い子猫たちは運よく人に保護されない限り生きてはいけないだろう。
当店に現れるか、SCの奥には猫を保護したりする優しい人もいる。
自分が病み上がりでなければ、「子を呼ぶ母猫の声」を使って探し回るのだけど。
ヒョウが棲息していたらしい店裏の資材置き場は、すっかり片付けられて今はない。
今できることは、子供たちが何とか生き抜いてくれと祈るしかないのです。

一番右のおっぱいはまだ少し張ってます

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困ったときのニャー頼み

2023年10月15日 | ニャー
退院以来、公私ともに仕事がたまってバタバタしてます。
重いものは持てないし車の運転はできないし、相変わらず周囲に迷惑かけ通しですが、
もうすっかり元の生活に戻って着々と溜まった仕事を消化してます。
ということでブログを書いてる余裕もないのですが、実はあまりにもいろんなことが起こり過ぎて何から書いていいかわからない状態。

こんな時は、ニャーにお任せ。
ニャーはいつも猫たちの中心にいるからです。

「ん? 何か言った?」

さて、いろんなことと言うのは、
前記事で書いたポニーのハゲは未だ治らず、でも本人(猫)は元気いっぱい。
ちび太とケンの関係も相変わらずで、時折2階でケンの「ギエーッ」という叫び声。


ニャーの周りにはいつも猫たちが

問題はサクラ。
今まで保護部屋ひとりで優雅に暮らしていたらモドキがやってきて、
その後も立て続けに模様替えが続いて、飲み食いしていた場所が変わってしまった。
すると、まったく何も口にしなくなってしまったのです。
今日で3日目、ようやくチュール2本を口にしました。
新しい環境に早く慣れて復活が期待されます。



保護部屋の模様が立て続けに変わった?
そうなんです。当方としては予定通りなんですが、それが一気に来てしまった。
モドキに続くダイフクとヒョウの保護。
ま、保護部屋がどんな状態か想像に難くない?
おいおい、報告してまいります。


「ニャーの生活は平穏だけどね」(ニャー)

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ポニーの脱走

2023年10月09日 | チキン,キリン,ポニー
自分の入院中、ひとつだけ事件がありました。
リードで外にいたニャーを入れる時、玄関ドアの内側で外の様子を伺っていたポニーが出てしまったのです。
いつもなら中奥に逃げ込むのに、その時はニャーと妻の足元の隙間をすり抜けて外へ。
ドアクローザーの動きが鈍くなっていたことも不運だった。


自分(オジン)入院前のポニーはのんびり息子(ちび太とシロキの中央)

外に出たポニーは、途方に暮れた感じで家から離れることがなかった。
妻が近づくと家の周りをぐるぐると逃げる。
ポニーは甘えん坊だけどまだ半馴れで、こちらから動くと警戒するのです。
家の周りを2周ほど回った時に妻は考えた。
例のわが家解放お迎え作戦です。
ポニーから目を離すのは不安だったけど、ポニーを信じて家に入った。

家の中の猫たちをそれぞれの部屋に閉じ込め、最後にリビングを閉めてドアの外側からテープで止め、そして玄関を開放した。
外に出ると、ポニーはまだ不安そうに佇んでいた。
そのポニーに近づくと、やはり家の外壁に沿って逃げる。
2周、3週、妻は祈るような気持ちでそっと追い続けた。
そして5週目、ついにポニーは玄関から中に入ったのでした。

今はまた能天気なポニーに戻ってます(カーテンの下、手前はチキン)

それは朝の30分くらいの出来事。
無事に一件落着してから、自分は一報を受けた。
妻の焦燥感は想像に難くなかったが、しかし妻は冷静に行動した。
そのおかげでポニーは、外の世界で死を賭した困難に見舞われずに済んだのです。
妻もそうだけど、ポニーもどれだけ不安だったことか。

さて、この脱走劇が事なきを得てから5日後くらいからのこと。
ポニーの毛が徐々に剥げてきたと。
特に下半身の、ビロードのような黒毛の部分がぼろぼろに剥げてきた。
それから数日後、ようやく退院した自分がいろいろチェック。

自分が座れば必ず横に来て「撫でて~」とアッピールするポニー。
入院中は保護者を失ったストレスで剥げたのかと思った。
ところが実際に見ると、これはノミか、真菌か。
しかしノミは見当たらず、真菌のようにグジグジしていない。
あるいは脱走した時のショックが尾を引いている?
今はしばし様子を見ている段階です。


見るも無残に剥げてしまったポニーの下半身

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