香りにまつわる物語

最近読んだ本で、鎌倉香房メモリーズという本があります。阿部暁子さんが著者で、集英オレンジ文庫から出版されています。
生まれつき人の感情を香りで感じることができる不思議で心優しい高校生の香乃さんと冷静で洞察力を持つ大学生の雪弥さんが鎌倉にあるとあるお店で働き、時間を過ごしながら、色んな人の香りにまつわる相談にのり、香りに込められたその人の想いをそっと明らかにしてくれます。
香りをテーマにしたちょっとした謎解きといった感じだと思います。雪弥さんに少しずつ惹かれていく香乃さんの様子も微笑ましくていいなって思います。
もし書店においてあったら手に取ってみてください。
今日も一日おつかれさまでした。みさなんにとって良い金曜日の夜になりますように。おやすみなさい。