備後絣で ツーピースをお仕立てしました。
ますは・・スカート
4枚接ぎのシンプルスカート。
次に・・上着
生地に 張りがあるので 腕が・・跳ね上がってますね・・
着ていくうちに しなやかになります。
でも・・洗うと また パリっとなります。
上下合わせると・・
こんな感じ。
反物からのお仕立てでしたので
お客様ご自身 洋服になった時の想像が全くできなかったそうですが
とても気にいっていただけて良かったです
今回、備後絣をお預かりしてお仕立てさせていただきましたが
以前、別のお客様から 伊予絣でご依頼いただいたことがあります。
その際も 生地が パリッと硬く 洗っても洗っても
このパリ感はしなやかになりませんでした。
先日、織元さんとおしゃべりしていて このパリ感の秘密をおききして
「へぇ~。そういうことか・・。」っと納得。
この洗うと パリっと硬くなる絣には
織る段階で あるひと手間をかけてあるそうで。
なので
何度洗っても このパリ感が持続するそうです。
昔は(着物は)
洗い張りの際、糊付けをして生地をパリッとさせていたそうで。
ですが この洗う度に 糊付けしなくても 乾くだけで パリっとなるのは
その時代は 便利な機能?!だったのかもしれませんね。
今で言う 形状記憶?ワイシャツみたいな?!?感じでしょうか?
現代、お洋服としては しなやかな方が好まれるかな・・
着て着て・・着倒して??
ぜひ、絣の風合いを楽しんでくださいね~
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