
それを見つけてチャミが…

「騒いだって近くになんて来ないです


「お姉ちゃんの顔が怖すぎます


「キョン太 何か言いましたか?


「僕は何も言っていません


「お兄ちゃん 助けてください


「キョン太も男なんですから 自分で何とかしなきゃいけません



そんな事言って 小太郎も隠れてますよね


「お兄ちゃんもキョン太も何言ってんですか


「チャミは怒ってませんよ


<イヤ… 怒ってるよね

お気に入りの ばあちゃんのお腹の上だと機嫌直るかな?

まだダメですか


じゃあ撫でてもらったらどうですか?

うん



小太郎も安心して日向ぼっこして寝ちゃいましたね


キョン太もそんな所で日向ぼっこしてないで もう家に入ったら?

「まだお姉ちゃんが怒ってるかもしれません


大丈夫だよ チャミは明るい所だと怖く見えるだけだよ


小太郎も安心して こんな格好で寝てるから


「僕はもう少しここに居ます…


<そうかぁ~ じゃあ母ちゃんももう少し付き合いますか

チャミのこの顔はいつも以上にパンチが効いてたからね


あっ さくらは今日もちゃんと散歩をして

みんなに何があったか知らずに 気持ち良さそうに寝てましたよ


おやすみなさい
