小太郎だけが少しだけ 外へ出ました
＜玄関を出て すぐの所にある室外機です＞
他の子達は と言うと今日も寝ています
チャミ 雨は降っていないのに散歩しないんですか？
「暖かくなったら ばあちゃんに連れて行ってもらいますからいいです
」
＜そうですか…
＞キョン太も珍しくこたつで寝ていますしねぇ
珍しく小太郎も入ってきたのですが…
やっぱり一人が良かったようで 布団で寝ることにしたようです
「母ちゃん いつもいつも布団をめくらないでください
」
＜ゴメンナサイ…
＞これ以上みんなに怒られないうちにお仕事行ってきますね
さくらもお休み中のため 静かに出勤しま～す
仕事が終わって帰る頃には 暖かくなっていましたので
みんなもう起きているでしょう
と思っていたのですが…「母ちゃん遅いですよ もう散歩終わっちゃいました
」
＜そうですかぁ… 母ちゃんも散歩したかったです
＞「明日は散歩 一緒にしてあげますよ
」
＜今日はもう散歩しないんですか(・・? ＞
「今日はばあちゃんとしましたから 今日はもういいです
」
＜そうですかぁ…
＞「母ちゃん
僕が遊んであげますよ
」
＜そうですか
じゃあ遊びましょう ＞何して遊びますか
＜そうですねぇ とりあえずベランダにに行きますか
＞「さぁ 母ちゃん僕が見ていてあげますから遊んでいいですよ
」
一緒に遊ぶんじゃないんですか？
「母ちゃんは大人なんですから 一人で遊んでください
」
＜もしやキョン太 ただベランダに出たかっただけじゃないですか？
＞「テヘッ ばれちゃいましたか
」
「あ～あ 母ちゃんもキョン太に騙される様になりましたか…
」
「でも母ちゃん嬉しそうにしていますから
まんざらでもないんじゃないですか？
」
騙されても かまってもらえたんで母ちゃんは満足ですよ
おやすみなさい
