仲直りの握手

朝からイチャイチャモードの　キョン太とさくら




今日は穏やかな朝ですねぇ　朝はこうじゃないと




「キョン太　何か視線を感じます…　」




「視線なんて感じませんけどねぇ　あっ　」




「・・・じぇらしいです　」

＜小太郎とさくらは　10年以上の付き合いですもんね　＞



「そうです　僕はずーっと　さくらと一緒です　」




「あんなしっぽの短い奴なんかより
　ずーっと付き合いは長いんです　」




「しっぽが短いとは何ですか　」




「短いじゃないですかぁ　」

＜あ～あ　子供みたいなケンカが始まりましたネ…　＞



朝からケンカはやめなさい



「だって　お兄ちゃんがぁ　」




小太郎も　キョン太のしっぽが短いなんて言っちゃダメですよ
謝って下さい



「キョン太　ごめんなさい　」




さぁ　キョン太もお兄ちゃんが　ゴメンナサイしたんですから
仲直りして下さい



「じゃあ　お兄ちゃん仲直りの握手してください　」




さぁ　これでケンカは終わりです




「まったく　お兄ちゃんもキョン太も　子供なんですから…　」




「僕のしっぽは　短くありません…　」

＜キョン太　気にしてたんですね　＞


「大きくなったら　お兄ちゃん見たいなしっぽになります…　」




このしっぽ　長くなると良いですね




でもキョン太　キョン太のしっぽは短いけれど　カギしっぽですよ
カギしっぽは　幸せをひっかける　幸運のしっぽなんですよ



「幸せになれるんですか　じゃあこのままでも良いです　」

＜単純　素直な子で良かった　＞


ふぅ～　めでたしめでたし




おやすみなさい