キョン太が残されました
＜まだみんなの様には散歩出来ないもんねぇ
＞「僕も行きたいなぁ
」
「でも一人で行くのはなぁ…
」
「挑戦したいことが あるんだけどなぁ…
」
＜母ちゃんが一緒に行ってあげましょうか？ ＞
「本当ですか
」
＜やりたいことがあるんでしょ
＞「キョン太は何をしたいんですか？
」
＜う～ん 何がしたいんだろうね？ ＞
「ここだったと思うんですけどぉ～
」
「うん そうですここです昨日チャミ姉ちゃんが草を食べていたところ
」
「え～っと こうして…
」
「こうして
」
「あれぇ？
」
「お姉ちゃんのように草を食べられません
」
＜やりたいことって これだったんだ…
＞「今度は この木に登ろうかなぁ
」
＜ケガするからやめてくださいね
＞「は～い
」
「ゴロゴロは良いですよね
」
＜まぁ 後で体を拭きますけどね
＞「でもお姉ちゃんはやっぱりすごいです
」
＜パンチのある顔はマネしなくて良いですからね
＞「チャミの弟子1号ですね…
」
「でも まだまだです
」
「これからチャミが一人前にしてあげます
」
チャミ… あのパンチのある顔だけは教えないでね
キョン太もパンチのある顔になったら母ちゃんは…
笑いが止まらなくなるから
おやすみなさい
