勢い良く玄関を出たのは良いですが
あまりの雪に動けなくなり
玄関に戻ってしまったさくらです
今日は雪が1日中降っていました
今日もキョン太はお手伝いしてくれませんでしたねぇ
「僕は末っ子ですから…
」
「雪かきはしなくていいんです
」
誰がそんな事言ったんですか？
「 ・ ・ ・ 忘れました
」
＜ふ～ん 母ちゃんは聞いたことないですけどねぇ
＞さくらも今日は雪にビビって雪かきしてくれませんでしたよねぇ
「こ 小太郎もしてませんでしたよ
」
＜そうだねぇ 小太郎は姿も見ませませんでしたねぇ ＞
「母ちゃん 僕は雪かきの準備をしていたんです
」
＜何の準備でしょうか？ ＞
「僕を見て分かりませんか？
」
＜う～ん 分りませんねぇ
＞「僕は鼻を黒くしていたんです
」
「これで雪の中でも 僕を見つけやすいです
」
＜ ・ ・ ・
＞ 「お兄ちゃんは頭が良いです…
」
＜感心しなくていいです… ＞
「チャミも暗い所では見えにくいようなので 何か考えないと
」
何かいい考えでもあるんですか？
「それは母ちゃんが考えて下さい
」
＜母ちゃんには無理です
＞「母ちゃん… 役に立ちませんねぇ
」
ハイハイ 母ちゃんは役に立ちませんから
また明日雪かき頑張りますよ
おやすみなさい
