たまにはね…

どうせ今日も僕を置いて　散歩するんでしょう　」




「良いですよ　僕は良い子ですからね　」




「ちゃ～んとおとなしく待ってますよ　」




「まったく…　　」




「母ちゃん　キョン太も連れて行ったらどうですか　」

＜う～ん…　キョン太はみんなと違って　
　どこへ飛んでいくか分からないですから…　＞



一度外に出て　パニック起こしちゃったことありますから…

キョン太はみんなと違って

　家に帰れなくなるかもしれませんからねぇ



「それじゃあ仕方ないですねぇ　」

＜そうなんですよ…　＞



「さぁ　雨が降りそうなんで早く散歩行きますよ　」

＜小太郎君は　キョン太の事が気にならないんですか(・・?　＞



「男の子は一人で留守番くらい出来ないと　」

＜小太郎君は一人で留守番できるんですか ❓　＞



「・・・　」





「さぁ　そんな事より散歩行きましょう　」

＜出来ないんですね…　＞



「さぁ　草を食べないと　」




「あ～　美味しい　」




「キョン太は寂しがっていないでしょうかねぇ　」

＜今日はキョン太の事が気になるみたいですね　＞



「たまには気にしてあげないとね…　」




「さて　お兄ちゃん雨が降ってきたので帰りましょう　」




「そうですね　帰りますか…　」



「その前に木の匂いだけ嗅ぎますね　」




その後は競い合って帰ります




速足で




お家へまっすぐ




帰ったのですが…




今日はさくらは散歩に出ていませんでした…




「もう少しゆっくり散歩すればよかったです…　」



まぁ　たまにこんな日も良いんじゃないですか



おやすみなさい