ゴロゴロはどこが一番か…

散歩コースでチャミがゴロゴロ




「ん　」




チャミがゴロゴロ




「ん　」




「なんですか？　」




「母ちゃんもゴロゴロすればいいじゃないですか　」

＜母ちゃんがゴロゴロしたら　捕まっちゃいますから　＞


　
「ふ～ん　人間ってつまんないですね　」

＜チャミのゴロゴロ見てるだけで　母ちゃんは楽しいよ　＞





一方　玄関前では…

小太郎が散歩から帰って来たようです




「お兄ちゃん　何やってんですか？　」




「お家の警備です　」

＜ふ～ん　＞



キョン太は危ないから警備しなくて良いですよ




「僕だって警備くらい出来ます　」




「で　母ちゃん警備ってなんですか？　」

＜やっぱり　いつもの所に戻りなさい　＞



「チェッ　教えてくれてもいいのに…　」




「でも　ここでゴロゴロが一番楽しいです　」




「ゴロゴロするなら散歩コースですよ　」




今日は仲良くゴロゴロ談義でもして下さい





おやすみなさい

修行が必要です

「小太郎にシッポは長いですねぇ　」




さくら噛んじゃダメですよ

＜　・　・　・　噛みませんよ　＞



さて　今日は地面が乾いたのでみんなで散歩です



みんなが散歩コースへ行ったのを羨ましそうに眺めているキョン太

＜もう少しで行けそうなんですが…　さくらも見えてるし　＞



「僕はここで良いんです　」




「ここで紐と遊ぶのが好きなんです　」




「紐は楽しいです　」




「あ～　楽しいですぅ　」

＜半分ヤケになってますよね　＞



「母ちゃん　静かにして下さい　」

＜母ちゃんは騒いでいませんけど…　＞



「お兄ちゃんが帰ってきました　」




「隠れてビックリさせます　」




「僕がここに居ることは　分っていないです　」

＜バレバレですけど…　＞



「急に出て行って　ビックリさせます　」

＜だから　バレバレですって　＞



「お兄ちゃん　」

＜タイミングも外してるし…　＞



小太郎もどうリアクションして良いか　分らないでいるし…




「キョン太…　チャミも前って来たので　」




「もう家に入りましょう…　」




「ハーイ　」




キョン太はもう少し　かくれんぼが上手にならないとね…

みんな困惑しますから




おやすみなさい

雨上がり

今日の終わりはこんな綺麗な夕焼けでした




そんな夕焼けを小太郎は眺めています


小太郎　夕焼けが綺麗ですねぇ



「明日は散歩ができそうですね　」

＜小太郎は夕日より散歩の方が気になるようですね　＞



さて　そんな今日の朝は昨日の雨がまだ乾ききらなかった為




チャミだけが濡れていない所を選び　散歩をしました




濡れている所がイヤなのに水たまりが気になるようで




顔を付ける勢いで　チェックしていました




最近のブーム




木のチェックも怠りません




「僕は濡れているのはイヤです　」




「やっぱりこんな日は…　」




「タワーで遊ぶのが一番です　」




張り切りすぎて落ちないで下さねぇ




散歩から帰ったチャミは　洗面台の前でお休み中




チャミさん　お休みの所すみませんが

母ちゃん化粧したいので　退けてください




「エ～ッ　チャミは化粧なんてしたことないです　」




「母ちゃんばっかりずるいです　」




チャミにも化粧しても良いですが　まずは水で顔を洗ってください




「アッ　チャミは可愛から化粧しなくても良いんでした　」

＜母ちゃんは化粧しないと会社で誰だかわからいからねぇ　＞



「とうとう自虐ネタを繰り出してきましたか…:」




「母ちゃんそんな事はどうでも良いですから　僕も写してください　」

＜初めの所でちゃんと登場してますよ　＞



「あれだけじゃ　僕のファンが納得しません　」

＜ファンですか…　母ちゃんの所にはまだ情報は来てませんけどね　＞



忘れちゃいけないさくらですが




今日はクッションで大暴れしてました

＜暴れた後の床です　＞


明日は濡れていた地面もすっかり乾いているでしょうから

みんな揃って散歩できるかなぁ





おやすみなさい

母ちゃんの魔法

「母ちゃん　今日も雨ですか…　」




「2日も雨が降ると　さすがに寝るのにも飽きましたね　」




「母ちゃん　雨を止めてください　」




「母ちゃんは　雨を止めることが出来るんですか？　」




「母ちゃんに出来る訳ないじゃないですか　」

＜母ちゃんは雨を止めることが出来ます　＞



「また　調子の良い事言ってます　」




ウソではありません　見て下さい




「僕が確認しに行ってきます　」




「お兄ちゃん　どうですか？　」




「無理して散歩しなくていいのに…　」




「ふむ　」




「ふむふむ　降っていませんね　」




「エ～ッ　本当に降ってないんですか～　」





「すご～い　母ちゃんすご～い　」

＜僕が確認したんですが…　＞



「キョン太　僕が雨が降っていないと確認したんですよ　」




「お兄ちゃん…　」




その後　みんなあちこち歩き回り




何故かチャミは　木の匂いが気になるようです




「う～ん　僕は濡れるのは嫌いです　」




「足が濡れるなんて　信じられません　」

＜ゴロゴロして体が汚れるのは良いんだ…　＞



「それとこれは違います　」

＜あっ　そう　＞



「さぁみんな　また雨が降ってきますよ　」




母ちゃんが魔法をかけたので　雨はもう降りませんよ




「母ちゃんの魔法なんて　長い時間は持ちません　」

＜　・　・　・　　＞



「また雨が降ってきました　」




「みんな早く入らないと　風邪ひきますよ　」




「やっぱり母ちゃんの魔法は…」




「すぐ解けちゃいましたねぇ　」

＜すいません　＞



雨の中の花が　綺麗だったので




少し写真を撮って




家に入ろうとすると…




チャミとキョン太が戦っていました




これを見る限り　今日もチャミが勝利した様です




チャミにはなかなか勝てないキョン太なのでした…





おやすみなさい

物思いに…

昨日はあんなに天気が良かったのに

今日は朝から雨…

結構な土砂降りでした


川にも久しぶりに水が戻ってきました




そんな日は　外を見ながら物思いにふける…




そんな訳はありません




散歩に行けなくて　暇を持て余している様です




「みなさん聞いてください　」




「僕は首を絞められてます　」

＜せっかく撫でてあげているのに　そんな事言いますか　＞




「冗談ですよ　」




「まったく…　冗談も通じないなんて…　」




「暇つぶしの相手してくださいよ　」

＜やって良い冗談と　いけない冗談があるんです　＞



「そうですよ　そんな事やってはいけないんですよ　」

＜そうだよねぇ～　＞


「母ちゃん　さくらは良い事言いましたよね　」




「つきましては　ご褒美のおやつを…　」




「散歩行かない日は　おやつは無いんですよぉ～　」




無理やり入って来ましたね




「僕だって外を見て　物思いに…　」




「母ちゃん　アレなんですか？　」

＜こらこら　落ちるから　＞



「僕はそんなドジじゃないです　」




「今まで　色んな所から落ちてますけど…　」

＜そうだよねぇ～　＞



チャミも2階から飛んだことあるけどね

＜そんな昔のことは忘れました　＞



「僕は覚えてますよ　」

＜その時キョン太は居ませんでしたから　＞



そんな訳で雨の日でも物思いにふけることは無い　我が家の子供たちでした




おやすみなさい