寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

漫画、岳について~

2010年03月01日 | 本と雑誌

岳11巻が2月27日、発売されましたので、この大好きな漫画について書きたいと思います。

 

この物語は、山岳救助漫画なのですが、こう言った題材だと良くありがちな、主人公が甘っちょろくて、青臭くって、イライラするドラマや漫画ありますよね?

これは、そんな物語じゃありません。(それを担当するキャラは他にいますが)

主人公は島崎三歩と言う名の山岳救助ボランティアで、登山と救助のスペシャリストです。

 

この三歩凄く魅力的な男なんです!

どう魅力的かは、実際読んでみて下さい。

北アルプスや上高地の風景その物の様な男です!

しかし、この物語。常に三歩中心のストーリーではありません。

山と関わりを持った人達の物語です。 

 

作者の石塚真一氏自身、山が大好きな方なので、我々山好きの者からすると、

「あれも、これも、それも!あぁ…、わかるな~それ!」って事だらけ!

 

山を登らない人もこの漫画を読んで頂くと、山や、山を登る人に対する認識が変わる事があると思います。

北アルプスに行きたくなるかも。

山が怖くなる人も多いみたいです…(笑)

山で遭難者が出るとニュースでは、認識が甘いとか、無謀だった等の論調を目にする事がありますよね。

確かにそう言った事もあるとは思いますが、どんなにベテランで完璧な装備でも、山と運次第では、遭難する事はある訳です。

そしてそれを当人たちは程度の差こそあれ、覚悟していると思います。(険しい山と厳しい条件である程に…)

じゃあ、そこまでして、「なぜ山に登るのか?」 「そこに何があるのか?」 その答えの一端が、には画かれています。

 

それから、最近のドラマや映画の風潮から(漫画原作ばっかし!)予測していましたがこの漫画

「来年の実写映画化」が決定した様です!

嬉しいけど、御願いだから安っぽい映画にしないで欲しいな~!

すげ~不安だ(笑)!

 

俺の理想の配役は、三歩役に、小澤征悦さん!

理由は、演技力!三枚目から硬派な役まで出来るし、三歩って一見軽い感じだけど、色んな物を背負っている重みが必要だと思うからね(これ重要)!

風貌、体型、英語ペラペラ、イメージピッタリだと思う!

映画クライマーズハイのラストに出演していてピッタリだと思ったね。

何処かで佐藤隆太さんとか、あったけど…ありえん!嫌いじゃ無いけど、三歩が持っている深みを表現出来るとは…、演技力もね…。でも業界的にはありそうで怖い(笑)!

 

クミちゃん役は、相武紗季さん(何処かで同じ事言ってて笑った)

 

牧さん役は、時任三郎さん!若しくは江口洋介さん!

 

野田正人役は、女性受けねらいでイケメンに眼鏡かけさせればOKでしょ(笑)

 

ナオタは、子供店長で!(笑)

 

追記。

11巻中に俺が大好きな、徳沢テン場に立つ「カツラの木」が登場していて嬉しくなってしまった!

あの木はスゲ~綺麗だった!