岳11巻が2月27日、発売されましたので、この大好きな漫画について書きたいと思います。
この物語は、山岳救助漫画なのですが、こう言った題材だと良くありがちな、主人公が甘っちょろくて、青臭くって、イライラするドラマや漫画ありますよね?
これは、そんな物語じゃありません。(それを担当するキャラは他にいますが)
主人公は島崎三歩と言う名の山岳救助ボランティアで、登山と救助のスペシャリストです。
この三歩、凄く魅力的な男なんです!
どう魅力的かは、実際読んでみて下さい。
北アルプスや上高地の風景その物の様な男です!
しかし、この物語。常に三歩中心のストーリーではありません。
山と関わりを持った人達の物語です。
作者の石塚真一氏自身、山が大好きな方なので、我々山好きの者からすると、
「あれも、これも、それも!あぁ…、わかるな~それ!」って事だらけ!
山を登らない人もこの漫画を読んで頂くと、山や、山を登る人に対する認識が変わる事があると思います。
北アルプスに行きたくなるかも。
山が怖くなる人も多いみたいです…(笑)
山で遭難者が出るとニュースでは、認識が甘いとか、無謀だった等の論調を目にする事がありますよね。
確かにそう言った事もあるとは思いますが、どんなにベテランで完璧な装備でも、山と運次第では、遭難する事はある訳です。
そしてそれを当人たちは程度の差こそあれ、覚悟していると思います。(険しい山と厳しい条件である程に…)
じゃあ、そこまでして、「なぜ山に登るのか?」 「そこに何があるのか?」 その答えの一端が、岳には画かれています。
それから、最近のドラマや映画の風潮から(漫画原作ばっかし!)予測していましたがこの漫画。
「来年の実写映画化」が決定した様です!
嬉しいけど、御願いだから安っぽい映画にしないで欲しいな~!
すげ~不安だ(笑)!
俺の理想の配役は、三歩役に、小澤征悦さん!
理由は、演技力!三枚目から硬派な役まで出来るし、三歩って一見軽い感じだけど、色んな物を背負っている重みが必要だと思うからね(これ重要)!
風貌、体型、英語ペラペラ、イメージピッタリだと思う!
映画クライマーズハイのラストに出演していてピッタリだと思ったね。
何処かで佐藤隆太さんとか、あったけど…ありえん!嫌いじゃ無いけど、三歩が持っている深みを表現出来るとは…、演技力もね…。でも業界的にはありそうで怖い(笑)!
クミちゃん役は、相武紗季さん(何処かで同じ事言ってて笑った)
牧さん役は、時任三郎さん!若しくは江口洋介さん!
野田正人役は、女性受けねらいで、イケメンに眼鏡かけさせればOKでしょ(笑)
ナオタ役は、子供店長で!(笑)
追記。
11巻中に俺が大好きな、徳沢テン場に立つ「カツラの木」が登場していて嬉しくなってしまった!
あの木はスゲ~綺麗だった!