寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

春眠暁を覚えずモード

2011年02月26日 | その他

強い向かい風の中ジョギングを終え帰宅すると、くしゃみと目にかゆみが・・・。

ついに花粉が襲来。

でも、花粉が納まると一年の中で一番好きな季節、初夏がやってくる。

春と新緑の季節が近づきつつあるって事でOK!

花粉が去る新緑の季節まで、暫く『春眠暁を覚えず』モードに入ります

(極力外出を控えゴロゴロするって事です・・・)

  

気がついたらブログを始めて一年がすぎていました。

一年と4日で、7883アクセス。

こんなブログを覗いてくれた方々、ありがとう御座います。

意外と金時山の記事にアクセスがあるので、(金時山の登山道や服装の検索多し)

また初夏に登って、金時山登山ガイドみたいな記事を書こうと考えています。


五億の鈴の音

2011年02月21日 | その他

毎夜ジョギングをしていると無意識に月や星に目を向けている自分に気が付く。

月を見上げては、その色や満ち欠けの変化にちょっとだけ元気をもらって走ったりしている。

月明りで銀色に輝く雲とその隙間から覗く星々に、宮崎駿の世界じゃん・・・って呟いたり。

オリオン座の位置で季節の移り変わりを感じたり、流星群を見ながら走ったり。

おかげで、足を挫いたり・・・・・・。

 

北アルプス山行中、夜中にテントから出て、静まり返った稜線から満天の星空と天の川を見上げると、何時も音が聞こえて来る気がする。

それは星々が奏でる『チリチリッ チリチリリッ』って微かな音だ。

夜空から見えない糸で吊るされた、星形の繊細なガラス細工が擦れ奏でる音の様であり、氷の結晶が砕ける繊細な音の様でもある。

錯覚なのだろう、聞こえるはずの無い音が聞こえる。

幻想的な時間だ。

 

サン=テグジュペリの小説に『星の王子さま』と言う作品がある(世界で最も読まれている小説だそうだ)。

存在は知っていたが、内容は全く知らなかった。

十代の時に知り合った同級生から、この物語に出て来る『象を飲み込んだウワバミ』の話を聞いたのを今でも覚えている。(アレは電車の中でだった)

その人が星へ帰った王子さまの様に、遠い存在になって暫く経った頃『星の王子さま』を読んだ。

絵本も出ているし児童文学と言われる事もある様だが、この物語を子供が理解できるとは思えない。

『目に見えない大切なもの』を無くした大人に向けた物語なのだろう。

大好きになった。

 

この物語に出て来る、詩人の様な『キツネ』が一番好きだ。

あのキツネが、『アプリポワゼ』の意味を王子さまに教える場面、麦畑の金色と王子さまの髪の色を重ねるくだりで、キツネに心を鷲掴にされた。

なんて素敵な事を言う奴だ!ってね。

(日本語訳では『アプリポワゼ』を『飼いならす』『絆を結ぶ』『仲良くなる』等々、各本が訳しているが、中々日本語に訳すのは難しいそうだ)。

 

ラストの『五億の鈴』のくだりは、星を眺める人のロマンに満ちている。

サン=テグジュペリにも星々が奏でる音は、聞こえていたって訳だ。

彼と同じで、星空を眺めニヤニヤしている自分が嫌いじゃない。

 

 

~追記~

年に一二回行く金時山の近くには『星の王子さまミュージアム』がある。

俺自身は、一度も足を運んだ事が無いので・・・。

次の機会には行って来ようと思います。

 

臭い話

2011年02月14日 | その他

昨日、肉屋の前を通ったらレバ刺を発見!

何時もはすぐ売り切れるそうだが、雨のおかげで売れ残ったいた。Img_1994

誘惑に負けて150グラム730円で購入。

にんにくたっぷり醤油でぺロリ!

美味しゅう御座いました。

おかげで、口も部屋もにんにく臭い。

 

臭いと言えばもう一つ。

先日、山を登った時の靴下が、今だ部屋に転がっている。(メリノウールの登山用靴下)

ちなみにウールって化学繊維と違い、濡れても保温効果あるの知ってます?

ヒートテックとかより発熱保温効果も高く、持続もするんですよ。

この靴下、柔軟剤使えないから他の洗濯物と一緒に洗えない。

面倒でこれだけを洗う気になれなくて放置・・・。

でも放置していたら匂いも無くなったし汚れてないし、洗濯の必要無し?Img_1997

さすが自然の力?

 


テントの中で読んだ本

2011年02月10日 | 本と雑誌

去年、北アルプスのテントの中で読んだ本です。

 

山本周五郎の短編集。

夏の山旅で読んだ『一人ならじ』

心に残ったのは、殉死・夏草戦記・薯粥・兵法者・一人ならじ・おばな沢

 

秋の山旅で読んだ『ならぬ堪忍』

心に残ったのは、白魚橋の仇討・新三郎母子・五十三右衛門・千本試合・米の武士Img_1992

 

どちらも切ない話が多く、それが一人山を旅する中で自然からより多くの物を感じ取る為の、心の下地を作ってくれた様に思う。

薯粥・兵法者・千本試合は、爽やかな男の話。

北アルプスの旅をより楽しくしてくれた作品だったし、この三話は心が晴れ晴れとなる話しで、特に好きだ。

北アルプスの場所柄か、こういう男になろうって思った。


久々の献血!

2011年02月03日 | その他

本当は去年の年末、一年の終りくらい良い事を・・・と、献血に行く心算だった。

しかし、風邪をひいて断念。

 

そんなこんなで今日、献血ルームに行ってきました。

 

今回やって来たのは、「成分献血の血小板」の方。

俺は「全血」と「成分献血」を交互にやっています。

 

タッチパネルの問診時に毎回。

「男性の方でこの一年以内に、男性と性的接触がありますか?」

の質問で、間違ってYESを押しちゃわないかドキドキするのは俺だけだろうか?(笑)。

 

血小板製剤は、ガンや白血病などの血液疾患の治療に使用され、近年は必要度が増して来ているが有効期間が採血後4日間と短い為、早いサイクルでの献血が必要なんだそうです。

う~む、俺さぼり過ぎですな・・・反省。

 

今年の夏、北アルプスでの長期山行の帰りに献血したら喜ばれるのだろうか。

(3000M級の高山を旅すれば血中のヘモグロビンが爆発的に増えるため)

次回、献血時に聞いてみようかな。

 

俺はちょっと良い事した気分になれるので、自己満足の為に献血しています。

ちょっとだけ、ハッピーな気分になれる。

皆さんもどうでしょう?

小さな小さな良い事が起こるかも・・・?

骨髄バンクの方も御協力御願いします。