2018/4/17の記事を再投稿。
天国と地球を結び付けている橋があります。
さまざまな色で出来ているので、虹の橋と呼ばれています。
虹の橋の手前に、青々とした緑の草で覆われる丘や谷があります。
人間に愛されていたペットは、永遠の眠りにつくと、この場所に来るのです。
ここは食べ物や水が豊富で、春のような陽気です。
年老いて弱った動物は若返ります。
不自由な身体になった子は、元気になります。
彼らはいつでも、お互いに楽しく遊んでいます。
最愛の人と再会し、その胸に抱かれ橋を渡り、天国へ連れ添い向かう日を待っているのです。
しかし、橋の近くに皆と違う様子の子がいます。
それは飢え苦しみ、いじめられ、愛されなかった動物たちでした。
彼らは、一匹または一匹と大切な人と虹の橋を渡って行く他の動物たちを、羨ましそうに切なげに眺めています。
彼らには、特別な人は誰もいなかったのです。
生きている間に、そんな人物は一人として、現れなかったのです。
ある日、橋に続く道のそばで誰かが立っていることに、動物たちは気が付きました。
その人物もまた、飼い主とペットの再会を哀愁をもって見つめています。
彼は生きている間、寄り添うペットがいなかった者です。
実はこの人も、いじめられたり、飢えに苦しんだり、苦労を重ね、愛を受けたことはありませんでした。
たたずんでいる彼へ、愛情を受けたことのない一匹のペットが近づいてきました。
なぜ、彼が一人ぼっちなのか不思議がっているのです。
そして、愛されたことのないペットと愛されたことのない人物が、互いに接近するにつれ、奇跡が起きました。
彼らこそ、 一緒になるべくして生まれた特別な人であり、その最愛のペットだったのです。
本来は生きている時に、縁があるはずだった運命の動物と人間が、天国に行く前に巡り会えました。
やっと今、虹の橋の端で彼らの魂は出会い、寂しさと悲しみは消え去りました。
二人の友は最初の最後で、ようやく相思相愛になれたのです。
彼らは伴い、虹の橋を渡って行き、もう永遠に離れることはありません。
Author Unknown
もうひとつの虹の橋のお話です。
ペットは亡くなった後、幸せに暮らしていて、いつか自分が来るのを待っていてくれるという「虹の橋」のストーリー。
■ 虹の橋
■ 虹の橋~雨降り地区~
虹の橋たもとで、待つ人が誰もいない子もいます。
捨てられたり、虐待されたりして、誰にも愛されず『大切な人』を持っていなかった動物たち。
─不妊手術をして貰えなかったお母さんから望まれずに生まれ、おっぱいを飲むことしかしないうちに奪われた命。
─臭いから、うるさいから、いうことを聞かないから、面倒だからと殺処分された命。
─捨てられて「お家に帰りたい」と彷徨い、車に轢かれてしまった命。
─ペットショップで売れ残り、死ぬまで狭い檻の中で、ただ生かされているだけの命。
─幾度も熱湯を浴びせられ、バーナー焼かれ、笑われながら殺された命。
あの子たちの魂は浮かばれるのだろうか…
天国へ辿り着けたかな…
出会いがあり、可愛がられているのかしら…
きっと、心優しい人の「ごめんね」の涙と「天国では幸せに」という願いから生まれた詩なのでしょうね。
その想いが動物を愛すること、愛されることの素晴らしさを知っている人々の胸に響き、伝わっていったのだと思います🌈💖
【 ねこてん 公式HP 】