また鹿さんにやられんうちに。
ゆうんで掘ってみた里芋。
まあ、こんなもんかなあ。
葉っぱも倒れ始めてるし、全収穫してまおか。
元肥もなんもやってないのに、よう一人で大きなってくれた。
ありがとうね。
母を大事にしてくれはった近所の皆さんに、まだ何のお礼もできてない。
この里芋、芋煮にでもして、皆さんに食べてもらわれへんやろか。
相談したら、食堂で作ってくれはることになった。
まだちょっと若いけど、下仁田ねぎもつけて。
4、50人分らしいけど、こんなんで足りるかなあ。
お芋積んだ一輪車は重いけど、畑からの帰り道、なんかしらフンフン鼻歌気分。
部屋に戻ったらもう日は落ちて、薄暗い。
毛づくろいしてたもこりんが、眠そうな顔で、
「お帰り~」
て、上げてんのんそれ、足ちゃうんかい。