あーあ。
とうとうや。
「病院の○○科職員が2名、コロナ感染と判明。
けど、周囲の職員のPCR検査結果は全員陰性なのでご安心ください」
てなケーブル放送した翌日には、
「△△科の看護師1名に、陽性反応が出ました」
そのまた翌日には、
「役場✕✕課職員1名がコロナ感染と判明しました。専門業者による消毒を行いましたので、明日以降も正常業務を行います」
この町、今まで大丈夫やったんは、単に運が良かっただけやねん。
住民の感染予防に対する認識は、
びっくりするくらい甘い。
何かというとすぐに皆して集まって作業して、
作業の合間にゃあ、車座になっておやつ食べながらのおしゃべり。
マスクもせんとバス乗ってくる婆ちゃんもいるしなあ。
バスん中では、小学生らがギャーギャー騒いでる。
一旦コロナ菌入り込んできたら、そら一発やわ。
神さんのお守り当番ゆうのがあって、
当番の家順番に、幟が回される。
急ぎでも何でもない「回覧板」も平気で回されてるし。
「こういうの、危ない」
何回か訴えたけど、
よそもんの私がゆうたって通れへん。
しらんで、ほんまに。
村じゅうの爺ちゃん、婆ちゃんがばたばた倒れてからでは、
遅いんやで。
だあれも、何とも思わへんのかいな。
皆、そない丈夫なんか?