昨日作ったFessのサーバーを、Hyper-V Server 2019にインポートして起動した。
System->Generalの中のLDAP項目を設定したら、
ドメインユーザーであっさりログインできるようになった。
次にCrawler->File Systemで情報収集したい共有フォルダを指定する。
動作テストだから、ファイル容量が約1GBのフォルダを指定した。
最後にCrawler->File Authenticationで情報収集に使うユーザーを指定すれば、
設定は完了だ。
System->Schedulerの中のDefault Crawlerを実行すると、情報収集が始まった。
System Info->Job Logで情報収集が終わったかどうか確認できる。
5分で情報収集が完了した。
1GBに5分かかっていたら、ファイルサーバー全体だと数日かかるんだけど・・・。
とくかく結果を見てみよう。
検索キーワードを入れてEnter!
真っ白。何もヒットしない。
ネットで調べる限り、設定は間違っていない。
パスの区切り文字を/から\に変えてみるなど、
ちょっと変えてはDefault Crawlerを実行する。
もう何回繰り返したんだろう、嫌になってきた。
パスに記述するホスト名を完全修飾名にしたら出た!
いやー長かった。
まだ問題がある。
adminでログインしないと検索結果が出ない。
再び、設定を変えてはCrawler実行する地獄で苦しんで、
・・・結局、問題点は、パーミッションだった。
デフォルト値は {role}guest なんだけど、これが罠だ。
ちゃんとドメインのユーザーなりグループを指定しないといけない。
デフォルトが空だったらちゃんと入れたのにさ!
結局最小限設定すべき箇所は次の3つだった。
パス smb://hostname.domain/foldername
深さ 5くらい
パーミッション {group}groupname
さあ、設定が終わったので使い勝手を見てみよう。
検索結果をクリックすると、対象ファイルがダウンロードされる。
うーん、それよりファイルの場所を開いてほしいな。
調べたところ、そういう設定はできるけれど、
ブラウザがそれを許してくれないので、無理だった。
ブラウザがファイルにアクセスできたら危険だもんね、仕方ないか。
検索結果にはファイルのパスが表示されるんだけど、
皆切り詰められて肝心な部分が見えない。
カットせずすべて表示できないかな。
JSPを書き換えれば良いそうだ。
「Fess検索結果画面のカスタマイズ」https://bibo-log.info/20200122/
ここに書いてあるとおり、
/usr/share/fess/app/WEB-INF/view/searchResults.jsp
を編集したらうまく表示された。
検索結果の表示はこんなもんかな。
さて、次はもう少し大きなフォルダを検索対象にして、
探し物が見つかるか試そう。
・・・
約30GBのフォルダのCrawlに2時間かかった。
2回目以後は速くなるのかな?
毎日00:00に自動実行されるので、明日結果を見てみよう。
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