被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

かまいしキッチンカープロジェクトin鵜住居

2011年10月10日 | 地域社会起業育成支援

★みんなで盛り上げるかまいし

被災にあった飲食店が

移動販売をしながら、

定期的に各地で食を提供している

イベントでも各地を巡っており

ここでの開催は先月に引き続きで2回目

この和太鼓も震災後に

新しく寄付してもらったもので

みんなの前で、演奏できることが

嬉しいと・・・

★バルーンで出店

ゆるーい感じで出店してます

しかし・・・

★子どもからおばあちゃんまで

ワンワン作って!!

じゃあ、一緒に作ってみよっか?

これ、孫にあげるから持ってっていいかい?

総勢70人ほどの親子が来てくれました

★真剣

パンッ!!パンッ!!

と何度もびっくりしながら

あきらめずに挑戦

完成して、親に自慢げに見せていた

顔が印象的でした

富田

 


郷土料理を楽しむ会IN仮設住宅

2011年10月05日 | 地域社会起業育成支援

 

今日は田郷地区仮設住宅の集会所で

釜石・大槌地区郷土料理研究会主催の

「郷土料理を楽しむ会」の日でした。

郷土料理研究会としての被災者支援は今回が初めて。

仮設住宅の方々に無料で30名様限定に来ていただきました。

 

釜石・大槌地区郷土料理研究会とは

「地産地消」をテーマに釜石、大槌地区の山と海のお母さんが

それぞれの地域や家でとれた食材で郷土料理や創作料理を作り、

料理を提供する団体です。

無農薬、無添加の安心安全な食が自慢。

昔懐かしい、体に優しい料理です。

11:30開場ですが、1時間前に行くと、ずらっと長い列。

楽しみにしていた方もたくさんいらっしゃいました。

「おいしいわぁ」

「この味付けはどうしてんだべね?」

そんな会話が自然と生まれ、

知らない人同士が同じ料理を、同じ空間で、一緒に食べる。

食は不思議です。みんなが自然と笑顔になります。

 

郷土料理研究会のお母さんたちにとっても震災後初めてのこと。

お母さんたちは料理を作って、提供することも楽しみではありますが、

お母さんたち自身が、このように仲間たちと一緒に動くということが

なによりもうれしかったようです。

 

メンバーの被災した海のお母さんたちの言葉。

「震災で拠点も道具も全て流された。

活動したくても動けない。

そんなとき仲間である山のお母さんたちが私たちを支えてくれた。

この郷土料理研究会は、海のお母さんと山のお母さんがいてこその会。

このような場を作ることができたことに感謝します。」

 

地域外の支援はまだまだ必要です。

それと同時に釜石の人たち自身が立ち上がり、支えあう時期に入ってきていると思います。

 

柏崎

 

 

 

 

 

 

 

 

 


来て欲しい、知って欲しい

2011年09月30日 | 地域社会起業育成支援
高木@ねおすです。 昨日の現地からの報告の抜粋を添付します。
現地のボランティアさんが激減しています。まだまだ支援することはあります。

ただ、予定通りにいかないことも多々あります。 例えば、起業活動に必要な物資の入荷次第の作業があります。
砂利が入荷しないと、ワカメ養殖のいかだに吊るすアンカーの袋が作れないが・・こないと思ってたら突然入荷する。
他の支援団体から明日の協働依頼が突然来る。雨で予定通りにいかないなど・・・。

ボランティアを希望される方からよく照会を受けることは・・・
「何ができますか?」なのですが、「いろいろとあります・・」としか言えないのが実情です。
計画的になかなか物事が進まないので臨機応変に現地で対応しています。
しかし、人数がいれば、片付けたい、片付けなければならない場所もまだまだあります。

ボランティアさんが激減しています。 現地へ行きたい人、行ってみたい、見てみたい、その動機で十分です。
被災地の方々は「忘れられたくない」「見てほしい」「知って欲しい」という気持ちがあります。
「何が私にできるのか?」と自問されている方・・
あなたが被災地に行って、被災地の実情を身体と心で知る・・ 
そのことが まず、あなたができることで、今最も必要なことです。

*****

■箱崎漁港情報
→土嚢用の砂利が、9月29日(木)入ってきたので、30日から急遽実施
→30日、1日も「遠野まごころネットワーク」にボランティアは派遣を要請
■ボラセンキッチン整理
→食品や冷凍庫内を一斉掃除

■かまいしキッチンカープロジェクトと打合せ
→第2回・鵜住居出展イベントを実施予定
→日時 10/10(月・祝日)、11:00~14:00
→場所 薬王堂駐車場(鵜住居町)
→被災地域への飲食物の提供販売、憩いの場の提供を目的に実施
→内容 キッチンカー6台出店、地元ミュージシャンによる音楽イベント、郷土芸能など
→チラシ1000部ポスティング、復興新聞にて告知予定
→ねおすへの依頼は、イベント実施時に子供と遊ぶプログラムを実施
[補足]
→第1回は9/17に同じ場所で実施したところ、300名程の来客があった
→告知は仮設住宅へポスティング600部
→内容はキッチンカーによる飲食の提供のみ
→手ごたえを感じ、第2回目は規模を拡大して実施することとした

■その他
→タウンエース車庫証明書類受け取り
→車庫証明完了。
→車検証が10月4日に切れるので、持ち主の納税証明書を請求

■10月エコツアー中止の現地調整

■9月わかめボラスタの清算

■片岸情報
→45号線の花壇の整備は、龍太郎さん方が実施

■来訪者
・なし

■宿泊者
 2名

交流サロン「太陽のひろば」

2011年09月21日 | 地域社会起業育成支援

今日は釜石の平田にある仮設住宅にて、

さわやか福祉財団さんが実施している交流サロン「太陽のひろば」の

お手伝いに行ってきました。

晴れている日はウッドデッキで実施しているそうですが、

今日は台風の影響により、サポートセンターという

いずれはデイサービスをする施設の一室をお借りしての実施でした。

午前の部10:30~11:30、午後の部14:00~16:00の間は

スタッフがお茶やコーヒーを入れ、一緒に話をする場。

その間の11:30~14:00はセルフサービスの時間で

自分たちで自由にお茶を飲んで、話す。

スタッフはいません。

自由に使える空間です。

 

「テーブルやイスさえあれば、自分たちで集まれるよ。」

という方々もいらっしゃいます。

自分たちが自由に来て、自分たちでつながる。

そのきっかけをつくることが大事なのだと思います。

 

「毎年、この時期はいも煮をしていたんだ」

という仮設住宅にお住まいのお母さん。

「またみんなでやりたいなぁ」

「どんな具が入っているの?」

「味噌味?醤油味?」

そんな声も飛び交い、みんなでわくわく♪

「ぜひやりましょうよ!」

と背中をやさしく押していく。

 

ここの仮設住宅は

高齢者の方が多く住み、バリアフリーになっている「ケアゾーン」、

子育ての家族が多く住む「子育てゾーン」などに分かれています。

それぞれのゾーンの中、ゾーン同士のつながりもなかなかないと言います。

それなら、元気なお母さん方が、子育て世代の方々を招待して、交流をしてみたら?

というアイディアも出ていました。

 

仕組みのなかに入っていくことは簡単なことですが、

仕組みを作っていくことは難しいことです。

明日から、さわやか福祉財団のインストラクターのHさんの

サポートで栗橋ボラセンに来ているボランティアさんが関わっていきます。

 

柏崎


一ボラ一見一話

2011年09月13日 | 地域社会起業育成支援

★ここまで津波が・・・

宝来館の裏手山の

避難道を実際に歩いてみた

砂があるかないかで

わかる

★砂金の砂浜が顔を出した

干潮ということもあるが、

久しぶりに砂浜を歩くことができた

キラキラとした金がたくさん

輝いていた

★芭蕉の石碑まわりを草取り!?ご利益がありそう

雑草に埋もれていた

知る人ぞ知る石碑まわりを

きれいにした

★津波の時のお話+わかめ講座

★ロープをまとめる

★本日鵜住神社鳥居完成

この鳥居は、実は橋野町のTさんの製材所で作られたもの

4mの木を八角形にするのが大変だったという

お話を、先日お風呂をお借りにいった際に

伺っていた

★子どもの希望のフレーズ

富田


活気

2011年08月31日 | 地域社会起業育成支援

★忙しくなってきた・・・

漁師さんも

大工さんも

製材屋さんも

ロープを修理したり、土嚢を作ったり

改修・建築に走り回っている

製材の注文が止まない

★そんな気持ちの時期の人も・・・

真っ黒い津波がバァーと来て・・・

引き潮で流される人に助けを求められたが

どうすることもできなかった

今まで、あの時のことを何も

話してくれなかった方が

話すようになった

★進むためには・・・

まずは、片づけなければ

何も始めることはできない

富田


釜石とのつながりは続く

2011年08月28日 | 地域社会起業育成支援

★新たな仲間たち

環境NGO ezorockさんの

地下鉄中島公園駅近くの事務所にて

8月29日からスタートする

「ねおす便」の説明会の様子

9名ほどの方が参加

学生は「今まで学業で忙しく行けなかった。

この夏季休業を利用して、是非現地の様子を見てみたい」

一般の方は「北海道から参加で、現地で活動できる団体はないかと

検索したら、ねおすさんだった。少しでも力になりたい」

★リピーターはやっぱり嬉しい

「あれからどうなったのか気になって・・・

また来ました。」

気にしてくれる人

また来てくれる人

その人たちの気持ち・期待を

裏切らないような活動を

今後も続けていきたい

富田


重機のあと

2011年08月18日 | 地域社会起業育成支援

★砂に埋もれている

砂が1メートルほども被っている

ところもある

表面の大きいもの

だけではなく、

細かいものも

人の手で拾っていかないと

いけない

★元キャンプ場

この砂場が

芝生であったらしいです

想像できない

★元畑

雑草が生えていて

畳が流されてきていて

ガラスの破片が

土に・・・

取り除かないと

作物が育たない

富田


枯れてしまう前に

2011年08月14日 | 地域社会起業育成支援

★根が腐っている

津波で、海水を被ってしまった杉の木

根が腐っているので、乾燥して

芯が固く、なかなか倒れてくれない

地元の漁師さん達もブルを投入して

参戦してくれました

★鋼鉄の刃

砂や細かい石が皮に付着しているので

普通の刃では太刀打ちできない

★1人で100本

お盆休みを返上して

北海道から来て下さった森づくりNPOのKさん

最初は慣れない難敵に苦戦

しかし、感覚を掴むとバタバタと倒していました

これらの木は、今切らないと

すべて腐ってしまい、資材にはなりません

幅50cm、長さ20m、樹齢40年ほどの立派な木

このような木は釜石の海沿いに何千本とあります

今やるしかないのです

★防風林→自分の家の資材→植樹

この地域では、先祖代々から家の周りに森を所有している

新しく家を建てる時は、地域総出で助け合っていたそうです

しかし、最近はこの伝統もうまく受け継がれていなく

手入れが行き届いていない森が多い

富田

 


初店頭販売のお手伝い

2011年08月13日 | 地域社会起業育成支援

★浜のミサンガ

ミサンガ「環(たまき)」は浜の女性たちの

手作り。

漁網製で、販売価格の半分は女性たちの工賃。

インターネットで、個数限定販売していて、

わずか数時間で2,000個が完売するほどの人気商品。

この日は、釜石市青葉ビル通りでの

、釜石復興祈願祭に出店

店頭販売は初

地元の方々にも買っていただきたいとの

思いから、限定100個を販売

都留文科大生の、元気のいい売り子で

完売!!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

富田

 

 


気持ちの時期

2011年08月13日 | 地域社会起業育成支援

★バトルトーク

参加者は釜石・大槌の若者、

市の振興局、

釜石市民、

都留文科大の学生、

計30名ほど

今後の釜石はどうなっていくのが一番いいのか

考え方を学び、みんなで考えました。

前を見て、しっかりと歩みだそうとする人

外からの視点で、話を聴き、新しい意見を出す人

ホッとしたときに、身内を亡くしたことを思い出して悲しみがどっとくる人

現在の自分の生活で精一杯で、未来のことが考えられない人

仮設の生活に馴染めない人

ひとくくりで対応では出来ないが

それぞれにアプローチの仕方

を慎重に選んでいかないといけない

富田


ボランティアの裏方

2011年08月13日 | 地域社会起業育成支援

佐渡裕さん釜石訪問のお手伝い

来場者の誘導や交通整備をしました

釜石商工高校では

釜石商工・釜石・大槌・遠野の各吹奏楽部の高校生

に佐渡さんが熱心に指導する

場面が見られました

★SKOとお花植え

宝来館では

演奏している彼・彼女等

の顔と、普通の小・中・高学生

の顔が見られました

★縁日

大槌の吉祥寺では

青森からの炊き出しの

ボランティアが来ていた

園児からご年配の方まで、

大槌町の300名くらいの方々が

寺内での演奏に酔いしれていました

ボランティアで参加してくれた学生達も

地元の方と交流でき、なおかつ

世界的な演奏も聴くことができ

楽しんでるようでした。

★ボランティアを受け入れる地域の力

ボランティア活動もすべてが自己完結にすることは

どのようにしても難しい

地域の方々が必ず動いてくれています。

富田


交流は続く

2011年08月08日 | 地域社会起業育成支援

★つる

6月上旬に、50人で来てくれた

都留文科の学生が9名、

本日からまた来てくれました

箱崎の片づけ作業や

復興イベントのスタッフをしてくれました

ボラセンには、前回交流のある

上栗林の避難所の方々が

また、学生に会いたいと

訪問してくれました

★ほうらいかん

昨日は女将のご招待で、

宝来館BBQ+宿泊をしました

スペシャルゲスト

根浜の漁師さん8名が加わり

大盛り上がり

その日は決起集会があったみたいで

「行政の支援は待っていられない」

「自分たちでとにかくやるしかない」

富田