被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

ねおす釜石栗橋ボラセンキャンプを過ごして

2011年08月24日 | 子どもの居場所づくり

また遊びたい。一緒にたんけんしたい。一緒に夕飯作って、夜はテントに泊ろう。

また朝が来て、新しい友達もやってきて、たんけんした場所案内しよう。

★8月9日


★8月10日
ねおす釜石栗橋ボラセン_20110810_橋野高炉跡にて
 


★8月11日

 

鵜住居地域の子ども達は、ライフジャケットを着たものの、最初はどう遊んだらいいか身体はすぐ動きませんでした。

きっかけをつくってくれたのは、北海道のイエティくらぶ(ねおす主催)の子ども達でした。

先日、室蘭から参加した小学6年生のお子さんから感想文を送って頂きました。

一部をご紹介させて下さい。栗橋ねおすボラセンキャンプで過ごし、感じたことです。

「キャンプ三日目は、世界遺産登録候補の橋野高炉跡を見学しました。鉄を作るためには、鉄鉱石と水路と木炭がなければできないため、山奥に作られたそうです。世界遺産になるかもしれない高炉にさそわれたので感動しました。午後は被害が大槌町に行き、津波のあと火災がおきた商店街や港を見てきました。電柱がたおれていたり建て物がくずれたり、港近くのじばんが1mさがっていたり、学校の時計は津波にあってから少しおくれた4時16分で止まっていたのでびっくりしました。津波が一瞬で人の大切な物を流した現状を見てすごく恐かったです。津波が起きた時間にいた人はもっと恐かったと思います。ぼくは、被さいにあった人になにをすればいいか考えました。自分が、やくにたてる事をすれば、みんな喜んでくれると思います。ふれあい運動公園で出会った人はすごく明るくて笑って話しをしてくれてぼくは、こんな状況なのに前向きに笑ってることがすてきだと思いました。」

 

ボラセンキャンプ開催にあたっては、下見・計画・募集・当日と地域の方に大変お世話になりました。

採りたてのきゅうりやトマトを届けて頂いたり、流しそうめん用に手づくりのめんつゆを頂いたり、

昔遊んだ場所を教えて頂いたり、歴史深い地域のことを教えて頂いたり・・・

まだまだ書ききれません。いつもあたたかく見守っていただいています。ありがとうございます。

また、「海の楽校」の長谷川先生、「岩木山自然学校」の高田先生、ボランティアさんもお力添えをありがとうございました。

 

※キャンプで使用したテント、シュラフ、レインウェアは「NPO法人 北海道NPOファンド」からの
  助成を受けて購入いたしました。ありがとうございました。


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