パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

冬季 南アルプス遠征 甲斐駒ケ岳編

2016年01月12日 | 
今年の年末年始は南アルプス甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳です。

初の南アルプスでもあり、仙丈ケ岳は初の3000m超級の雪山です。さらに冬の2000m地点でのテン泊も初めてであり何かと不安ではありますが、やり遂げれば得るものも多いハズ!

何かをつかんで帰りたいものです。

初日は移動。

博多から長野の伊那市までJR。さらにバスを乗り継いで今日の宿である仙流荘に到着。

この仙流荘はとても良い宿でして従業員の方も親切で、ゆっくりとさせてもらえました。


さて次の日は標高約2000mの幕営地・北沢峠へと駒を進めます。

登山口になる戸台駐車場までは仙流荘の方が車で送ってくれて助かりました。

まずは長ーい河原歩き。


甲斐駒を観ながら3時間歩きます。


その後樹林帯へ入り八丁坂の急登が始まります。

ここからも約3時間。

登りになると、さすがにテント泊の重荷がこたえます。


そしてやっと着いた北沢峠。

しんどかった…。

遠征前は歩荷訓練もしておくべきでした。


マイホーム設営。冬用の外張りを手に入れました。シュラフも厳冬期用を購入。痛い出費ですがこれでどこでも泊まれます。

2日目はここまで。


そして3日目。いよいよ山頂アタック!


快晴。仙丈が見えますが、まずは甲斐駒です。

一度樹林帯に入り高度を上げてゆくとやがて仙水峠に出ます。


ここからは摩利支天と目指す甲斐駒が見え気分も高揚。

さらに駒津峰に向かい尾根を登っていくとどんどん展望が開けます。


鳳凰山が見えてきました。


甲斐駒も近づき


北岳も見えてきました。

この辺りは時折猛烈な突風が吹き、怖かったです。

暖冬で雪が少ないのでアイゼンとピッケルで踏ん張れないところが多く、あきらめて下山する人もいました。

風の止んだすきを突きながらさらに高度を上げます。


鳳凰山の向こうに富士山が現れました。

そしてようやく駒津峰に到着。

烈風でたびたび足を止められたので思ったより時間がかかりました。

そして烈風の駒津峰より見えるのは…


甲斐駒ヶ岳の全容!

ピラミダルですな!


鋸岳も見えます。

さあ、いよいよ頂上を目指します。

直登コースで登りますが


雪が少なくアイゼンを効かすことができないところがほとんどで苦労します。


どんどん大きくなる甲斐駒


つかれたら、この絶景を観て士気を高めます。


仙丈もよく見えました。


さらに岩稜をよじって…


ついに甲斐駒ケ岳登頂!

このころには風もかなり治まってきており、ゆっくりと山頂からの景色を楽しめました。


鳳凰山と富士


北岳


遠くには八ヶ岳も。1年前あそこにいたのですな。 今年は雪すくないですなあ。


そして明日登る仙丈ヶ岳。バックには中央アルプス。夏に訪れたのを思い出します。

頂上を満喫して下山開始。

下山は巻道で降りました。


雪崩の危険性があるといわれる巻道ですが、雪ないです。

絶景を観おさめながら下りました。





無事北沢峠まで帰り着き一安心。

雪が少ないのは残念でしたが、天気も良く、神々しい甲斐駒のお姿も拝めて満足であります。


仙丈ケ岳編につづく。













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