疲れがMAX
ときどき
ガクンと意識を失うように
寝ている
隣で夫の
いつもにも増したイビキ
彼も疲れている
ハードな日々の
後遺症
これから
ひとりぼっちの姪を
支えて
死後の
煩雑な片付けを
すすめていく。
ときどき
ガクンと意識を失うように
寝ている
隣で夫の
いつもにも増したイビキ
彼も疲れている
ハードな日々の
後遺症
これから
ひとりぼっちの姪を
支えて
死後の
煩雑な片付けを
すすめていく。
通夜、告別式を無事終えて
姉の家に帰りつきました。
葬祭屋さんが、
自宅の仏壇の前に、仏事用の
簡易祭壇を作ってくれました。
姉の可愛がっていた
老猫が、私を姉と間違えて
すり寄ってきて、しばらくまとわりついていましたが、
祭壇が出来て、遺影や、お骨が、おかれると
急に、うずくまり、
目を閉じ、お参りしているようでした。
姉が、亡くなったのを
悟ったのだとわかりました。
それから、ずっと、
祭壇の前を動かなくなりました。
いじらしいことです。
もう、19歳だそうです。
姉の異変に気づき、
寄り添っていたのも
このねこでした。
この、ひと月の間、ずっと
回復を待ち続けてきたんだと
思いました。
「永い言い訳」
西川 美和 作
文春文庫 刊
一晩で読了。
スキーバス事故で、二組の家族が妻(母)を失った
そこから、物語が始まる。
屈折した夫婦関係、もうとっくに愛は冷めていた一組の夫婦。
幸せな子ども二人をふくむ4人家族
その触れ合いの中で、死んだ人の存在が大きく浮かび上がる。
『死は、残された者たちの人生に影をさしこませる。
その死のありようが痛ましければ痛ましいほど、人々は
深く傷つき、自らを責め、生きる意欲を奪われ、その苦しみは
また別の死の呼び水にもなりうる。』
深い、物語。
けれど、日常的に起きている物語・・・・
閉塞感ばかりで
幸せ感がない
日本は、何かおかしいんじゃないかとおもう
政治のせいだと思う
老後の不安、今を生きる不安ばかりがつのる
生きていく目標や
安心感が無くって
これって
個人の問題ではなく
国の施策が大きくかかわっている
今、不安でたまらない。
生きている喜び
ささやかな幸せ
つましくても暖かいくらし
からどんどん遠のいていく